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酸棗仁湯 №103

15年も続く番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジ)を見ることは今まであまりないんだが、それは時間的に余裕がないからで、そんなに私は悪い印象はない。別に駅の待合室や食堂でついていても喜んでみている。
高視聴率番組として知られているが、反面「子供に見せたくない番組」(低俗番組)としても知られている。但し、これに関しては、メインのナインティナイン岡村が、「食べ物やファッションに好き嫌いがあるように、これからもめちゃイケがTVを見る全ての人から愛されることはきっと永遠にありません。」などという形で、どっちかといえば信念をもって製作しているとさえいえる。
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ナインティナイン岡村さんは、たびたび放送倫理・番組向上機構に寄せられる意見に対して、批判したこともある。苦情によって打ち切りになった企画もあり、逆に放送倫理・番組向上機構による『最近のテレビ・バラエティー番組に関する意見』の苦情に対応すべく、苦情を受けたシチュエーションに改めて岡村が挑み、安全な笑いというものを「シミュレーション」した。(といっても「プロフェッショナル 仕事の流儀」のパロディとしている。)そしてその「シミュレーション」が成り立たないものであることも含めてネタにしている。

岡村は番組内でスタッフや共演者に対して頻繁に「萎縮しないようにね」と言っていたが、これを受けて他の番組でも出演者が言及した記憶もある。これはある意味決死の覚悟で番組を作る職人肌の姿勢を見る気概を見せた。しかし、この約半年後岡村さん自身が心神耗弱状態となったか無期限休養状態(2010/7/17日~11/27放送分は一時降板)に陥るという事態が起こる。この企画の視点は驚きとなりNHKなどでも追従する事例も出ていたりするのだが、其の分完璧主義者の岡村にとって、一連の対応には相当なストレスになったという説もある。
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2011/8/20の放送は、先に眠った人が勝ち抜けとなる企画であった。前回(6年前)はよゐこ濱口が圧倒的な強さ(寝つきのよさ)で優勝したが、今回は前回メンバーとしていなかった三中元克がいびき(肥満体でもあり無意識)で圧倒して決勝は岡村と2人で早く寝付くのを争うことに。
ところがよく考えると、ここまで予選で4回寝つきのよさを競っていたわけで、そうそう寝付けるものでは普通はない。その上三中はいびきがこれまたすごい。

そこで、岡村は持参したツムラ酸棗仁湯エキス顆粒(医療用)(No103)(なまえまで出てくる)をとりだし「漢方でしたらいいんですよね」とスタッフに許可をもらって飲み始める・・・。まあたしかに西洋医学の睡眠薬・鎮静薬でないからいいのかもしれないが、これを見たとき私には、
「それ反則すれすれじゃん」というのと
「それ、テレビでだしたらまた文句来ないの」
という驚きがでた。一応漢方であっても「薬」には違いないわけである。またこういうのを彼は処方されていたということではあるわけで、上記の疾病による休業を私も思い出すのである。
参考:http://dehabo1000.cocolog-nifty.com/holder/2010/12/post-48fa.html

酸棗仁湯はツムラ以外の他社でもあり、寝つきをよくする機能を持つらしい。体力があまりなく、繊細な人に向く処方といわれ、心身がつかれ弱って眠れないものに用いる中国漢時代の処方という。
酸棗仁湯の構成生薬は、下記の5種類である。
* 酸棗仁(サンソウニン)サネブトナツメの種子を乾燥したもの。鎮静,催眠作用。
* 知母( チモ)ユリ科ハナスゲの根茎。鎮静,催眠作用。
* 茯苓(ブクリョウ)
* 川芎(センキュウ) セリ科
* 甘草(カンゾウ)
比較的おだやかな効きかたをし、習慣性(依存)など副作用の心配は少ない。しかし、食欲不振、胃部不快感、悪心、腹痛、下痢等、胃腸の弱っている人は慎重に用いるほか、甘草を含む他の漢方薬との併用は、「偽アルドステロン症」の副作用、(血清カリウム値や血圧値の変化)に注意するべきという。ちなみに私もこの手の疾病に苦しんだことがあるが、そのとき通院始めた状態では既にこの薬が効くく状態ではなかった。
もちろん、このあたりは岡村さんが前述の疾病で終日寝ていたという伏線がある(だいたいこの撮影では、其のときの病院での寝巻きを持ち込んで使っていることを前段で説明している(おい))。が、ゲームにおいて「薬」を使うというのは文句が出そうだ。(文句が出にくい配慮はしているのだが)
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「食べ物やファッションに好き嫌いがあるように、これからもめちゃイケがTVを見る全ての人から愛されることはきっと永遠にありません。」といい、批判を恐れ萎縮する態度を常に批判している彼。薬の紹介と其のシーンはは確信犯でありかつ身を削っているのかな。本当にこの人は天寿を全うできるのかと、ちょっと複雑な気になった。

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