« 話し合えばなんでもなるのかなあ | トップページ | 栄光ある滅却 »

日本の深遠な歴史(おい)

私は、胃腸が弱いというので困っているのだが、神経性のものと、おなかを冷やすというのとそのときによって発生する問題が種々ある。そこで、使い分けをしている。
ブログランキング・にほんブログ村へ

(1)食べたものの消化が悪い場合:百草丸陀羅尼助を主に用いる。 (2)空腹時に胃酸が出過ぎる(朝、胃が痛かったりする):漢方胃腸薬(こっちのほうが私にはあっているが、ないことも多くそのときはこちら) (3)腹が差し込む:正露丸(間に合わないときはこちらだが、ロートエキスはあまり私は体質にあわないようである)
まさにこれでは、動く救急箱である。 ------------------------------------------

ところで胃弱の人には穏やかな効き目で喜ばれ、慢性に胃弱の人(愛用者の例:これ)には人気がある百草丸であるが、オウバクエキスまたはオウバクを主成分とした伝統的な胃腸薬は全国各地にある。陀羅尼助はこれの奈良県吉野地区のバージョンである。修験者が伝えたというものであり、山岳信仰のバックボーンがあるという薬といえよう。

よく似た薬はそういうわけで時々見かけるようなのだが、たまたま奈良県にある胃薬(急な差込などに対応する)薬舗である、三光丸という薬の処方も似ていることに気がついた。
株式会社三光丸は奈良県御所市今住にある製薬会社で吉野の陀羅尼助の生産地からそこまで離れていない。主力製品は和漢の胃腸薬「三光丸」である。三光丸は創業鎌倉時代末と伝わり、当主の米田(こめだ)家は、鎌倉時代中期から戦国時代末に現在の御所市・橿原市・高市郡に勢力を伸ばした豪族越智氏の庶流が、帰農しかつ家伝の薬の製造を業としていたという。そして江戸後期に配置薬として全国に販路を広げた。今でも富山と並んで奈良県南部は主要な配置薬(置き薬)が地場産業となっている。確かに成分・分量は異なれどもきわめて類似しているといっていいし形態も、小粒の丸薬を多数飲むというのまで似ている。(ただ、薬包紙に包む形態が特殊であった。五角形の薬包紙を実用新案登録したらしい。これは2006年に普通のパッケージになったが、その際外装意匠が引き継がれている。)
この奈良県御所市今住は川を挟んで奈良県高市郡高取町に近い(事実、最寄の駅はJR和歌山線掖上駅とともに高取町の市尾駅なのだが、そう考えるとこの地域の人で米田さんという人を数人知っている。(そして、そのうちの一人は、私の名前は「コメダ」であって「ヨネダ」ではないですと何時も言っていた記憶もある。いまは某大学の先生だがまだこの自己紹介をやってるのだろうか)
なぜか、三光丸の広告が何時も近鉄モ430形(初代)の車内広告にたくさん張ってあった。この近鉄モ430形は被合併会社引継ぎの経緯と、優美な装飾を施した柱頭部などの豪奢な造りの木製内装を維持することもあったのか、広告掲示枠が他の近鉄在来の車と異なっているということもあるのだろう。TVCMや、相撲の懸賞幕(相撲中継のときにでてますねえ)というのがある。ちなみに極めて近いところには(以前は乗り入れで)入るのだが、最寄り駅には至らない。
最近のはこれである。

------------------------------------
さて、普通のHPとこの三光丸のHPには歴史を見間違う決定的な差異がある。
よくHPの由来と版権を示すのにこういう記載がありますよね。
   Copyright (C) 2013 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.
   ©2013 NIFTY Corporation
   Copyright (C) 1999-2013 mixi, Inc. All rights reserved.
現在のHPの更新時期を示すと言う意味でこのような記載をするものである。1999-2013と書いてあるのなら、このHPは1999年に初版ができたということである。(mixi自体は1997年に別事業でHPをやっているから会社の創業とはリンクしないし、ソーシャル・ネットワーキング サービス『mixi』の運営開始は2003年からだからこれともあわない。1999年というのは法人の改組とかでしょうかねえ)
   Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.株式会社サイバーエージェント
   (c) Mitsubishi Motors Corporation. All rights reserved.
のように、時期を書かないならそれはそれでひとつの答えなのである。ところが三光丸のHPには・・・・
   Copyright © Since 1319 Sankogan All Rights Reserved
これ!。HPの権利は1319年(鎌倉時代後期、元応年間)からある様な記載で、これでは三光丸という名前になる前からになっているという、すごいことに気がついたのである確かに伝統は大切であるが、これはいかがなものか。ほほえましいだけにちょっと驚いてしまった。  

この会社は伝統を重んじるとともに自社の古い建物を公開している。(http://sankogan.co.jp/kusuri-museum/)いった人に聞くと、中学生ぐらいの子供だと非常に喜ばれる・面白いそうなので一度見てみるといいのではと思う。

|

« 話し合えばなんでもなるのかなあ | トップページ | 栄光ある滅却 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/57426802

この記事へのトラックバック一覧です: 日本の深遠な歴史(おい):

« 話し合えばなんでもなるのかなあ | トップページ | 栄光ある滅却 »