« 内罰的な日本の私 | トップページ | 目立つ服装 »

振り込め詐欺を疑う

--------------------引用
島倉千代子さん、振り込め詐欺防止訴え  TBSニュース(2/2 23:05)
 依然、被害の衰えない振りこめ詐欺の被害を受け、警視庁は今月を「振り込め詐欺の撲滅月間」と定め、特別アドバイザーの歌手・島倉千代子さんと共に被害防止を訴えています。
 「金の話が出たら、まず疑うこと。振り込むお金がございましたら、どうぞ島倉千代子の口座に振り込んでくださいませ」(島倉千代子さん)
 歌手の島倉千代子さんは、警視庁で行なわれた振り込め詐欺の緊急対策会議でこのように述べ、被害の防止を訴えました。
 島倉さんは「振り込め詐欺被害防止特別アドバイザー」として、コンビニエンスストアの業界団体らとともに会議に参加しました。
 警視庁は去年10月を「振り込め詐欺撲滅月間」と位置づけ、都内のすべてのATMに警察官を配備するなど徹底した対策を行いましたが、最近は手渡しによる詐欺が増えるなど、被害は多岐にわたっています。
 警視庁などは今月を2度目の撲滅月間に指定し、被害防止に取り組む方針です。
---------------------終了-
ブログランキング・にほんブログ村へ
まあ、特別アドバイザーにいい人材を得たものですね。


島倉さんは16歳にデビューし、歌唱力・人格に優れ、かつある意味愛すべき天然ボケも加味されていることもあって、キャラクターとともにデビュー以降50余年第一線に立ち、親しまれているのだが、彼女の人生は体(左手や目が不自由だそうだ)も、借財も満身創痍なんだそうです。

7歳、疎開先で左手首から肘まで損傷。感覚も無く、動かせなくなる(現在は少しは訓練の結果動かす事ができる)。
23歳、ファンの投げたテープが目に当たって失明寸前に。
25歳、以前苦しいときに支えた元野球選手と結婚。しかし別居を経てのち離婚。
37歳、知人に頼まれ実印を貸し、沢山の保証人になる。借金した人々は行方不明で16億円の借金を抱える。。
39歳、信頼し手形の裏書をしていた人が事業に失敗し不渡りを出し蒸発。債務を負う。
55歳、左胸にシコリを感じTV番組の企画で検査をすると乳癌が発覚。会見で発表する。手術は成功。
70歳、知人に資産を奪われ再び多額の借金を抱える。

このほかにも色々お金に対しては、過去に出演料を多量にピンハネされたなどの話もあるらしい。演歌以外のものも含め2000曲近くの曲を吹き込んでいる。これだけ活動しているなら蓄財がありそうだが、そういはいかない。ただしその分、また多少天然な分、種々の意味で余人をもって替えがたい人材でもあるから50年以上活躍できる。周りの人が心情的に支えているということはいえよう。
だから、「金の話が出たら、まず疑うこと。振り込むお金がございましたら、どうぞ島倉千代子の口座に振り込んでくださいませ」というには後段はあるいみ微妙ながらもマジですし、前半は彼女の血の叫びである。
----------------------
とかく詐欺はこのような純朴なひとを疑わないある意味すかれる人、人情の厚い人にきわめてきつく降りかかってくる。
振り込め詐欺は、電話やはがきなどで相手をだまし、金銭の振り込みを要求する犯罪である。報道機関が手口を詳細に報道したため警戒もされたが、逮捕された犯人が「これなら自分もできると思った」と自供するなど、事件を憂慮し問題を提示した報道が模倣犯を激増させたり、手口が紹介されて警戒が求められると、更に手の込んだ手口で詐取にかかるなど、いたちごっこの様相もあるまれに見る「進化論が適用できる」犯罪である。根絶には至っていない。手口が紹介されて警戒が求められると、更に手の込んだ手口で詐取にかかるなど、いたちごっこの様相もある。
初期には単独犯や数人での犯行であったようだが、徐々に大規模組織となり、組織内でマニュアルを作成したり訓練を行っている事例も伝えられ、まさに詐欺産業という産業進化の過程がわかるという皮肉な話である。被害者の半数以上は、家族構成が65歳以上だけの『高齢者世帯』で、主婦の被害も増えている。

被害地域は関東・特に東京が最も多く、逆に京阪神(特に大阪府)では非常に少ないという。これについての分析はいろいろ行なわれているが、警視庁の対策ページでは「大阪のおばちゃんは金銭感覚が鋭敏であるため、お金に絡む話ではハッキリ物を言う・日ごろから相手に“ツッコミ”を入れることに慣れている」といった気質に基づく要因が指摘されていた。以前は反対に税金などの払い戻しを装う還付金詐欺といった手口では大阪が弱いとされていたが、データ上では還付金詐欺でも被害者の数が大阪:東京=1:10と東京が悪かった。このような手法は中国本土でも少し違うが発生が見られるらしい。
私としては、金銭感覚やコミニケーションスキルの問題は多い気もする(そーいわれると、スーパーや大型電気店での値切りや、景品要求は非常にシビアである。私の知ってる会社では、大阪府内の販売網だけは定価からの値引きガイドラインを設定し、それ以上の値引きはオプション品の無償提供にすることにしていた。はなはだしきは、大阪だけは販売しない製品まであった。)
ただし、もともと大阪ではこの手の詐欺話はアンダーグラウンドではもともと多い(警察も把握できない上、自己責任という見方がされている)ため、リスク管理が習慣ついておりという指摘もあるようだ。
なお、振り込め詐欺救済法では、金融機関が振り込め詐欺に用いられたおそれのある口座を凍結できるが、振り込め詐欺に用いられたとみるべき理由のある口座情報の公告は預金保険機構が担っている。
----------------------
大体同年代の技術コンサルのお知り合いとお酒を飲んでいたら、この話になりました。身近かなお年寄りに中にはかならず一人はこのような電話を経験しているという話になった。とはいえこの中には銀行の出納業務研究のプロなんぞもいるんだが、それの知識を元に説得しても回避できないんだそうです。心理戦というのは解決が心に依存し、心の問題は触れが相当あるため制御できないのかもしれない。

|

« 内罰的な日本の私 | トップページ | 目立つ服装 »

コメント

>以前は反対に税金などの払い戻しを装う還付金詐欺といった手口では大阪が弱いとされていたが、データ上では還付金詐欺でも被害者の数が大阪:東京=1:10と東京が悪かった。

これは知りませんでした。マスコミ、新聞でこういう報道を見たことがありますが、報道も適当ですね。データに基づいていないとは…目から鱗です。大変、勉強になりました。

投稿: CATO | 2009年7月 2日 (木曜日) 14時37分

>報道も適当ですね。
というか、この結果が相関性がとれているか検証していたという過程で報道が遅れたような気もします。それまでの常識とはちがうようなので。

投稿: デハボ1000 | 2009年7月 2日 (木曜日) 19時09分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/43394527

この記事へのトラックバック一覧です: 振り込め詐欺を疑う:

« 内罰的な日本の私 | トップページ | 目立つ服装 »