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ドア全開

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朝のラッシュ時、ドア閉まらず全開で運行 京葉線  2013.4.10 11:03 産経新聞
 10日午前8時半ごろ、千葉県船橋市にあるJR京葉線の西船橋駅に停車した府中本町駅発東京駅行の普通電車(8両編成)のドア戸袋に、乗客のリュックサックのひもが引き込まれ、閉めることができなくなった。JR東日本は開いたままのドアを布で覆い、乗客が近寄らないように社員1人を配置して発車。東京駅で折り返し、西船橋まで運行した。
 同車両はその後、点検のため車庫に入った。JR東によると、このトラブルの影響で上下2本が最大18分の遅れ、通勤客ら約2千人に影響があった。
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西船橋駅で電車ドア故障→閉まらず幕で応急処置 開けっ放しで走る珍しい光景が話題に
その様子をインドの列車になぞらえる人まで発生。
 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1304/10/news123.html  [ITmedia]
 「武蔵野線ドア壊れて、開いたまま走って怖いんだけど( ;´Д`)」――。
 4月10日の午前9時ごろ、JR西船橋駅(千葉県船橋市)で電車のドアの1つが故障した。開放したまま閉まらないドアには、応急処置として簡易的な仕切りが設けられ、電車は運転再開。その珍しい光景は居合わせた人たちによってYouTubeやTwitterに投稿され、ネットで話題になっている。

 JR東日本によると故障した原因は、ドアの戸袋に客のリュックサックのひもが巻き込まれてしまったため。対策として、ドア枠の両側の手すりに蛇腹状のついたて(黄色い幕のようなもの)を固定し、電車に乗り込んだスタッフの監視のもと、ドアは開けた状態で発車した。そのまま武蔵野線の同駅と東京駅のあいだを1往復したという。
 ついたてとドア枠には上下に大きな隙間があり、立った乗客の顔や足元が外から丸見えの状態。Twitterには「外の音かダイレクトにきこえる」など乗客の声が投稿され、それらを集約したNAVERまとめも17万View以上と話題になった。ドアが開いたまま運行するのは珍しい光景だが、同社ではドアが閉まらない場合に備えた訓練を日ごろから行なっており、現場でもスムーズに対策が取られたようだ。
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まあ、間違えてドアを開けるということは時々ある。(直近の例:2013年4月6日午後6時45分頃、大和高田市のJR和歌山線高田駅に停車中の和歌山発王寺行き普通電車(2両 ワンマン)で、運転士がボタン操作を誤りホームと反対側の扉8か所すべてが数秒間開き、運転士がすぐに気付いて閉めた。乗客約60人にけがはなく、ダイヤ乱れもなかった。)
だから、ドアのわきにたつのは危険であるというが、電車が動いている最中にドアを開けるということはドアエンジンが空気圧作動であることが多い状況では、生じないようにしていると聞く。この武蔵野線の場合も停車時に故障の要因が生じたということであるから、まあ想定の範囲には収まっているようだ。

ただし、私自身もこういう光景を従来何回か見ている。だから、故障のときにどう対応するかという訓練がされていたり専用のツール(上に書いてあるような蛇腹状のついたて)が用意してあるのは当然と思う。
(1)かなり昔(1970年代)、山陽電鉄線に家族と乗っていた(どこにいったのかは思い出せない)のだが、普通電車から阪神大石行き特急電車に乗り換えようと電鉄須磨駅で待っているとやってきた電車がすでにドアが開いていて、ドアの左右に麻ロープでバツの形で紐が渡されていて、其の脇に鉄道会社の職員が2人張っていて、
「すんません。ドアが故障してるんで前後のドアからのってくださーい」
といってお客をさばいている。更に其の乗り換えるべき4両編成の電車は、(JRに客を奪われた現在では想像が付かないのだが)超満員である。これはちょっと・・・となってしまい、私たちは元の電車に戻ってしまった。
(2)ほぼ同じころだと思うんだが、踏み切りで隣接する駅から発車する電車を待っていたのだが、動き出した電車は満員で、ひどいことに、ドアが閉まりきらず背広のおっさんの体が半分挟まって、背中が出たたまま駅から出て行く・・・・。そしてこれに気が付いた駅員が車掌に声をかけて、電車が止まるというのもあった。これはもう廃車直前の車ということだったのだろうが、戸閉めの確認回路がなかったのではなかろうか。
(3)このほかに、東海道線でも一度経験している。ちなみにこのときはすいていたからか当該車両の客を他の車両に回し、社員を配して監視し、国府津駅で車両を交換させた。

そう考えると、昭和末年ごろでもドアが手動の普通列車用客車は平気であったし、今考えれば事故こそ生じて当然のようなものも平気であった。
事実、作曲家・箏曲家の宮城道雄(目が不自由であった)は公演の道中刈谷駅付近で夜行急行列車「銀河」の昇降ドアから外へ出て列車の外に転落し死亡した(目が不自由であり寝ぼけてトイレのドアと乗降口を間違えた推測もあったが、結局警察は自殺としている)。いまなら、いろいろと問題になるこういうことはすでに日常で生じると認識していたのであろう。
(そう考えると電車でも手動ドアの車は上田交通など1986年まであったですね。ディーゼルカー改造のクハに乗っていたら、走行中かけがねが外れてドアが開いたときは怖かった。)

そう考えると、まあ安全ということを考えれば今ならありえないと、通勤客が騒ぐのはわかる。だが、ある意味社員などの人を配して一応のリスクヘッジをしているのに対しても、「怖い」という言葉になるということが興味を引く。完全な安全を人々が求めるというより、完全な安全が前提で社会が回っており、欠点を許さないという融通性が少なくなってきた結果でる、「怖い」という着想に、大方の人の視点が収斂してるんだなあと思うのである。

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