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テキストエディタで計算

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http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080930/158909/
Windows「メモ帳」や「Word」で割り算を実行する方法 2008/09/30 19:11 木崎 健太郎=日経ものづくり
 決して「石を投げない」と約束の上でお読みいただきたいのですが,ワープロ「Word」や,Windows付属のテキストエディタ「メモ帳」で数値計算をさせる方法を発見(?)いたしました。(中略)
 その方法ですが,本当に石を投げられそうで怖いのですが,もったいぶってもしょうがないので,以下に示します。
(画像のクリックで拡大)
 筆算で割り算をやったのは何年ぶりか分かりません。別に思い出すのに苦労したりはしませんでしたが,それでも脳みその中でずっと使っていなかった回路を久しぶりに使ったような感じがしました。(中略)
 昔,電卓が出はじめのころは,子どもは電卓を使ってはいかん,といわれました。計算の基礎を学ばなければいけない時期には,苦労してでも筆算(あるいは暗算やそろばん)を練習せよ,ということになっていて,大人も子どももそれを共有していました。大げさに言えば「自動化はよいが,基礎が分からないまま自動化してもちゃんと使いこなすことはできない」という感覚です。
 時代が進むにつれてものごとはどんどん高度になっていきますから,理屈で言えば基礎を学ぶ時間も以前より延びるはずです。しかし,それでは便利さを享受するまでに時間がかかりすぎてしまう。「基礎が大事なのは百も承知だが,じっくり勉強している(させている)ヒマはない」というジレンマはいろいろなところで見られます。どうするのがよいか簡単には言えませんが,年を取ったせいもあって,基礎を勉強できる時間とは大変に貴重なものだった,と思うようにはなりました。
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ネタバレをしますと、テキストエディターだと位取りの記載を簡単で出来るから、その画面で筆算の割り算をしたのです。なんだといえばそれまでですが、これがそうできないのが現実でしょうね。私はこれを見て大笑いしましたが、そのうち何個かいろんな人の話を思い出してきました。
確かに、あまりにもがたがたしている状態で途中に計算しなければ・・・というパニックに陥っているとなりがちな事ですね。コンピュータ技術者が「おい 2500÷125 はいくらか電卓で計算してくれ」と部下に大声で頼むPCを前にしたベテランプログラマが叫んでいる一こまマンガがあったような気がします。
勿論この日経ものづくりの記者である筆者は、かなり鋭い処を突いています。
最近オバカキャラの芸能人が結構クイズにでています。別にこれは今に始まったことではなく、古くは聡明な芸人である牧伸二の漫談で「フランク永井は低音の魅力、牧伸二は低能の魅力」というネタを披露していたぐらい。それが「具現化」「見える化」しただけである。(おい)、どうもクイズをすると他の人でも、一般的に見て学歴が高くても一般教養にに近いものが抜けている人、逆にどこかで知識を得ているのかこういう一般知識に強い人はいますね。学歴と一般教養の知識がリンクするというのは過去のものと思います。これはまあ仕方がないでしょうね。但し、困ったことに九九の出来ない人が結構いるのには驚きました。成人になってとしても10年ぐらいは学習してから時間があったわけですからね。
芸能人の仕事には、九九が出来ないと遂行できない仕事を選ぶ必要もないわけですし、そういう職場で活躍されている限りはまあいいのではないかと思いますし、その活躍場所を見出す能力がこの人たちにはあったと考えるべきでしょうが・・・。私は最初は、この人たちにとってコンビニでお金をおかねの授受をしたときに困った経験がなかったのかと思ったのです。けどこれは杞憂なのです、当人にとっては。
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知り合いの中小企業経営者と食事をしていたら、えらくなやんでいました。事務職の女性を採用して、経理を中心にした仕事をマスターさせることに腐心していたが、あるときこういうことがあったそうな。
経「さっき買ってきてもらった御菓子の代金を割り勘にしよう。いくらでした?」
事「2200円です」
経「10人に分けたんだよね」
事「----えーっと一人・・・290円・・じゃないな・・・」
経「・・・・・・え、おい、220円だろ」
事「・・・え、あ、そーです」

これが9個や11個に分配なら多少動揺するのは当然あろうが、10個の分割って暗算でできないのか・・・と嘆くのだった。しかも経理担当者ですからね。但し、そう思うと現場でも材料の寸法とりをする技能職の人でもすぐ計算できない人が増えてるということに気が付いたらしい。
当人達は困っていないのかと言うと、これは困らないのである。そう。携帯電話で電卓の代わりに出来るからなのだ。そういうことを考えると、「基礎が大事なのは百も承知だが,じっくり勉強している(させている)ヒマはない」というジレンマ、または「基礎が大事なのかもしれんが,じっくり勉強する気力や必要性が感じない」という環境には、悩ましい物がある。日本の製造業がどんな層でも底堅い技術力があるのに、基礎学力が高いからと言うことを言う声は高いが、それはいずれ幻になるのかと、この中小企業経営者はまだ悩んでいる。

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