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ばらし放題の車一杯

京都府八幡市に通称『ポンコツ街道』と呼ばれている事故車の買取、自動車解体、リサイクルを専門にした町工場が建ち並んでいる場所がある。口の悪いのはもぎ取り屋などという。一般でも自動車部品を安く購入することも可能で、交通の便も良く関西一円のカーマニア、改造マニアにはよく知られている場所でもある。
もぎとり屋さんは欧米のようにDIYの盛んなところでは、郊外の広いところで遣ってる事例はあるが、日本ではむしろ中古部品は専門の人がばらして部品コードつけて流通させるほうが多くなっているんだとかで、業者自体は国内でもあるとはいえ、集積地になっているのは日本では数少ない。
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国道一号線(京阪国道)の脇(すこし路地を入る)に敷地に並べてある(昔は積んでいたがいまはさすがに)山のような廃車を自分でバラして店と値段を交渉するという場所。近所には大型スーパーやDIYショップができている。値段は交渉次第であるが、最近はヤフオクに参加している業者もいる。それ以上にバスの便がよくなりいまや住宅地の中にある状態である。

自動車が今以上に故障し、又メカニズムもそこまで複雑なものでない時代、自家用車の部品はある程度の腕があれば自分で交換し治せたものであるが、そもそもそう自動車の所有者がなかった時代である。小学校のときの先生にいたっては、車がなければ通勤できない距離なのだが車が買える給料もなく(短大卒2年目だとそうかもね)、実家の「●●製茶所」と大きく書いたトラックのうち其の日あいているのを乗っていた。(日によってダットサントラック・マツダのオート三輪・軽自動車とばらばら)其のうちお茶の納入業者と間違われたという話も聞いている。其の程度であるから車を持つのはそれなりの理由のある人であり、ないしはそれなりのスキルのある人である。
我が家の周りにも車を持つ人がいたが、一人はクラウンに乗っている開業医さん(往診に使う)、日野コンテッサ1300を乗っている開業歯科医(2家族で1台)というぐらいであとはトラックばかり。
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小さいころである。
日曜日、友達の家で遊んでいたら、そこのお父さんが車の部品を手にいれるため、車で子供たちを乗せて出かけるといってくれた。近所に自動車工場があるのでそこ勤務だというならわかるが、メーカーも違うし、そもそも仕事で車を使うというための車でない(税務署勤務)から趣味だろう。クラウンを出してきた。
今から考えれば当時の『ポンコツ街道』の自動車解体・リサイクル業者では車を野積みに重ねておいており、もし崩れたらえらいことになるともいえる場所。しかも、エンジンオイルが路上に漏れてベトベトになっていたりというある意味危険な場所である。そこでお父さんは同型の車を見つけると値段交渉をしながらいきなり、工具を抱えて廃車の上に乗り出した。すしてドライバーで部品をはずし始めた(グリルだと思う)ともかくやすい交換部品が手に入り喜んで帰ってきて、私はそのままそのお父さんの車で家まで送ってもらった。
もっとも、危険だからかそのほかの理由があったのかは知らないが、帰ってから親にいったら「えらいところにいったわねえ」といささかあきれていた。自動車を持っていなかった当家では、其の存在を知ってはいても、バス便もそうないこともありいくことが当時は想定できなかったようである。(その後このあたりは住宅地として発展していくことになる)ただ、そういう場所がないというのも、機械いじりを面白く思わない人が増加している一因かも知れぬ。
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最近の写真には京都市電1800型(1820号)が混ざっているものがある。もちろん保存目的であり、塗りなおしもやってるようである。(参考http://api.photozou.jp/photo/show/1811096/113372143

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