« 廃線(2/2) | トップページ | 思い込むのも洒落の内で収めたい »

CMソングですなあ

スーパーで買い物をしていたら、「鍋物のだし」の棚から音楽が繰り返し流れていた。世界最古のコマーシャルソングといわれる「フニクリ・フニクラ」(Funiculì funiculà)の替え歌である。
ブログランキング・にほんブログ村へ
1880年、ナポリのヴェズーヴィオ山頂までの登山鉄道(実態は10人のりのエレベータみたいなリフトらしい)の運営会社(世界最初の旅行代理業者、トーマス・クック旅行会社だそうな。世界最初の旅行代理店でもある)が宣伝曲を作ったもの。ところがあんまりはやったもので、作曲家シュトラウスはイタリア民謡であると勘違いし、1886年に作曲した交響的幻想曲『イタリアから』 にこのメロディーを取り込んでしまった。なお、登山電車は第二次世界大戦中の1944年に噴火によって破壊されてしまった。(現在のは1990年代にできたもの)

もともとCMソングであって、成り立ちかつ民謡と誤解されているのは「ちゃっきり節」(静岡県民謡とされているようだが、、北原白秋作詞、町田嘉章作曲の歌曲となる後の

狐ヶ崎ヤングランド
のコマーシャルソングとして、静岡電気鉄道(現在の静岡鉄道)によって1927年に制作されたもの。)と同じである。

----------------------------
高校のとき、音楽の試験が「フニクリ・フニクラ」を原語で歌うというものであった。講師が大学の声楽の先生であった経緯もあるのだが、一応出題の前に日本語訳を学習するというのだ。ただし直訳とべつにきた日本語訳は出自が明らかにCMであった。
http://www.asahi-net.or.jp/~kx8y-hgmt/midi/hunikuri.htm
その歌詞の刷り物をみて見ると、
登山電車が出来たので
誰でも登れる
・・・
行こう行こう火の山へ  
行こう行こう火の山へ
って言う歌詞。・・・

・・・私はこれを見て最初「ドレミファ噴水パレス」のTVCMと同じではないかと大笑いしたが、これ、そうずれたことでもないようだ。
そもそも、「ドレミファ噴水パレス」は山腹にあり、須磨浦ロープウェイとカーレーターと言うリフトに乗っていく。後者はいまや世界唯一の山の斜面をベルトコンベアを使って人と搬送器を運ぶ登山用交通機関である。

これを紹介する公園のHPではもう開き直っていて、なんだかなあである。
カーレーターはロープウェイ山上駅と回転展望閣を結んで、昭和41年3月に開通いたしました。その姿も当時のままで、「乗り心地の悪さ」が評判です。「いもむし」に乗った感じをお楽しみください。
なお、振動がありますので、体調の優れないお客さま、また、妊婦の方は平行してあるハイキングコースをご利用ください。

この「ドレミファ噴水パレス」にいくのは須磨浦公園駅(山陽電鉄)からこの登山用リフトまがいを使うので、その意味では似ている。(なお須磨浦公園は盛業中であるが、ドレミファ噴水パレスはもうなくなってしまった。しかも、大阪梅田から、須磨浦公園への阪神電車の特急がまあ頻繁にあるのだが、なんと今や須磨浦公園駅は無人駅である。)そしていまや、「フニクリ・フニクラ」を公園のオーナーである山陽電鉄はTVCMに使っているらしい。また、今になれば多少経営上関連のある北大阪急行でも接近予告用に使っているという。


-----------------------------------
しかし登山電車と鍋物のだし、どこの共通点があるんだろうか。

|

« 廃線(2/2) | トップページ | 思い込むのも洒落の内で収めたい »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/50777640

この記事へのトラックバック一覧です: CMソングですなあ:

« 廃線(2/2) | トップページ | 思い込むのも洒落の内で収めたい »