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忍者みたいなボールペン?

http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball/
-------------------引用
フリクションボール
○製品の特徴:細かい書き込みに最適な“極細(0.5mm)”タイプが新登場!!
●特徴1 温度変化で筆跡が透明化!:温度変化によりインキを無色にする新開発の「フリクションインキ」を搭載した新発想のボールペン。「フリクションインキ」には消色温度が設定されているため、筆跡をボディ後部の専用ラバーで擦ることで生じる摩擦熱によりインキの色が無色に変わり、筆跡を消すことができます。
●特徴2 消しカスが出ない。消し残りが少ない。:消しゴムで消す筆記具と異なり、摩擦熱により筆跡のインキを無色にするため、消しカスが出ません。また、鉛筆やシャープペンシルの消し跡に比べて消し残りが非常に少ないのも特長です。
●特徴3 何度でも書き消し可能です。:インキ消去液などの化学式と異なり、消した箇所での繰り返し筆記が可能です。
【使用方法】筆跡が乾いてから、軸後部のラバーでこすると色が消えます。※証書類・宛名書きには使用できません。
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製品名:フリクションボール05(品番:LFB-20EF)
価格:210円(本体価格200円)
種類:ゲルインキボールペン
インキ色:ブラック・レッド・ブルー・グリーン・ピンク・オレンジ・ライトブルー・バイオレット
インキ:フリクションインキ
ペン先:極細0.5mmボール
証書類・宛名書きには使用できません。
60℃以上になる場所に放置しないで下さい。インキが無色になります。
-10℃前後になると消去した筆跡が戻る場合があります。
感熱紙など紙の種類によっては、消去に不向きな場合があります。
直射日光の当たる場所に放置しないで下さい。
-------------------終了
文字をドライヤーであたためると消える。この白紙になった紙を冷凍庫にいれ、3分ほどすると、さっき消えたはずの線が現れる。この消えるボールペンは熱で消えるインクを使っているのでこのような現象が起こる。消しゴムで消してるのではなくて、ゴムの摩擦熱で消えていた。
 パイロットが発売したボールペンfであり、当然通常のボールペンと同様に筆記できるが、ペンのおしりのグレーのラバー(≠消しゴム)でこすると文字が消える。市場にある消えるボールペンのほとんどは、鉛筆と同じように消しゴムでインクを除去する。インク成分を工夫してインクの粒子を大きくして紙の繊維に染みこまないようにしたり、紙に定着させる結合材を弱くしたりしてるそうだ。それでも髪質によっては消えない。砂消しもインク消しも修正液もいらない、完璧に消せるボールペンがあったら用途によっては便利だというニーズはあったようだ。
 そこで、ペンのおしりにあるラバーでこする摩擦熱でインクが温められて、約60~65℃以上の温度になるとこのインクは透明化し線は見えなくなる。ラバーは消しゴムではないんで局所加熱ツールですね。だから、減らないし消しクズも出ない。 品名の「フリクション」とは、「摩擦」の意味である。
 逆にマイナス10~20℃で再度発色するので、冷凍庫に入れたり医療や電子工作に使うコールドスプレーを吹いたりすると、消した文字が浮かび上がる。てことは、一生懸命こすって消すと、紙の裏面の文字も一緒に消えていたりすることはあるかも。

インクを製造しているパイロットインキ(子会社)は、温度によって色が変わるインクについては30年以上の歴史を持ち、他製品にはずいぶん以前から実用化してきたらしい。お湯が入ると絵が出る紙コップなんてのがそうである。示温材料といって、カラーフォーマー,顕色剤,発色制御剤を封入したマイクロカプセルをインク化・塗ったもので、設定した温度を境に発色・消色を繰り返す。(発色のみとい不可逆的なものもある。モーターなどがオーバーヒートを起こしてとまったときの事故原因確認に使った例もある)大気圧中なら1度ごとに調合で設定できるというかなり優れもので、ノベルティーの体温計にこういうのがあるし、ビールサーバーの缶で、一定温度になると文字が浮き出て「飲みごろ」を知られるとかもこれ。
ただ、ボールペンに使うとなるとかっても異なる。実用的な発色やカプセル粒子の形状など、多くの課題があったとおもう。
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本体に「証書類、宛名書きには使用できません」とある。証書類に使用できないし、これを用いて詐欺を働くのがいたらそれこそ問題であろう。宛名書きに使用してはいけない理由は、自動選別機を通過するときや輸送車の中で温度が65度を超える可能性は十分にるから、不達の原因になり得るため。(てことは便箋も無理かな)もちろんボールペンは「消えない」からこそビジネスや法務などの書類として使用されてきた経緯がある。(証券用というのには作業向けという意味でまた違うらしい。)悪意の有無はともかく認識して使う必要があろう。
使う側の倫理も本当は求めなければならんのだが・・・・・こんにゃくゼリーと同じように、倫理的側面が出てきて製品企画がつぶれかかるような事例が最近極めて多い。悪意を想定してものを作ることが、プロテクトまみれで使えなくなっていく情報機器のような問題(IE7だってそうですな)もありますからね。

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