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諸刃の剣

中国への投資は「諸刃の剣」、結局は技術力を吸い取られるだけ―米紙  2009年9月18日(金)5時17分配信 Record China
13日、米紙は「中国の自動車は“高速ギア”に切り替わった」と題した記事で、欧米企業との提携で技術力をつけた中国の自動車産業はわずか20年で飛躍的な発展を遂げたと報じた。
2009年9月13日、米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは「中国の自動車は“高速ギア”に切り替わった」と題した記事で、欧米企業との提携で技術力をつけた中国の自動車産業はわずか20年で飛躍的な発展を遂げたと報じた。15日付で環球時報が伝えた。
海外の自動車メーカーが中国進出を果たすには必ず中国メーカーと提携関係を結ばなければならない。つまり市場への参入の交換条件として未来の競争相手の成長を手助けするという大きな代償を払わされる。英市場調査企業TNSの北アジア地区自動車主管のバウワー氏によれば、海外メーカーにとって中国への投資は「諸刃の剣」だ。
今回の世界的な経済危機は中国メーカーの発展を加速させた。海外メーカーがこぞって成長著しい中国市場に救いを求めたためだ。その一方で、中国メーカーは驚くほどの安値で海外ブランドとその技術を懐に収め、勢力を拡大している。記事は、最終的には中国ブランドの自動車が先進国に大量に輸出されるようになる日が来る、と指摘した。(翻訳・編集/NN)
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ブーメラン効果というのですかね。
先進工業国が持つ生産技術などを、市場の拡大や他市場への参入などの目的で発展途上国に移転することがある。生産技術が確立されると生産が拡大され、やがてもともと技術を持っていた先進工業国への輸出が増大して、自国製品と競合する。低賃金といった発展途上国の利点を生かしてシェアを伸ばし、もともと技術を持っていた企業などから見れば「市場を脅かす存在」となってしまう。近年でも多数の例があり、日本では家電製品や繊維製品などで顕著であった。
もっとも、欧米企業との提携でも技術力をつけられないというのが、大半の新興国の悩みであることは知っておくべきである。
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違う見方をすると、これらの行動は一人がどんなにがんばっても、人をそばにつけ、社会における(技術的・資本的な)継承というものがなければ、「社会資本主義における日本的色合いが強い企業体」にはならないという側面もあろう。
「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに食うは徳川」
なんて言葉がある。よく聞く解釈は、家康が美味しい所取りをしたことを皮肉っているというもの。ただし違う読みもあるのだろう。
 改革や革新的な事を完璧に成し遂げるには、1人、または1段階では決して出来ないという事だ。
 1人目は、他人に気を使ったりせず独断的な人。1人目は、改革したことでいっぱいいっぱいで余力はない。
 2人目は、1人目が作った状況で、不備を改善し全体に配慮した姿に調整する気遣いのできる人。
 3人目はその状況が安定して運営できるよう定着させる仕組みを考えられる人。
 会社で改革を行うなら、第1段階が終わったら移動を実施して第2段階を行うセンスのある人材に刷新し、そしてまた移動を行い第3段階を完了するというのが合理的な手順なのだろうと思う。勿論、政治においても同様なのだろう。
技術の熟成から製品化に対しても同じロードマップがある。
突端研究>研究開発>開発設計>設計製造>製造販売>販売保守なんていうのであるが、大体この工程をひとりの技術者だけが付いていく状態では、製品化はできたとて売れる製品にはならないといわれる。
突端研究・研究開発においては、独断的な人で時に独断的人でなければ成り立たない側面もあるが、こういうのを知っていると営業の場面で妥協することは、人格否定に近くなることもあるぐらいできつい。
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かように分担をする場面は国際的な製品開発でも、着想・研究は欧州、製品開発・検査技術は日本韓国、製造・販売が東アジアのいうような分化がおきていくのだろうし、それが宿命なのかもしれないねえ。

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コメント

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

>突端研究>研究開発>開発設計>設計製造>製造販売>販売保守なんていうのである
中国企業はこのロードマップの方向が全く逆なのではないかと思うことがあります。

まず商売から始める>自分で作って売ったほうが儲かるのではと考える>とりあえず外見を似せた模倣品を作る>外見だけでなく中身も模倣するため設計製造に力を入れる>儲かって有名企業になると自社で研究開発を始める(でも技術者は外から連れてくる)

こんな感じでしょうか。中国には困ったものだと思う反面、技術シーズではなくまずマーケットニーズを見てビジネスを始める中国流を少し日本企業も見習ったほうが良いようにも思います。

投稿: kunihiko_ouchi | 2010年1月 5日 (火曜日) 09時18分

>中国企業はこのロードマップの方向が全く逆なのではないかと思うことがあります。

実は企画商品と言われるアイデア先行型の製品だとこの形はありえます。むかし「王様のアイデア」というお店がありましたがあれなんかはそうですね。また、現在有名になっている日本企業にもこのパターンの会社は実はいくつかはあります。
ただし、このような製品構成では品質による市場選別が激しい場合や購買層の保守性が強い場合は、成功例が生じません。まずマーケットニーズスタートは欧米企業の日本戦略にもあったのですが、ことごとく退却を求められてるのもまた事実で、逆にそれを反面教師にして日本企業はしないということもあるようです。

投稿: デハボ1000 | 2010年1月 5日 (火曜日) 23時41分

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