標準的報酬内容(2)
報酬に関する考え方
<ご参考>
技術士が業務を行ったときに受ける報酬については、技術士法第56条において「技術士の業務に対する報酬は、公正かつ妥当なものでなければならない。」と定められています。
その額については各技術士が自由に定め、依頼者との合意によって決定しています。ただし平成20年度までは(公益社団法人)日本技術士会が報酬規定を設定しており、これを目安にして、多くの事例で対価を設定していました。
現在、公正取引の観点から、士業全般において報酬は原則自由設定であります。しかし、仕事をご依頼される方にとっては、価格が明示されないことはあまりにも不親切だと思いますし、技術士業務に対しての十分な予備知識のない人が少なくとも依頼者側にもいらっしゃる以上、技術士へ業務を依頼することが躊躇される恐れもあります。
そこで、旧来の規定準拠の当事務所業務の報酬規定をガイドラインとして記載いたします。ある程度この価格をベースに加減しますので、ご検討にお使いください。
- 日きめの場合の1日あたりの報酬額
(典拠:国土交通省の設計業務において示される「理事・技師長」相当業務レベル): ¥143,000 - 定額積算方式(継続的に指導を行う事例)による1日(実働7時間)あたりの直接人件費:¥68,100(参考 ¥9,730/1時間)
- 技術鑑定に関わる業務の法廷などへの出廷料:
上記定額積算方式による報酬額に加え出廷1回につき ¥100,000 - 技術鑑定に関わる法廷等出廷の際の提出用文書料:
上記定額積算方式による報酬額・出廷料に加え、A4用紙20ページ程度の文章1件につき ¥50,000 (20ページ以上は文書料金を割り増します。) - 技術に対する訪問相談・指導料:
1回¥50000~90,000 (短時間の場合¥25,000/1時間とし、いずれか安価な方とする) なお旅費交通費は別途申し受けます。 - 当事務所ないしは所定の場所(横浜市中区基準)での単発技術相談:
60分あたり¥10,000(+消費税)
なおこれについての簡易報告書(A4 1枚程度)は¥10,000で申し受けます。(原則は後日メールにて送信・捺印書面はご相談ください)
特急料金
業務内容の難易度、また至急な案件、時間に余裕がある案件、依頼元の事情など個々の内容によって、上記価格に対して0.8~2程度の係数をかけることがあります。ご相談により決定いたします。
なお、この報酬水準は比較的標準的なもののようです。
日本技術士会では、業務依頼者に技術士報酬の概要を示すために、独立して業務を営む技術士にアンケート調査を行ったものを発表しています。
- http://www.engineer.or.jp/cmtee/katsuyou/hoshu-H25.pdf
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