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キーボードよお静かに

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パソコンのキーボードは静かに打ってほしい  (Excite Bit コネタ - 10月07日 10:12)
たまにいる、キーボードをうつのがやたらうるさい人。
仕事場で、学校で、家の中で、もうちょっと静かにやって! って叫びたくなるほど、カタカタッと強く激しく。何か追い詰められてるようにも、イライラしてるようにも聞こえるから、周りにいると気分は良くない。それと同時に、そんな強く打ち続けたらキーボードが壊れちゃうよ! って心配にもなる。あるとき突然、キーが利かなくなったり、取れちゃったりしないもんなのかと。
実際、キーボードって強く打っても平気なんだろうか? キーボードの耐久試験(打鍵試験)を行っている、株式会社コウデンに話を伺った。
「メーカーやキーボードの構造によってまちまちですが、1つのキーに100グラムから300グラムぐらいの加重をかけて、試験を行っています。人間が実際に使うときオンする(キーを打つ)加重は数十グラムですから、ある程度強く打っても耐えられるように作られてあります」
そっか、キーボードはそうそう壊れるもんじゃないもんなぁ。
-------------------------中断
あちゃあ。
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じつは、私がまさに「キーボードをうつのがやたらうるさい人」です。
これは一つは、ピアノをやっていたので、こういう打つ仕事は苦にならないものだというのもあります。
キーボードにはこのような差があるようですね。

メカニカルスイッチ式:キーの数だけ独立したキースイッチユニットがある。カチカチという音自体はスイッチ内に内蔵された音を出す為の機構によるもので、音のしないメカニカルスイッチも多い。スイッチがボタンの戻ろうとする力を吸収し、長時間のタイピングでも疲れにくい。また入力の確実性やキータッチを好むユーザから見直され、製造コストがかかるものの最近復活の兆しがある。
メンブレンスイッチ式: 2枚の接点シートの間に穴のあいた絶縁シートを挟み、キーを押すと接点が触れ合う仕組み。材質的に耐久性に限界があるものの、メンブレンとラバードームを使用したキーボードは安価に製造できる。指先に反発の力がダイレクトに戻り、長期間のタイピングには向かず、安価なものでは腱鞘炎になる危険性が指摘される。
静電容量無接点式:静電容量の変化でキー入力を検知する。高価だが業務用としてのニーズもあり、金融機関や証券業界で使われている。
確かに今はメンブレンスイッチ式かストロークの小さいパンタグラフ式(シザース機構とか)が主流なのですが、(参考:http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/small_switch/b-1-8-2.htm)ノートパソコンのキーは疲れるんですよね。2時間が限界ですな。
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企業に勤めていたとき、同僚から、「デスクPCのキーボードの音何とかならんか」といわれた。こういういい方をする部下にも面白くないのだが、まあ、100人いる事務所で会議をするのも声が響いて問題ということを言い出す人がいたため、ネット会議に切り替えるという状態の事務所であったので、離れた実験室(防音室)にあるネット環境にあるPCを使って、データ整理などしぶしぶしていた。但しさすがにこれは他の人からも問題だと彼は言われたらしく、しばらくして、彼はどこからか営繕予算を前倒しで手配して、今あるキーボードを引き上げるから新しいキーボードを使ってくださいといってきた。
そこで、私のデスクPCにはメンブレンスイッチ式の外接キーボードをつけることになったのであるが、今度は激しい肩こりに悩まされた。当時にしてみればメンブレンスイッチ式としても、そこそこ高価のものを選定したらしい(後ほど知った)のだが、連続作業には私には向かなかったのである。今でも連続作業のときはキーボードを代えるのもねええ。

さて、機械にはスイッチがつき物である。以前は既製品のスイッチを使っていたのですが、機能の特殊化でそういうわけに行かなくなることも多くなりました。そこで、新たに独自のスイッチ機構を作った設計者が居り、その耐久装置(空気駆動)をなぜか私が作ったことがあります。同じような問題はあるらしくて。
----------------------再開
この耐久試験、あるメーカーでは1つのキーにつき、200グラムの加重で500万回打っている。かなりの回数だから、24時間高速で打ち続けても1か月かかっちゃうほどだ。ちなみに高速で打つから、実際の指よりも衝撃は強いんだとか。
「耐久試験でキーを打つ機械は、指でキーを打つスピードとは桁違いの速さなので、瞬間的な衝撃加重は指の何倍、何十倍だと思います。機械は、指に近づけたシリコンゴムで打ってますが、やはり人間が実際に使うのとは違いがあります。1000分の何秒のレベルですが、衝撃は瞬間的に2キロくらいかかってるかもしれませんね」
あと、常にカタカタうるさい人じゃなくても、決定のエンターキーだけ、タン! って強く打つ人もいる。エンターキーに限らず、耐久試験では、キーによって打つ強さを変えてたりするんだろうか?
「たぶんそれはないです。もともと強めに試験しているので、どのキーも区別なくテストしていて問題ないかと思います」
確かに、普通の人より数倍の強さで試験してれば、わざわざ強さを変える必要はないか。
静かな中でカタカタ響く、キーボードの音。荒い鼻息や、貧乏ゆすりみたいに、本人はそのうるささに気付いてないか、気にしてないことが多い。それがその人のリズムだったりもする。ただ、周りにとっては結構迷惑なので……思い当たるフシがある人は、一度自分の音に気をつけてみてください。キーボードは壊れないようにできているけど、周りの人の神経が壊れかねないので。
(イチカワ)
-----------------------終了
確かに、普通の人より数倍の強さで試験してれば、わざわざ強さを変える必要はないか・・とうのは雑な考え方ですねええ。
衝撃荷重ならざっくり10倍という側面もあるし(但し荷重を与える時間は短いが)この場合はいくらでも想定する問題はありそうですね。だから瞬間的な衝撃加重は指の何倍、何十倍というのは有る意味理にかなっています。こういうのを評価するのもいい仕事とは思っています。
で、この原稿を書いているとき、キーボードのキーの下のプラスティックが割れてしまいました。やはり私の動作力は極めて強いのか、500万回以上やってるのか・・・・

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コメント

こんばんは。
私も会社のパソコンのキーボードのエンターキーを2回破壊してしまった前科があります(汗)
オリベッティ社のキーボードが良い、と知人がかつて言っていたことを思い出しました。タイプライターを作っていたメーカーなので、とてもタイプしやすいのだとか。私はそこまでこだわりませんが、やはりパソコン選びの際はキーボードのタッチは重要視します。

投稿: kunihiko_ouchi | 2009年12月30日 (水曜日) 20時15分

>オリベッティ社のキーボードが良い

静電容量無接点式の東プレのはいいとは聞きますが、なかなかねえ・・・
私もオリベッティのを店頭で探したのですが。

投稿: デハボ1000 | 2009年12月31日 (木曜日) 10時26分

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