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An international tendency of the ”Internationale”(2/3)

(承前)
編曲って楽しい。イメージが固定しているものを、触ると結構面白いものができることがある。
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この歌は国別にかなり使われ方が異なり、労働歌に使う国、国家的なセレモニーに用いることもあろうし、社会活動として使う場合もあるようだ。というわけで・・・

このように画一的イメージを持つととんでもないことになる。この曲に関する思い込みが「インターナショナル環境では」違うようだ。
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その上、 日本の革命歌は、世界各国と比べ労働歌、反戦歌と混在して認識されることが多い。そうなると労働歌の系譜があるロック、更には関西フォークという京大西部講堂の世界にくっつくこともある。たとえば曲はともかく、反戦的な思想が画像に混ざっているのもある。歌詞を見るとどちらかというと好戦的なんだがね。(これ三里塚とか大学紛争と渾然としてしまっているようだ。)

ところで、社会主義インターナショナルという、社会民主主義や民主社会主義を掲げる中道左派政党の国際組織がロンドンにあり、イギリス労働党・ドイツ社会民主党・日本社会民主党・フランス社会党など、世界各国の政党が参加をしている。現在、議長は全ギリシャ社会主義運動党首(ギリシャ首相)、複数人の副議長のひとりに日本の福島瑞穂がそれぞれ就いている。そのため民主社会党系はこっちを正とする。となるとアメリカにしては村山氏は当初は「とんでもない」という錯覚を与える人だったのだろう。

反対に、共産党系は社会主義インターナショナルに入っていない。そのように「インターナショナル」と一線を引いている場合だとこういうように民衆の愛唱歌?に変える場合もある(ちなみに下記は神戸市の赤旗祭りという催事の画像で、このあと志井和夫委員長が演説したという。共産党系の催事ではこの歌をつかうようだ。)

すなわちSoul Flower Mononoke SummitによるLevelers Ching Dong(レヴェラーズ・チンドン)というCDに入っているもの。このバンドは反戦志向で辺野古の一件でも活動している。

完全にダンスミュージックになっている(ちんどんやVerですな)。ただ、このような活動は関西フォーク系のアレンジとしては、既存権力を茶化すという形でごく自然である。(参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E8%A5%BF%E9%83%A8%E8%AC%9B%E5%A0%82)革命は元の歌詞どおりなら戦闘も辞さないのが本来ではと思うが、革命の定義が市民レベルでは他国とは違うのか、反戦歌への移行が見られるのは本邦の特徴である。
更には、このバージョンにあっては、思い切り過去の枠を歌詞でもはずし(戦いの歌でなく宴の歌にして)その結果、最後の「嗚呼、Internationale、われらがもの」で思い切り直っているところが逆に、いいたいことを明確にしているというところを評価していいと考える。一般的に式典以外の「インターナショナル」の使いかたは、今から「革命」を達成するという意図をどこかに秘めているのだが、このこのバージョンは「戦いに勝った後の勝利の宴」という形になってると見える。こういう発想は青森のねぶたの通説に近い。(いわく、弘前は「出陣」で、青森は「凱旋」であるというため曲調が違う。むしろ青森のほうがおとなしい。もっとも、これは近代の祭りのイメージではあるが。)
またカーニバルにつかうというならこちらですな。つまりこの思想性は結構類似している事例があるということだ。

更に思想性を失っていくと環境音楽になる。画像はそうでないし、実は微妙に歌詞の発音が変なのだが、南洋統治の折に赴き、階級闘争をやったような世界になる。(爆笑)

ここまで行くと老革命家にはついていけないだろうな。けど、もし南洋諸島に階級闘争が成立したらこのよな素朴なことはあってもおかしくはない。それは上の各国のアレンジでも、分かるであろう。(続く)

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