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早春の房総路にて(1/3)

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久留里線 ストライキに伴う運転状況 =関東 [レスキューナウ:2009年03月17日 22時00分]
国鉄千葉動力車労働組合によるストライキの影響で、17日12:00頃~19日16:00頃まで、一部列車に運休が出ています。
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久留里線における一部列車の運休等について
久留里線は、3月17日から19日の国鉄千葉動力車労働組合のストライキにより、一部の列車に運休が生じております。お客さまに大変ご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます。
なお、運休の状況につきましては、駅社員にお尋ねいただくか、下記のフリーダイヤル(注:省略)にお問い合わせくださいますようお願いいたします。
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本日スト突入 09年03月17日 第6780号
ストライキの復権を!

 本日、われわれは09春闘ストライキに突入する。この時代に「ストライキ」を復権させなければならない。無慈悲な首切り攻撃が労働者を襲っている。資本家たちは自らの足元が崩れ落ちようとしていることに恐れ慌てている。この時代に回答を与えることができるのは労働者の団結した力だけだということを示さなければならない。
 怒りの声は満ち、ストライキが復権しようとしている。13日にはTBSの労働者がストライキに突入し、テレビ番組からはいつものアナウンサーの姿が消えた。10年ぶりのことだという。18日には全日空がストライキに入る。19日にはフランス全土で再びゼネストが予定されている。
社員を欺いたのは誰だ!
  16日、JR東日本本社は、「争議行為中止の申入れ」なるものを行なってきた。そこには何と、「信溝川発電所における一連の不祥事に対し、……流水の占用許可取消等の行政処分を受け、お客さまや地域の皆さまの信頼回復に全社員が一丸となって取り組んでいる」とした上で、「このような状況にあるにも係わらず争議行為を実施することは、信頼回復に取り組んでいる全社員を欺(あざむ)くもの」と書かれている。ぶざけるなっ!社員を欺き、社会全体を欺いたのは一体誰なんだ! 取水プログラムまで改ざんして水泥棒を行い、国土交通省からの調査依頼にも「適正」と回答していたのは誰なんだ!完全な違法行為ではないか。詐欺・窃盗のたぐいだ。現場の社員はこんなことが行なわれていたことなど知りようようもなかったことだ。全ては会社経営幹部がやっていたことではないか!自分たちがやった違法行為への反省すらないのか。現場に責任を転嫁し、われわれのストライキに責任を転嫁して開き直ろうというのか。断じて許せない。
昨日の交渉は決裂!
 昨日、本社、千葉支社との最終交渉が行われた。本社との新賃金交渉は、「経営悪化」を理由とした貸金抑制の言だけに終始した。
 業務外注化やライフサイクル配転の中止、レール破断に対する抜本的な安全対策の実施等、運転保安に関する要求の実現や、不当労働行為の中止を求めたが、回答は何ひとつ前進のないものだった。
 下り勾配での速度違反が強制され続けてきた問題では、速度制限標識の設置や運転時分の見直し等、当然の要求を行なったが、これもゼロ回答であった。一体何を考えでいるのか。運転している者にとっては、数十箇所もある下り勾配について、一体どこから始まり、どこで終わるのかもはっきりしないまま運転させられているのだ。速度制限標識の設置などは、当然すぎるぐらい当然のことではないか。
労働者の首を切るな!
 派遣法撤廃!労働者の首を切るな!賃下げを許すな!1047名解雇撤回!運転保安確立をめざし闘おう。大恐慌がやってきた。資本家たちはその前に震えあがっている。「生きさせろ」のゼネストが必要な情勢だ。労働運動が荒々しく登場するチャンスだ。「労働組合」の名を掲げながら資本家の手先に転落する奴らを打ち破り、09春闘ストを貫徹しよう。
------------------終了
3/17に東京駅でこの掲示をみております。今年は久留里線だけが運休になるんですね。事実上指名ストに近いとおもいます。(なお、千葉動労はいすみ鉄道の労働組合でもあります)
暖かくなってきたので、コートもこのところ要らないこともあります。春はそこまできています。菜の花が咲いたりします(沿線のなのはなの開花状況は、先週に比べ、だいぶ花が開いてきましたということもいすみ鉄道のHPに書いてありました)し、梅はもう終わりの時期です。去り行くものがあって新しいものが、否応なしにやってきます。
確かに、過去の解析と整理された継承は大切であり、いたづらに変革を唱えるのは問題であります。但し、社会の生活の中で企業の成り立つ位置は変革するものがある以上常に流動しています。企業が社会性をもつことは存在価値として大きいはずですが、存在価値が変わってしまう中でいかに企業・労働者の存在価値、社会インフラの存在意義を明確にするかが問題となっているのもまた事実です。「経営悪化」を理由とした貸金抑制は、一般の労働者にとっては割りと同調しやすいところですが、たとえばそのためのストライキがそもそも企業の存在意義をなくすという自己矛盾は、炭鉱が末期を迎えた時期に、賃金抑制のストライキでかえって閉山を早めた一因になったような、自己矛盾を意図せず引きおこすことがあるのです。それは大概現業の苦しみと執務の苦しみが相反し、また相互の意見交換がまったく行われない、意識の硬直化というのが労使双方、また勤務者の間の分断現象にどうもある感じがします。(雇用される側のなかに分断された階級意識が強くある)
現業に対して擁護する「私働く人。僕指示する人」(参考:こちら)的な、相反する姿勢での論議が徹底されることがいい結果になるかは検証が必要です。(たとえば、上記の「現場の社員はこんなことが行なわれていたことなど知りようようもなかったことだ。全ては会社経営幹部がやっていたことではないか!」というのが、現業職員の知りえないことかというのは立証困難だ。もちろん千葉動労の所属員には知りえないこととはおもうが)但し、上記の中にも環境闘争的なものがあるほかにも、現業であるからこそ見出す安全策(品質向上策)も入っていることは着目するべきです。(注:下り勾配での速度違反が強制され続けてきた問題。)このようなところが渾然一体化していることが、単純な全肯定/全否定こそが問題であることを認識されます。
泥棒にも三分の理といって、物を盗むという悪事を働いた者にも何らかの事情があったかもしれないように、理屈をつけようと思えば何にでもつけることができる、ということですが、そのなかにある恒久的な問題点を見出すことなしに排除することが、積み重なっていくと本当の問題点が埋没していくことは、問題の排除を急ぎすぎる大きな企業でも陥りやすいことでもあります。その三分の理が実はほかの七分を覆い隠す事だって積年の末にはあるようです。
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JR東千葉支社管轄の各線では、よくストライキによる間引き運転・運休が行われます。ストライキは毎年3月中旬にはこのところ毎年行われるため、地元そして総武線沿線の駅頭でこの運休のお知らせを見るときには、もはや「早春の風物詩」となっています。けど、外房・内房線の運休は今年は伝えられていないですね。だんだん線区が少なくなっているようです。
はらはらと 散る房総の 花見スト 
                     デハボ1000

(続く)

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コメント

こんばんは。
>はらはらと…
なるほど(拍手)。込められた思いは測りかねますが。

棒は房総の住人のくせに久留里線もいすみ鉄道も利用したことがないマイカー派です。
いすみ鉄道と言えば、公募社長の某氏が千葉県知事選に立候補していますね。社長職は政界進出のためのステップだったのかな…。以下自粛。

投稿: niwatadumi | 2009年3月21日 (土曜日) 00時09分

>公募社長の某氏・・・社長職は政界進出のためのステップだったのかな…。
事情は違うようですね。前職がほれ込んだというほうが大きいようです。
この某社長、稲毛区の路線バス会社の2代目オーナー社長で、小さいバス会社をそこそこ存在感があるバス会社にしたことをあまり報じませんが、かねてから交通業界では先代ともども注目されていました。

投稿: デハボ1000 | 2009年3月21日 (土曜日) 08時21分

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