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肉体労働系

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肉体労働系のバイトは面白い 日常生活にも役立つ 2009年8月16日(日)21時24分配信 アメーバニュース
 肉体労働系のバイトは確かに結構おもろいというエントリーが「はてな匿名ダイアリー」に寄せられている。
 筆者は元ニートの女性。脱ニートのために荷物の配送センターで積み替えのバイトをしたところ、肉体労働の面白さに気が付いたという。荷物の詰め方はパズルのようで頭を使うし、荷物を持ち上げるために荷物に対する重心の感覚を覚えた。
 モノを持つ技術は普段の生活でも役立つという。仕事がないなら肉体労働でもやればいいと言う人がいるが、肉体労働者の技術はすぐに真似できるようなものではないのだ。ただ、気が付かない間に疲労がたまるようで、体をちゃんと管理できているガテン系のおじさん、おばさんを筆者は尊敬している。
 この意見にネットでは「肉体系の労働って、結構ノウハウが必要だし、技術免許も色々ある。ただバカな経営者に使われると禄でもない契約条件で働かされることになるのが困るよね」と賛同するコメントが寄せられた。
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大きな差異である点を間違えているところがある。「肉体労働系のバイトは確かに結構おもろい」というのと、「肉体労働は確かに結構おもろい」のとはちがうのですが、其のところをちゃんと理解すれば、価値ある人生を送れるとはおもう。
これらは日本の工業化を支えてきた仕事だが、生活水準が向上したころから、「3K」(きつい・汚い・危険)職種と名指しされたのも事実。『きつい』というのは、肉体的負担および精神的負担があるが、そこが混在しているところがあるようだ。
<肉体的負担>:重量物の運搬では機械運転を主としても、補助的な作業として最終的に人力に頼らざるを得ないので激しく体を動かす必要がある。運搬する物が運搬に適している設計をするとは限らない。(普通は考慮するが、機械搬入前提だったり、設置後建屋を立てる前提だったりする)時に設計計画や施工計画の不具合を彼らが背負うような場合も有る。また物理的に劣悪な環境で作業する必要もある。
<精神的負担>:設計計画や施工計画の不具合を彼らが背負うような場合になると、精神的な負担が大きいこともある。勤務時間や休日が天候で不規則な場合も多いと、今の社会的な環境では生活しにくいことが精神的な負担が大きいこともある。一定以上の教育を受け「誰にでもできる仕事」なら、ルーチンワークの連続になりえるため、モチベーションの維持がやっかいである。 反対に「誰にでもできる仕事」でない専門職の場合はその職能習得までが非常に長いこともあり過程がルーチンワークの連続になりえるため、これはこれでモチベーションの維持がやっかいである。また工場の流れ作業など変化に乏しい環境で長時間の緊張を強いられる仕事では、精神的な負担を伴うことがある。
『汚い』のは体に対することである。業務や納期の必要上回避できないこともあり、戸外、衛生的でない職場、機械油や塵埃の多い場所で勤務すれば、汚れが避けられないし、汗まみれになる・臭うなどを伴う。
生命に関わるような事故(労働災害)に遭う『危険』が存在する。内容によっては有害物質・転落や中毒・爆発・火災・高熱という危険性のある作業が伴う行為が求められ、労働災害や職業病の問題が発生する職種もある。

だが、地味だが社会に不可欠な職種では、深刻な労働力不足も発生した他、労災や職業病の問題に関して、保護する方策をとる企業が増えた。その後労働力不足が解消され、一方ホワイトカラーは労働力の供給過剰で解雇がおこるようになり、労働力の供給適正化で高賃金を保証しても人員確保に走る必要がなくなった。
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そうなると、確かに一定以上の教育を受け「誰にでもできる仕事」なら、ルーチンワークの連続になる場合、モチベーションの維持のために結構やっかいな体力が必要である。だから、この「肉体労働系のバイトは確かに結構おもろい」という視点は、ちゃんと価値のある仕事をするのなら、体を動かすことで得る業務内容の存在と所謂頭脳労働という業務に対して対価の差をつけるのが意味がないという認識につながると考える。
私たちはついぞ、肉体労働系の職業を軽んじていないか。胸に手を当てて考えたい。

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コメント

全身スラッジやヘドロまみれになる究極の3K職場で仕事をした事があります。
人間は、電気火花を出さず石油類の可燃物を使わない動力源という扱いでした。
ライン仕事はした事がありませんが、私が携わった仕事の範囲では、頭を使って工夫するかしないかで結果が大きく違っていました。結果が目に見えてすぐ分かるのが面白かったですね。日雇いのおじさんを含めて作業員の半分ぐらいは、あれこれ考えながら仕事をしていました。
肉体労働のよさは、「本日終了」という時点ですっきり区切れる事でした。
ただ、肉体的にも賃金の面でもこの仕事をいくつまで続けれるのだろうかという不安は常に付きまとっていました。
そのころは筋肉質の引き締まった体をしていたのですが、今は見る影もない。トホホ。

投稿: SUBAL | 2010年1月31日 (日曜日) 09時58分

>頭を使って工夫するかしないか
バイトに対しては概して作業の工夫に対する裁量権が与えられていないことがあるようでしたね。在る程度権限があったり、バイトから契約社員に代わる人はこのあたりに差があるのかもしれません。たしかに、
>頭を使って工夫するかしないかで結果が大きく違って
というのは熟練した方を見ているとよくわかります。

投稿: デハボ1000 | 2010年1月31日 (日曜日) 10時25分

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