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出会いの場(2/3)

(承前)
「複数の出会い系サイトに会員登録し、女性との出会いを求めてチャレンジし続けるがダマされ、それでもクリックし続ける60歳の元国家公務員」
天晴れである。もっとも、あくまで人間の社会の中で、出会いを求める男女がなくなることはまずなかろう。犯罪を含め、消える事は無いと思われる。
しかしリアルな出会いが安全だというのは大きな間違いである。
最近、横浜市内を歩いていると目に付くのは出会い喫茶という看板。全国で100店以上あるとみられ、神奈川県・京都府・大阪府、愛知県・東京都にはかなりあるらしい。といってもなんか、胡散臭い。
首都圏でも「店舗型異性紹介営業(いわゆる「出会い喫茶」)の法規制の実施等について」の要請を行っている。 「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(以下「風営法」という。)などの規制対象とはなっていない。ほんとうは所轄官庁としては、国に 「風営法」の改正と「出会い喫茶」の危険性周知啓発を早期に期待してるらしい。
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【明解要解】児童買春の温床? 「出会い系喫茶」規制拡大   産経新聞 2008.11.5 07:59
 ■店自体に違法性なく取り締まり難題
 男性が好みの女性を店外デートに誘い出すことができる「出会い系喫茶」が児童買春の温床となっていることから、条例を改正するなどして規制する自治体が増えている。京都府と神奈川県は条例改正で18歳未満の入店を禁止。北海道や大阪府なども同様の規制に乗り出す方針だ。しかし、男女間の出会いを提供する店そのものには違法性はないことから、条例がない自治体では「正面からの取り締まりや捜査は難しい」(警察庁)のが現状だ。(社会部 道丸摩耶)

 「出会い系喫茶」の大半は、男性と女性のフロアがマジックミラーで仕切られており、男性が女性を指名して「トークルーム」で会話。双方の“合意”が成立すれば、店外デートが実現する。警察庁の昨年末の統計では、東京27店▽愛知11店▽大阪9店▽神奈川と埼玉7店-など15都道府県の繁華街を中心に77店が営業している。
 18歳未満の入店を禁止する店舗もあるが、「タダで飲み物が飲める」「デート代をもらえて小遣い稼ぎになる」などの情報が口コミで広がり、軽い気持ちで出入りする少女も多い。「女子高生がいる」と男性客を集める悪質店舗もあり、出会い系喫茶を発端に児童買春につながった事件もここ数年、目立ってきている。 
 警察庁によると、出会い系喫茶に絡む児童買春などの事件は昨年1年間で26件摘発。今年に入ってからも8月末までに児童買春19件、淫行3件の計22件が摘発されている。児童買春事件の関連先として店舗を捜索することはできるが、店と女性の間に雇用関係がないことなどから、風営法が定める「18歳未満の入店を禁止する風俗店」には該当せず、店舗そのものを取り締まることは難しい。(注:なお最近は18歳未満は入れなくなっている)
 警視庁は5月、都デートクラブ規制条例(禁止区域内営業など)を適用し、東京・池袋の出会い系喫茶の店長ら9人を逮捕した。同条例は対価を伴う交際を仲介する営業形態を「デートクラブ」と定め、18歳未満の入店を禁止。同店では男性が連れ出す女性に交通費を渡す仕組みとなっており、警視庁は対価を伴う交際を仲介する「デートクラブ」と認定して条例の適用に踏み切ったが、こうした条例があるのは東京都だけだ。
 そのため、全国の警察本部では、テレビ番組のタイトルを無断で店名に使った経営者を商標法違反容疑で逮捕(北海道警)▽街路樹に店舗の看板を設置した経営者を名古屋市屋外広告物条例違反容疑で逮捕(愛知県警)-など、さまざまな法令を駆使して摘発している。
 こうした事態を重く見た京都府や神奈川県では、すでにある「青少年健全育成条例」などの条例を改正し、18歳未満の出会い系喫茶への入店禁止といった規制を年内にも始める。北海道や愛知県、大阪府といった自治体でも同様の規制に向けた動きが広がっている。
---------------------------終了
どうも、比較的高邁な理想を掲げたものと、極めて安易な発想をしている店が混在してわかりにくくなっているということのようだ。悪貨は良貨を駆逐するが、これもそうなる側面はありそう。
いまは学校の制服入店は一応NGみたい。(ただし、衣装として店のなかで貸し出しているし、なんちゃって制服はどうなのだろうかという店もある)ただし、援助目当てで来る「おばさん」が増えた(どの年代をおばさんといっているのかはわからないが)店舗は女性の質は落ち、ただの援助交際の待ち合わせ場所となってしまうようだ。それでなくなるなら資本主義のなかで淘汰される、それだけのものである。
また意図しなくてもということはある。「女性用フリードリンク付無料のまんが喫茶」とおもう形。一般的なまんが喫茶と同じように、まんがを読みながらフリーのソフトドリンクを飲むことができる。女性は無料なのだが、室内のあちこちにはその由明記してあるものの隠しカメラが仕掛けられていたり、マジックミラーののぞき窓があり、男性は別の入り口から、部屋にいる女の子の様子を見ることができるものもある。(これは一例で、はじめから説明をしているところが普通)女性への合法的な「盗撮」と見る人もあろう。また、吉原の顔見世を思い出す人もあろう。とまれこれが精神的な性的行為とはいえまい。
随筆家の宮脇俊三(故人)は、あるとき取材で秋田を旅したときにメモをしながら車内を見ていたら、女子学生がたくさん乗ってきた上にその美人度の高さに驚いてしまい、後日「江戸時代の人買いの気分になった」などと書いている。これが、マジックミラーののぞき窓とどう違うかは印象の違いだけで行為として大差はないとも言える。このように、出会い喫茶のシステムにはあえて判断できないところをつくって、劣情をあおる側面もある。
看板に男女ともにあくまでイントラネットの話し合いを同一店舗の中で行いとうたう事もある。こちらも話が合えば別途ミーティング(リアルな出会い)を行う、のぞき類似行為をしない出会い喫茶のほうがむしろ普通のようであるが。ただし限りなくグレーに近い存在ではあるとおもう。
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現実を把握し青少年健全育成条例など、新たな条例を作らない限り法的な摘発は難しいということだが、このようなことは行政と業者のイタチごっこであると感じる。じつは、商売という形で新しいビジネスを求めることをする以上、正当な経済行為を謳う前提であるから、新たな条例を作らない限り法的な摘発は難しいということは本質的な問題である。警察・司法の独自の判断は倫理的にはともかく、政治的行動は独裁行為になるというのが過去の私達が得た過去の問題点。倫理的問題がおおいならば、市民が消極的に非難しても、はじめから商売にならないということで制裁となるというのが、この場合は実は資本主義での答えのひとつなのである。問題発生前に制裁を行うこと自体大陸法前提の日本社会では、成り立ち得ないともいえる。そして後おいで制限をかけるからこのての法規的制限を行なうと、過去トラブルの排除ということの累積・後追いになる。かなり複雑な状況になっている。(続く)

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コメント

こんばんは。
秋田県では県庁が男女の出会いを支援するそうです。さすがに「優良店」を紹介するというものではなく、真面目な出会い系イベントを紹介するというものです。

男女の出会い:県が後押し イベント情報、専用HPに 「親もぜひ登録を」 /秋田
http://mainichi.jp/area/akita/news/20090711ddlk05100061000c.html

投稿: kunihiko_ouchi | 2009年7月11日 (土曜日) 22時02分

地域によっては、好ましいという場合もありでしょうね。
ただし都会でこれを行なうことはコンセンサスをとることがむずかしそうですね。そもそも、「独身の子供がいる親もぜひ登録を」ということが帰って反発を招きそうです。

投稿: デハボ1000 | 2009年7月11日 (土曜日) 23時07分

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