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出会いの場(1/3)

夜遅くの電車の中で20台中ごろの恋人らしい2人が、和やかに、しかし見詰め合って話しをしていた。女性は清楚であるが美人ということではなく男もまあ普通の人である。ただし2人とも若いが、それなりの社会的なステイタスをもってる人のようである。話をそれとなく聞いていると(真横に立ってたら聞きたくなくても)振る舞いは確かだが親密なお付き合いのようだ。さわやかささえ感じる。
とかく車内ではお互いに体をすりすりといういわゆる「バカップル」といて、以前、そこそこ混雑している東海道線の電車の中で隣席の男女がずーっと男性が女性の太ももをなでながら話をし、逆に女性が男性のふとももから中側orzをなでながら・・というのを横浜から品川までずーっとやられた日には、終日落ち着かないということになってしまった経験もある。ただし欧州などでは日本で言うバカップルクラスの感じのほうがノーマルである場合もあるため、私の視点は極めて主観的判断とは言えよう。だいたい英語に「バカップル」を意味する言葉はない。また、北米や南米、欧州の多くの国では、このような接し方は社会が寛容である場合が多い。反対に中国語では「バカップル」と同じ意味の言葉があるんだとか。
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ただし、確かに恋愛を不要なものとみなすこともひとつの社会的現象であるとは言えるが、社会的認知がどうあろうと、恋愛をすることを否定することはできないし、その出会いという初期のトリガーをなしにすることは、恋愛が社会的には家の維持の問題に極めて影響を受けていた江戸時代ならいざ知らず、あたまから否定することではなかろうとはおもう。となると、基本的にはあるていどその使い方とリスクヘッジを念頭に置けるなら、ネットで親交を深めること自体は否定されるものとはいえないのであろう。ただ善意の人だけでないしそれを査定することに困難がともなうのもかなりの技量が必要である。

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「チャット婚」「ミク婚」珍しくない 女性「6割」がネット出会いOK 2009年5月27日(水)19時59分配信 J-CASTニュース
SNSやチャットといったネットのコミュニケーションツールで出会った人を、恋愛対象として見ている女性が6割にのぼることが、ニワンゴの調査でわかった。投稿サイト「発言小町」やSNS「mixi」の書き込みを見ると、ネットで出会った人と結婚したという女性は結構いて、手近な婚活ツールになっているらしい。
ネットは手軽な婚活ツール
ニワンゴが運営する動画サイト「ニコニコ動画」で配信している「ニコニコ生放送」の視聴者に、恋愛に関するアンケートを実施したもの。女性ユーザーのみを対象に行い2万929件の回答が寄せられた。
そのなかで、「ネットで知り合った人は恋愛対象になりますか?」と質問したところ、「恋愛対象になる」「相手によっては恋愛対象になる」を合わせると、59.9%が「なる」と答えた。(中略)
回答者のなかには、ネットで出会った人と結婚した人もいる。
「私も、今の夫とはネットで知り合いました。 1年5カ月くらいお付き合いをし、先々月に結婚しました」
「随分と前ですが、某大手サイトのチャットで、1年程馬鹿話をしていてた相手と縁あり結婚した」
「親戚でネットで出会った夫婦がいる」
「私もネットで知り合い結婚しました」
「ネットの友達募集サイトで出会い、友達から恋人に発展して結婚しました」
ただ、ネットで出会ったことを正直に言ったという人もいるが、「合コンで出会った」「友人に紹介された」「自分の行動範囲に合った嘘をつけばいい」という回答が多かった。(後略)
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まあ、リアルな出会いの場が実際少ない環境であることが多いという場合、合コン(その昔は合ハイ・・合同ハイキングてのもあったりしたなあ・・・)というのはもっとアグレッシブに認めてもいいのかな。とはいえ、年齢が行くと抵抗感を持つものの不思議はない。
出会い系サイトという、インターネット・ウェブサイトを通じて不特定の男女が出会いを目的としたやり取りをするものがあり、その匿名性からしばしば金銭的問題を伴った問題がある。ただしこれには真剣に出会いを求める男性も女性も実は非常に多く、結婚情報センターや結婚相談所が運営している法令施行前から年齢・入会資格制限・審査などを設けていた比較的危険性は低い良心的サイトもおおいのだが、ものが「感情」を扱うもののため、微小な問題でもクローズアップされることを考えると、使う側も相当なスキルを持たないと使いにくいということはいえよう。しかもことを更に厄介にしているのは、優良なサイトであっても、他の業者からの荒らしのサクラが登録していて、彼らが自分たちのサイトにものの見事に誘導しているということもあるんだそうで、(もちろん運営側でも良心的なものは駆除しているのだそうだが追いつかない)運営の危うさという問題を考えるとある程度の年齢の方がスキルを持って運用するのは、リスクをちゃんと理解すればやむをえないことであろう。
基は、郵便による文通・電子メールによる「メル友」の斡旋や結婚相談所などの延長線という位置づけで、パソコンからアクセスするタイプの無料の物(バナー広告収入のみ)がほとんどであった。簡単なチャットと私書箱や掲示板が用意され、気に入った相手と仲を深めるというかなり明快で既存モデルの延長にあった。主催者はサイト内に掲載のバナー広告料などで収入を得ていた。しかし携帯電話によるサービスで携帯電話よりwebサイトが閲覧できると、その手軽さも手伝い、大量のユーザが出会い系サイトに流入する。そうなると、身元や素性を偽って登録することが可能であったことから、犯罪の温床になってしまった。そこで、「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」施行で、営業の公安委員会への届け出義務・個人確認が義務化された。この結果、ブームは下火になる意味で、悪貨は良貨を駆逐する結果になった。つまりリアルな出会いという旧来のモデルに戻るしかなくなったのである
そこで、SNSでの無料サービスというのが脚光を浴びた。ネットのコミュニケーションツールで出会った人を、恋愛対象として見ている女性が増えているだというのなら、それはある意味健全である。悪用する人がいなければ。というのは、もともと「出会い系サイト」とて、「ダイアルQ2」とて悪意の利用者が居ない時期は、システムの脆弱性を倫理がカバーすることで健全性を維持できたのだから。

世の中にはこういう人もいるんですなあ。
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出会えない出会い系…元国家公務員“実体験”を赤裸々  2009年6月13日(土)17時0分配信 夕刊フジ
 毎日大量に届く迷惑メール。その大半は「出会い系サイト」の広告だ。多くの人は見向きもせずに削除しているだろうが、それをあえてクリックし続ける男がいた。複数の出会い系サイトに会員登録し、女性との出会いを求めてチャレンジし続けるがダマされ、それでもクリックし続ける60歳の元国家公務員が、実体験を赤裸々に語ってくれた。
 男性は今年3月まで某官庁に勤務し、定年退職した。入庁以来、真面目一本の仕事ぶりで、30代で埼玉県に一戸建てを購入。1男1女に恵まれ、公私とも恵まれた日々を送ってきたが、その裏で、一度でいいから見知らぬ女性と一夜限りの情事を体験したいという妄想を抱いていたという。
 「職業柄、常に自分を戒めていましたが、職場のパソコンに大量に届く出会い系サイトの広告メールを、半ば感心しながら眺めていました。世間を知らないままこの年になったので、本当に女性と出会えるのか、本気で興味を持ちました」
 退職の翌日から、男性は携帯の出会い系サイトに登録。真面目な性格だけに、プロフィルも偽らずに書き込んだという。
 男性が登録したサイトの多くは有料ポイント制で、1ポイント10円換算だ。
 「メール送信に47ポイント、プロフィル閲覧に39ポイント、メールアドレスを女性に伝えるのに300ポイント、携帯番号は700ポイントかかります。登録すると、女性会員から短いメールがくるのですが、文末はいつも『?』の質問形で終わっている。女性はサイト運営者の一味で、何度もこちらから返信させてポイントを多く使わせようとしていたんですね」
 1カ月ほど経ち、最初に購入したポイントを使い果たすころ、サイト運営者から“キャンペーン”のお知らせがくる。運営者が選んだ優良会員5人を対象に、1万-3万円の手数料だけで数百万単位の高額ポイントを進呈するというものだ。
----------------------------後略
まああこういうのは趣味の域であろう。男性の“幸運”はあるのだろうか。もっとも、あくまで人間の社会の中で、出会いを求める男女がなくなることはまずなかろう。犯罪を含め、消える事は無いと思われる。
しかしリアルな出会いが安全だというのは大きな間違いである。(続く)

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