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しぶとい

そういえばTVで見たことのある本である。基本芸人さんのエッセーであるから、芸能人本ということで軽く読んでもいいのだが、意外としんみりくるものがあった。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E5%89%8D%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%86%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B-~%E3%83%97%E3%83%AD%E4%B8%80%E7%99%BA%E5%B1%8B%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B650%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87~-%E6%9C%89%E5%90%89-%E5%BC%98%E8%A1%8C/dp/457530221X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1282915545&sr=1-1
お前なんかもう死んでいる ~プロ一発屋に学ぶ50の法則  有吉 弘行 (著)
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こういう章立てである。
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第1章 「栄光からの転落」4の法則:現金で4千万円って「お金」って実感がないんです
第2章 「どん底生活」11の法則:このままでいるより自殺したほうが楽なんじゃないかな
第3章 「地獄で発見」11の法則:俺も試しに炊き出し喰ってみといたほうがいいかな
第4章 「プロ一発屋」9の法則:アイドルみたいなお笑い能力の低い奴らの中で面白いって言われたい
第5章 「現代人へ贈る」15の法則:お前なんかもう死んでいる

法則をあげているがこれ自体を記憶したり暗証したりしてもまったく意味がなかろう。しかし、まったく同じことを考えていたものもある。(たとえば、預金が100万円を切るときわめて不安になりネガティブなイメージになる)あえてこれ以上は書かないが、この実感はやったものしかわからない。。
芸人としての筆者を思い出して読むと、これは想定外である。そして彼の行動は(自己肯定の側面が混ざっていることは注意しなければならないが)かなり冷静な目でじぶんを客観視しており、観察眼の鋭さを感じる。そしてそれを磨いたのは、仕事が激減しひきこもっていた7年間という間というのも。
なお、この本は内容はともかく、編集が文章を書いている。まとめ方のうまさは感じる。
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ただし、勝間さんの本を愛読している人にとっては、この下に向かって安心する思い切りネガティブなイメージはたまらないだろう。けど上向きな彼女は問題を認識して解決していくために、夫婦生活などを成り立たせることをある意味犠牲にしたという大いなる割り切りをしている。
有吉さんもそのベクトルが違うから一見違うのではあるが、ネガティブではあるけれども最低線のラインを割り切らないというところを、意外と堅実に抑えている。つまり勝間さんの一連の著作をインバースすることでこの有吉さんの意見になることを考えるといい。
ただしこの2人のいるプラットホームは同じ・・・そう「お金」にかかわる心理であろう。

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