温泉噴出
やい、F○ASH!
食堂にあった雑誌に「春の乳頭温泉」という記事が見えた。
乳頭温泉ですか。(http://www.nyuto-onsenkyo.com/)
そうですなあ。最近北東北行ってないなー。秋田新幹線になってから田沢湖線のってないしなあ。(その昔はディーゼルカーや特急電車で通った)そのうち体調がよくなったら考えたいなーと思いながら覗いた。
ただ、その実、単純に有名AV系アイドルの入浴時のヌードグラビア袋とじであった。確かに風呂場のシーンはあるのだが、秋田の名湯と関係なさそう。なんだかなあ。
まあ、よく考えると乳頭温泉というものは実はなく、乳頭温泉郷という形になっている。
● 鶴の湯温泉
● 大釜温泉
● 妙乃湯温泉
● 蟹場温泉
● 孫六温泉
● 黒湯温泉
● 一本松温泉 (温泉場跡地で今は脱衣所もない完全な野湯なのだそうな)
そもそも乳頭が温泉を想起するのは、裸ということもあろし、噴出するというwイメージもあるからだろうが、従前、F○ASH誌は以前、乳湯温泉という袋とじシリーズを出したこともあるんだそうで、きわどいと思っていた節はある。しかし、「乳頭温泉郷」はあるし、乳頭温泉郷という名前が入る休暇村はあるのだが、「乳頭温泉」という温泉名や宿ははないわけだ。きわどいとはいえ、確かにぎりぎり法規的な問題発生の可能性を逃げているわけである。(なおこの記事も正確には接写!春の乳頭温泉である。)
大体、乳頭といえば私たちの年代だと「乳頭の色は?」でおなじみの笑福亭鶴光もいる。
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もう35年ほど前であるが、福島県の沼尻温泉にフィールドワーク(リゾートでない用事)でいったことがある。
今は山すそのスキー場近くにこじんまりとある温泉だが、江戸時代に開湯した当時は上流の源泉に近い場所に宿があった。1900年の安達太良山大噴火、その後の硫黄鉱山(沼尻鉱山)の開発により精錬の際発生する亜硫酸ガスがくるなどしたこともあり、パイプにて下流に温泉を引き現在の温泉宿が形成された。さらに下に中ノ沢温泉があるがここは同じ源泉を引いている。ちなみに湧出量が毎分13,400リットルで、酸性度はPH2.1あるのだが、その源泉が山のほうにある。ここはその昔の鉱山跡で、安達太良山の火口でもあるわけだ。
なお後に沼尻鉱山も閉山し、私が行ったころは荒れ放題の状況(建物こそ撤去されてはいたがトロッコや鉱山用の索道・住宅、敷地跡はかなり残っていた)だったのだが、後に新設のゴルフ場・従来からあったスキー場の拡張用地として活用している。そして亜硫酸ガスの影響による木の少ない山は、結果的にスキー場・ゴルフ場の緑地として再活用されていることにもなる。
当時は「沼の平ルート」を進んでゆくと鉱山跡の廃屋や、湯の華の搬出用の索道、そして湯の花積み出し用の木枠の箱はあった。しかしここは源泉を引いている配管保守用の経路だったのだが、がけに張りだした木道だし、土質が悪くすぐ崩れそうな場所である。そのあとに小屋が見えてくるのだがこれが浴槽のある無人の湯小屋があった。(2000年ごろの記載では建物の崩壊が始まっていたようである)。今はこのルートは途中の路面が一部崩落している上に、亜硫酸ガスの噴出危険もあり一般の人は一応通れないことになっているようである。
ほかに、今は「船明神ルート」があり、安全上からを通ることを余儀なくされるが、勾配がきつく遠回りであるということである。この当時はもともと入山することが少なく、このようなルートは確立されていなかった。(後に駐車場や展望場が整備された昭和58年ころの整備と思う)また、今は野湯として好事家や登山家が入浴しているようである。
例:
http://dtm-rt.o.oo7.jp/3.dtm/3.roten/12.numajiri-kawahara/numajiri-mine.html
http://dtm-rt.o.oo7.jp/3.dtm/3.roten/12.numajiri-kawahara/numajiri.html
崩れかけた湯小屋が写っているものがある。この当時から搬出用の索道は合った。ただ近年、湯の花を採取していた会社(当地にあった鉱山会社・鉄道会社の資産を継承)が廃業し、スキー場・ゴルフ場は他社の管理になっているという話もあり、今はどうなっているのかはちょっと分からない。
後年(2003年ごろなのだが)今は廃刊となったある18禁雑誌(法律にはOKである)を見ていたらw、この崩壊した湯小屋のの温泉を導いている浴槽でいわゆる「本番行為」をし、写真修正をしている写真があった。ご丁寧にキャプションには「○尻温泉」と書いてある。(なお利尻島の温泉は平成8年に掘り当てたものでして・・・)
まだこのころのエロ業界はやったもん勝ちというところを正当化する、CSRなどの叱責から見放されたwところがあった。たとえば、1997年のアダルトビデオ作品では、実際に不倫関係にあった平野勝之監督と林由美香が東京から北海道まで野宿し(セックスしながら)自転車旅行した記録をもとにしたものがあり、死後、『由美香』 として再編集されたぐらいである。写真だからそこまで神経質になるものではないだろうが。登山まで行ってなにやっとるんだと一瞬思った。とはいえ、いまはリゾート地の近所である。ありえなくもないのかなあ・・・・ちょっと複雑である。
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