ドルヲタが 今日も買いこむ くらげうに
下の句(七・七)のお題を用意し、気の利いた上の句(五・七・五)を考えて技巧を競うものを前句付けという、ラジオなどでも募集している。柄井川柳は、江戸時代中期の前句付けの点者(本職は名主で今ならビル・不動産管理業みたいなものである)で、この前句付けから発展した文芸を創案し川柳という名を後世に残した。当初年刊誌として刊行され始めた『誹風柳多留』が有名である。
これに 「侍が 来ては買ってく 高楊枝」 というのがある。 高楊枝とは食後に楊枝を使うことである。平時の侍は概して貧乏なのにやせ我慢をし、それでも値段の高い楊枝を購入する変なプライドを「高」の一文字に掛け合わせている。
それを知っていた私は、下の話を聞いてまさにこれだなと。
ドルヲタが 今日も買いこむ くらげうに
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かつて、HKTのおでかけ(#88 2014年10月23日)という番組を録画し、翌日見ていたら、MC2人がおいしいご飯に合う食べ物としてこんなものを並べていた。 指原さんのセレクトは反則ですがね・・・・
後藤さん 4:ちりめん山椒 3:うにくらげ 2:明太子 1:(安っぽい)ロースハム(注:プレスハムですね)
指原さん 3:目玉焼き 同率3:スパム 2:納豆 1:餃子
うにくらげ(くらげうにともいう)・・・・と聞いてはっとした。そういえば関西から離れて30年、食べたことがないのである。回るお寿司屋さんでも関東は、何気に普通のウニを扱っている。瓶入りの赤い粒うには高級食材として見たことがあるのだが、デパートでもないところが多いぐらいである。
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