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妄想「力」自慢(2/2)

(承前)
さて、想像力が足りないと言うのは訓練の場面がすくないということのかもしれない。これは理科教育を中学校でやるとき、技術者・教育者がショックをうけることでもある。
ただそこまでも行かない範囲の連想や類型の探索と言うような場面で、子供たちに接して感じる人も多い。もしかしたら妄想という、論理的でない頭の使い方でさえ不得意な人が増えているのではないかと思う。
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8月の末。

疲れてへろへろの状態で電車に乗っていた私は車内に「ゼクシィ」というリクルート社発行の結婚式などの情報誌の今月号の広告がぶら下がっているのを発見した。まあ見ているとえっという表現が。二度見をし、京浜東北線の電車内で憚ることなく大笑いしてしまった。
Zekusi
まあ、婚姻届がおまけについている(これは今までも良くやっているらしい)と言うのは(用紙は役場であるのだが)ひとつの手法としていいだろう。問題は「妄想用婚姻届」がついてくる!のである。下書きなのか?とおもったが、良く見るとこれは婚姻が成り立っているかと言うものの確認に用いるチェックリストのようである。うわうわわー。なんか結婚したいーという意欲「まんまん」より「がつがつ」とさえ思っちまう(失礼)。
Photo_2
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今ならもれなく「妄 想 用」婚姻届が付いてきまーす♪ ゼクシィの迷走ぶりが神すぎると話題に 2012年8月28日 08:00 (Pouch)
リクルートが発行している結婚情報誌「ゼクシィ」。分厚い本誌の重さはおよそ4キロと、嫁入り前のか弱い女子がお家に持ち帰るとなると相当の試練を強いられることとなります。人生ってこんなにも重いのね……と思わず壮大なところへトリップしちゃいそう。
本誌に関しては以前Pouchでも付録に「婚姻届」が付いてくることをご紹介しましたが、現在発売中の10月号はさらにスゴイものが付いてくるとネットを中心に話題なっております。
それが、なんと「妄想用 婚姻届」なるもの!!! 妄 想!? わーっとうとう、禁断の世界に入っちゃいますか!
で、どんなものかと思いまして実際に購入してみました。
▲妄想用婚姻届
婚姻届を出したことがない記者でもわかる。妄想もなにも、婚姻届とは名ばかりのシートであります。
そこにある項目とは、たとえば「相手の呼び名(妻、奥さん、嫁、家内、ハニー:チェック式)」「互いの呼び名」「理想の献立」「休日のふたりの時間・過ごし方」「家事の分担」などなど。
なかでも結婚のケの字もやってこない独身記者を苛立たせたのは、「夫が帰宅したとき(ごはんにする? お風呂にする? それとも……:チェック式)」という、おのろけたっぷりな項目。「それとも……」の「……」空白がまたイライラするーう!
さらに記者にめまいを起こさせた項目が、「毎日のキスの有無・数(無、有)」。「有」の欄には、「出勤時、帰宅時、就寝時、他/ 計1日○回」という、もうそんなん細かいこと考えんでもいいやん! と、恋人いない独身者であれば発狂必至の選択肢が並んでいるのでした。結婚の予定がない独身者の方はくれぐれも見ないようにご注意を。
▲妄想用婚姻届の書き方など
もちろん本物の婚姻届も付いております。ひたすら妄想しまくった後は、正規版をご利用くださいませ。
それにしても普通に生活しているだけではモノが重すぎて頭にくることってあんまりないと思いますが、ゼクシィを買って家路に帰るとき、その重さがなんだか無性に腹が立ってきました。結婚が目前の方にとっては、幸せの重みなんだと思います。
-----------------------------------終了
けど考えると「妄想用」とおちゃらけてはいるものの、まじめにつくったのかなあと感じるところもある。妄想と言うよりは問題点をちゃんとわかって(ないしは問題点を吹っ飛ばすほどの勢いをもって)ということになる。其の場合妄想というよりも洞察力というほうが本当は全うと思う。
妄想は、非合理的かつ訂正不能な思いこみのこと。妄想を持った本人には病識がない場合が多い。日常的な会話ではいかがわしい考えや空想を表し、必ずしも病的な意味合いを含むわけではなく軽い意味で使われている。このため、たとえば妄想力という意味で、AVのレーベルに『妄想族』というそのものがある。疾病にかかわるクラスだと妄想の内容や程度は個人差が大きい。軽度で生活に支障をほとんど来さないものから重大な支障を来すようなものまで様々である。(このような病的な妄想でもし上記の紙を書いたら・・・これはこれで社会的問題になりうる)
しかし、もし病識があるというクラスで思い巡らすというのが出来れば、有る意味過去と繋がらない独創的視点を得ることになる。だいたい、ブレインストーミングと言われる会議手法(集団思考、集団発想法、課題抽出手法)の名称自体が頭の中を嵐が駆け巡るという一種の錯乱状態を意味する。
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いじめる子に想像力を持ってもらうといっても一番固定観念が強い、想像力を持っているとしてもそれを否定することが アイデンティティー なる生きる意味になっているという人には、その設定自体が理解されないため反省の過程を与えることが出来ない。それなら、脈絡がない過程条件で考えを膨らまさせることによる逆説的なアイデンティティーの立脚内容の疑いを想起する機会を設けると言うことに、妄想力と言う形でブレインストーミングというのももしかしたら効果があるのではとおもうことがある。もとより完全は期待できないのを前提としてそこまで考えさせるような場面に擬似的においこむというのもありかもと思っている。こういう頭の使いかたはすべての人の生き様になんらかかかわるはずだが、しかし依然として妄想は悪者とされているのである。

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