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本に埋もれる生活とて

静岡は東海地震の心がけがある地域ですが、それでも完璧ということにはなかなかいかないようです。リスク管理に完璧を求めるのは概念としては当然ですが、それでも再現試験をすることが事実上不可能なことを考えると、できることできなかったことを判断する複眼的な考えを持ちたいものです。
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負傷者、4都県110人に=余震続く、警戒呼び掛け-駿河湾震源の地震・気象庁  8月11日16時21分配信 時事通信
 駿河湾を震源とし静岡県で震度6弱を観測した地震で、負傷者数は11日夜までに、総務省消防庁のまとめで、同県103人、愛知県3人、神奈川県3人、東京都1人の計110人に達した。気象庁によると、体に感じる震度1以上の余震は午後7時までに、震度3が1回など計15回発生。同庁は大きな余震が起きる可能性もあるとして、引き続き警戒するよう呼び掛けた。
 総務省消防庁によると、重傷を負ったのは静岡県焼津市、裾野市、牧之原市と名古屋市の43歳~75歳の女性計4人で、いずれも骨折。
 静岡県では、牧之原市で987棟、菊川市で618棟など住宅計3340棟が一部損壊した。静岡市と掛川市、菊川市で計3件の火災が起きたが、鎮火した。避難勧告が出たり、自主避難したりした住民はいない。(後略)
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「こんな大きな地震が…」=商品散乱、停電も-漫画3000冊、次々床に・静岡市(2009/08/11-10:57)時事通信
 「怖かった」「こんな大きな地震が来るとは」-。震度5強の揺れに見舞われた静岡市では、建物が大きく揺れ、屋内では物が散乱。市民らは一様に驚きと不安を口にした。(中略)駿河区のインターネットカフェでは棚から漫画本が次々落下。約3000冊が店内の床を埋めた。客約40人にけがはなかったが、同店は店内アナウンスで帰宅を促した。
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地震で崩れる?大量の本に埋まり女性死亡  2009年8月11日(火)16時49分配信 読売新聞
 11日午前9時50分頃、静岡市駿河区南町のマンションで、女性会社員(43)が大量の本にうずもれて死亡しているのを、119番通報で駆けつけた消防署員らが見つけた。
 県警は11日の地震で本が崩れ、女性が死亡した可能性もあるとみて解剖して詳しく調べる。
 発表によると、母親が、連絡が取れないことから通報した。女性はあおむけで死んでいた。本は部屋の床に積み上げるなどしてあったという。女性は10日午後6時頃、勤め先を退社していた。
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合掌

たいへんなことになりました。被害にあわれた方には心中お察しいたします。私は地震直前に起きていたので、ゆれたときたまたまいすに座っていたのですが、・・・怖かったあ・・・・。
それにしても・・・大量の本に埋まり死亡・・・あらあ。
棚から本が崩れたのか、どっちが直接的原因かわからないですが、別報によると、天井まで本が平に積みあがっていたらしいです。大量の書籍や約30冊の本を収納したプラスチック製ケースに埋もれ、布団の上であおむけに倒れた状態で発見されたという。整理がつかなかったのか。けど本の多いご家庭や文献を管理している人には他人事ではないはずです。
解剖の結果、死因は胸腹部の圧迫による窒息死で、地震で崩れた書籍が胸や腹を圧迫し、窒息したという結論。けど本の多いご家庭や文献を管理している人には他人事ではないはずです。図書館や古本屋さんで本を探すのを趣味にしてる人、私の周りにも多いです。そんなことを危惧して本屋さんにいかないとなると羹に懲りて膾を吹く行動になるのがつらいですが。

企業で永年保管書類などをしまいこむ倉庫があります。それ専用に倉庫会社の倉庫を借りていたりすることもあるそうですが、私の勤務していた企業では、元鋳物工場の建屋を使っていました。レンガの頑丈な建物でして、火気厳禁でしたが・・・・それでも荷重に耐えかねられなくて棚が落ちるなどがあって其のたびに補修をしていたと聞いています。このように、引越しやさんに言わせると本と言うのは一番重いものとみなせるそうで、ある意味厄介者なんだとか。しってるひとの家が本でゆがんだと言う話もあって(結果的にラーメン構造の建物だったのだが、床が垂下してしまい建替えを余儀なくされた)私もほんの管理は困りました。換気のいい地下室を用意するとか、倉庫を借りるとか、スペース確保もそれなりに課題で、本好きの人は結構工夫しているようです。他方、あっさり本を売り、本はすべて図書館で借りるというのもあるかもしれません(こういう人も回りにいます)が、元々図書館でまずおかない専門書をメインとする場合ではこういう芸当はできないです。

不謹慎を覚悟でいいますと、本が好きな人は「本の中に埋もれて死にたい」なんて冗談を言うことがあります。ただこれがリアルになってしまうとまったく話になりません。考えると今の私の寝床の真横に本箱があると言うことは、地震のときなどを考えると、本箱が壊れる以前に本が頭を直撃するということから、そもそも危険行為なんだと気がつきました。こういうのを労働安全のほうでは「災害ポテンシャル」といいますが、顕在的な問題に潜在問題が顕在化したのが加わったと言うのがまあ前向けの発言でしょうね。

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