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これ案外問題をはらんでいる

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「AKBに一流品はいないが…」 麻生副総理がAKBで「日本の底力」を指摘  2014.7.22 17:54    産経新聞
 「AKBにはひとりでは一級品はいないが、まとまったら一番いい」-。
 麻生太郎副総理兼財務相は22日の横浜市内での講演で、AKB48を引き合いに日本人が結束して取り組んだときの強さを指摘、ものづくりによる経済再生、地方の活性化に生かすべきだとの考えを強調した。
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 麻生氏は「日本を象徴するおしん、なでしこ、AKB48。この3つの共通点はひとりで一流品はいないことだ」と“指摘”。そのうえで、AKBについて「(海外の芸能人のほうが)プロポーションもいい、歌もいい、顔もきれい。プロに聞いたらみんな言う。しかし、せーのでまとまったら必ずAKBだ」と述べた。一致結束したユニットとして人気を誇るAKBに日本の底力を見たようで、「日本人は体格的には劣位でも、まとまって行動したときは間違いなく強い」とも語り、ものづくりを中心とした景気回復や雇用の創出で経済再生や地方活性化を実現していくべきとの考えを強調した。
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まあ、たしかにそういう意味合いはあるかもしれないな。グループでの活動がきわめて多いというのは、海外から見ても異様に映るものらしい。これに対してはパッケージ化という形の売り方が、売り側にも買い側にもリスクが少なく、一定の理解を得ているといことと、出口側がある人はそういう扱いにするということで、成果主義を取り込んでいるという側面があるようだ。

特に米国の文化圏では、芸能人はそのパーソナリティーを評価する結果、売れない人と売れる人の階層的な所得差は極めて高い。日本でも本質的には変わらないが、パッケージ化された売り方をすることで下積みの折に食えないということで、破たんする人は少ないともいえる。(その分、グループを卒業してからは苦労するのだが)
そしてそのロールモデルであった宝塚歌劇団では今度は、任意退団した一定のキャリアを踏んだ人が、バラエティーや他の芸能業界に軸足を変える人が結構増えだしている。今や、宝塚歌劇団のモー娘。AKB化ともいえる現象も指摘できる。
AKBの存在はむしろ、一部地域のタクシーと同じく、供給過剰を更に促したというところに逆に問題を発生させたのが問題ではないかと思う。かくてこうなる。
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「AKBは作物泥棒!」矢吹春奈、グラドル界の惨状を赤裸々告白  2014年7月26日 14:00 (サイゾー)
 グラビアアイドルの矢吹春奈(29)が、24日深夜に放送された関西ローカル番組『メッセンジャー&なるみの大阪ワイドショー』(毎日放送)に出演し、グラドル業界の惨状を赤裸々に訴えた。
 矢吹といえば、かつては「完売クイーン」と呼ばれ、彼女のグラビアが掲載された雑誌は必ず売り切れるという伝説があった。その彼女も近年はグラビア仕事が激減。07年を最後に写真集のリリースも途絶えているが(阿部真里名義では2011年)、その原因はAKBにあるという。
 番組では「AKBに負けたグラドルの現実を暴露」をテーマに、矢吹がAKB48のグラビア進出がいかにグラドルを苦しめているかを熱弁。かつて男性誌はグラドルの独壇場で彼女たちはバラエティにも引っ張りだこだったが、2010年にAKB48が16枚目のシングル「ポニーテールとシュシュ」のジャケットやPVで水着姿を披露し、一躍ブレイクすると状況が一変した。
 以降、AKBグループが雑誌の表紙やグラビアを独占。グラドルたちにとっては、2010年を境にした激変がリーマンショックならぬ「AKBショック」となった。売上面を見ても、2013年度の写真集売上ランキングはAKBグループが上位を席巻。年間トップ10からグラドルの写真集は完全に姿を消している。
 元AKB48の川崎希(26)がゲスト出演していたこともあり、惨状を訴えていた矢吹は「(AKBは)グラビアの畑を荒らしまわっている」「私たちからすると作物泥棒なんです!」とヒートアップ。特に矢吹は09年に海外留学し、その一年後に帰国・復帰したらAKBの独壇場に一変してしまっていたために衝撃が大きかったようだ。
 そのショックは仕事の予算にも影響し、番組では矢吹のケースを紹介。グラドル全盛期には「ロケでハワイに年8回」で他にも海外ロケが多数あったという矢吹だが、現在は「撮影場所は都内のホテルで現地集合・現地解散」に。さらに、かつては「水着は30着から選び放題」だったのが今は「他のグラドルと水着のアンダーを使いまわし」になり、ギャラも「ベンツのBクラスが買えるくらい(推定200~400万円)」という高額から「原付バイク1台が買えるくらい(推定10万円前後)」にまで転落してしまったという。
 恨みをこめてAKBを激しく糾弾した矢吹だが、元AKBの川崎は「資本主義でAKBが出ると売れるんだから仕方ないんですよ」とバッサリ。かつての「完売クイーン」も形無しのようだった。
 矢吹によると、グラビアだけでは十分な収入が得られなくなったグラドルたちは副業に走らざるを得なくなり、キャバクラで働いている者もいるという。また「マンゴー乳」として人気だった青島あきな(現・大田明奈=27)はDJ活動を始め、「おっぱい番長」と称された相澤仁美(31)はネイルの資格を取得するなど、有名グラドルですら「AKBショック」の影響で生活ぶりが大きく変わってしまったようだ。
 さらに「アラサーグラドル女子会」と題した企画も放送され、橋本マナミ(29)、小林恵美(31)、森下悠里(29)の3人が厳しい状況を吐露。3人とも一時代を築いた人気グラドルだが、現在は「月収3万円の時もある」という惨状で、小林に至っては「今年1度も水着になってない」と告白。3人はアラサーグラドルの悲哀を漂わせながら「撮影内容が過激化してAVと大差なくなっている」「暴露話をしないとテレビに出られない」「かといって○○さんに誘われたと暴露すると売名行為と批判される」「バラエティーに出ると枕営業を疑われる」といった悩みを語り合っていた。
 現状の不満をぶちまけた矢吹らグラドルに対し、パネリストのメッセンジャー・黒田(44)は「失言していいですか」と前置きした上でAKBとグラビアアイドルの違いを分析。黒田は「AKBはあくまで恋愛禁止、グラビアアイドルは枕営業のにおいがする」と発言し、その色気が女性層のねたみの対象になりやすいと指摘。それに比べてAKBは女性ファンも多いため、グラビアやバラエティで起用されやすいのではないかと語った。
 放送では、ひたすら愚痴をこぼすだけでグラドルの惨状が際立つ結果となってしまった。だが現在も「ロリ巨乳」として業界人気ナンバーワンの座に君臨する篠崎愛(22)や、「尻職人」としてSNS上の自画撮りが話題になった倉持由香(22)ら、AKBの天下に反旗を翻して奮闘している有望なグラドルたちはいる。果たして、グラドルたちがAKBからグラビア誌面を奪い返す日は来るのだろうか。
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かといって、矢吹春奈は口がたつし、芸の引き出しが多く、あるいみ義を有する発言がおおい。そこまで売れていない人ではないのだが、この説に対しては「作物泥棒」という認識よりも「過当競争」というところがある気もするため、言いがかりに近い気もする。また、篠崎愛・倉持由香に関してはローコスト(倉持由香は最近まで学生だった気もする)で企画力もあるコストパフォーマンスもいいというところで評価されているような気がする。(言いたいことはわかるが、矢吹春奈は海外に留学してからかなりとげのある言いかたをするキャラになったとも思う)
しかしそれ以上に問題なのは

一致結束したユニットとして人気を誇るAKBに日本の底力を見たようで、「日本人は体格的には劣位でも、まとまって行動したときは間違いなく強い」

という議論である。ある意味、一人の人物が製品化をはかることによって成功を収める、アプリケーションプログラムのような商流構築は日本では成り立ちえないと、彼は逆説的に示唆しているともいえるのである。
実は、副総理の意図は(かれが企業経営をやっていたこともあるからだろうが)特定の人に収入を集中させるような手法では経済が良くならないという意図であると思われ、類似発言が地元福岡県の事例を引いてたびたび言われている。ある意味私はこの思考は日本人の特性には合っている産業振興であるとも言えるが、革新性のある新規事業構築をけん引する人材に対し、日本という国はでは優遇しないともいえる側面もあるわけで、なかなか悩ましいと思うのである。

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