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全ての道はローマに通じる(1/2)

---------------引用
http://portal.nifty.com/2008/08/04/a/index.htm

とりあえず買ってきた
「お麩」とひとくちに言ってもその種類はいろいろとあるようで、いわば「麩の初心者」の私には知らないことだらけであった。
いやぁ、お麩って全国的に食べられているものなんですね。秋田の実家では味噌汁の具としてごくたまーに見かける程度だったので「もしかして、単にウチが特殊だったのではないか」とさえ疑い始めているところです。
・くるま麩。越後名産と書いてあります。
・うずまきの物も。こちらは山形の庄内特産だそう。
・板状の物。
・京都のお麩。袋には「むかしの味、京の味」と書いてあります。
・五色のお麩。綺麗ですね。
・仙台のお麩はなんと揚げてある!
息を継がずに、どどーんと一気に紹介してみた。どうです。急遽集めた6種類だけでもコレなのだ。本格的に探したら、もっといろんな種類の物が全国各地にあるに違いない、と思わせるラインナップじゃないか。
今まで「興味がない」という理由だけでお麩を食べてこなかった私だが、そんな自分を早くも悔やみ始めている。やはり何ごとも、まずは興味を持つことが大事なのだ。
---------------中断
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えーこの仙台の麩とゆーのは、油で揚げる麩なのです。油麩といいます。肉じゃがに使うのも多いですが、炒め物に使うことが多いのはちょっと珍しいでしょう。ナスをいためるとこれはとてもおいしい上に、出汁を良く吸うのに炒め物に使えるのはなかなか無いですよ。もっとも沖縄に行けば麩の炒め物(チャンプルー)があります。これは上述のくるま麩にちかいものを戻して使うようですね。

さて、元々この麩は仙台で主に食べられていたのではありません。勿論仙台のスーパーに行くとかなりの量がどさっと店頭にあり、実際伊達藩で用いた記録はあるようですが、県の南・福島県に接する白石に行くとほとんど無かったりします。製造しているところは北上川流域に固まっています。現在登米(とめ)市内には、8軒ほどの油麩メーカーがあります。原料は、小麦粉と、小麦からとったグルテンですがこの割合は、各メーカーごとに企業秘密だそうです。グルテンが入った生地は、ゴムのように強い弾力があり、形を整えるのは大変な作業です。そのため、粉の練り方も、揚げ方もそれぞれ違っているようで、一番油濃くないものが県外市場に多くでていますが、味は色々で食べ比べると結構判ります。(参考)いまは一つの市になっていますが宮城県北部登米地方・そして岩手県南部の一関市周辺の食材です。それを仙台麩と書くこと自体にかなり抵抗感があるんです。(但し、「仙台麩」は株式会社山形屋商店登米市津山町柳津)の登録商標だそうです。ここが一番の大手です)しかも・・・・これ仙台の麩でなく登米郡・登米市であることにひと悶着逢った見たいですね。これが結構マイナーな存在を示しているので引用してみたい。
------------引用
発行国 日本国特許庁(JP)    公報種別 商標審決公報
発行日 2008-06-27
種別 拒絶査定不服の審決
審判請求日 2006-12-26  確定日 2008-05-26
事件の表示 商願2005-101204拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。
結論 原査定を取り消す。 本願商標は、登録すべきものとする
理由
1 本願商標
本願商標は、別掲のとおりの構成よりなり、第30類「油で揚げてなる麩」を指定商品として、平成17年10月27日に登録出願されたものである。
2 原査定の拒絶の理由
原査定は、「本願商標は、『仙台麸』の赤い文字を普通に用いられる方法で縦書きしてなるところ、その構成中の『仙台』の文字は、『宮城県中部の市。県庁所在地。』を意味し、『麩』の略字である『麸』の文字は、『小麦粉の蛋白質を練り固めた食品』を意味するものであるから、全体として『仙台の麩』という程の意味合いを容易に理解するものであり、これをその指定商品に使用しても、取引者、需要者は、その商品が『仙台市で製造、販売されている麩』であると理解するに止まり、単に商品の品質、産地、販売地などを表示するにすぎないものと認める。 したがって、本願商標は、商標法第3条第1項第3号に該当する。」旨、認定、判断し、さらに、「出願人は、商標法第3条第2項の適用を主張しているところ、提出にかかる使用証明をみると、確かに、使用、宣伝等はしている事実はあるが(甲第31号証ないし甲第33号証は、本願出願後の宣伝)、全国規模の宣伝とは認めがたいものであって、その宣伝もそれほど頻繁ということはいえないものである。加えて、同業組合又は同業者の証明書及び需要者の証明書等、店舗数等の営業規模等、市場占有率等が不明確であり、その他、提出にかかる証明書を総合的にみても、本願商標が、使用により識別力を有するに至ったものとは、言い難いものである。」として本願を拒絶したものである。
3 当審の判断
本願商標は、別掲のとおり「仙台麸」の太文字を赤色で縦書きしてなるところ、構成中の「仙台」の文字が宮城県中部の都市名であり、「麸」の文字が指定商品の名称を表すものであって、本願商標が「仙台市で製造、販売されている麩」を理解することは、原査定の述べるとおりである。
ところで、請求人「株式会社山形屋商店」は、本願商標が使用により識別力を有するに至っており、商標法第3条第2項に基づき登録することができるものである旨述べ、原審及び当審において、甲第1号証ないし甲第101号証(枝番を含む。)を提出している。
そこで、請求人の提出に係る甲第3号証及び甲第83号証を見るに、請求人は、大正6年頃から「あぶら麩」の製造、発売を手掛け、「あぶら麩」を宮城県ならではの特産品として育てあげてきた老舗であり、「あぶら麩」の全国展開を図るため、平成10年4月より商標を本願商標「仙台麸」と新たに命名し、営業活動を開始したものと認められる。
そして、
情報誌「みやぎSUN VOL.5」の記事広告(甲第3号証)、
社団法人宮城県物産振興会の情報誌発行等の証明願い(甲第4号証)、(日本食糧新聞(甲第5号証、甲第34号証及び甲第35証)、
仙台麸試食販売企画の証明書(甲第6号証及び甲第7号証)、
社団法人宮城県物産振興協会の証明書及び協同組合全国製麩工業会の証明書(甲第8号証及び甲第9号証)、
産直販売売上の証明書(甲第10号証)、
郵便局の証明書及び「仙台麸」商品案内のハガキ(甲第12号証ないし甲第17号証)、(注:通信販売を郵便局がやっているのでそれの資料である)
商品カタログ(甲第18号証ないし甲第20号証)、
株式会社風見の発注書(甲第23号証)、
月刊地域産品ニュース(甲第25号証及び甲第26号証)、
東北放送株式会社の放送確認書・株式会社ラジオ福島の放送確認書及び山形放送株式会社の放送確認書(甲第31号証)、
東北放送株式会社のラジオスポット原稿 (甲第32号証)、
東北放送株式会社のテレビ放送確認書(甲第33号証)、
月刊誌「dancyu」(甲第37号証)、
カタログ「ふれあい味や技」(甲第 39号証)、
カタログ「ニッポン全国名産品タウンページ」(甲第40号証)、
イエローマスタード(甲第41号証及び甲第42号証)、
るるぶ情報版仙台宮城 (甲第43号証)、
河北新報(甲第44号証及び甲第45号証)、
第21回ふるさと食品全国フェアの「ふるさと食品コーナーガイド」(甲第46号証)、
週刊ストアジャパン(甲第48号証)、
雑誌「四季の味」(甲第49号証)、
コンサートのパンフレット・裏表紙の広告(甲第50号証及び甲第51号証)、
「仙台麸」に関するホームページ及びブログ(甲第52号証及び甲第53号証)、
「仙台麸」に関するインターネット情報(甲第86号証ないし甲第93号証)
等を総合して検討すれば、本願商標は、その指定商品について継続して使用された結果、本願指定商品の需要者が請求人の業務に係る商品であることを認識することができるに至ったものと判断するのが相当である。
したがって、本願商標は、商標法第3条第2項の要件を満たすものとして、これを登録すべきものとする。
その他、政令で定める期間内に本願について拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
商標の称呼 センダイフ
代理人 特許業務法人松田特許事務所>
-------------------------終了
どこかが文句をつけたということではなくて、仙台と麩をあわせた商品名が商標としての特性を持つかというところが議論になったようである。確かに以前は登米麩という表現もあったような。それにしても、CMの範囲が宮城・福島・山形(AMラジオ)なんですねえ。なお、創業と言うことから見たら、熊本油麸店(登米市登米町)のほうが公式には古い歴史を持つようである。( あぶら麸は、明治初期より弊店に伝わる伝統食品です。明治初期に登米で製麸業を始めた弊店初代の熊本栄助が、夏期は変質しやすい油揚げにかわる食品として開発したのが、あぶら麸の始りと伝えられています。以来この地方の家庭料理に広く用いられるようになりました。)

なお、最近は東京都内なら大きなスーパーに行けばそこまで苦労せずに入手できるようになりました。まあ有楽町池袋には扱っているところがあります。
---------------再開
まずは一番食べたい物から
やっぱり仙台麩がどうしても気になる。お麩を油で揚げるということ自体が既に素晴らしいが、それは味にどういう変化を与えるのだろうか。
仙台麩のことを知らずに、これだけを手渡されたら「やけに軽くて油っぽいバゲットだなぁ」とか言いながら、このまま食べてしまうんじゃないかと思う。切ると、いっそうフランスパンっぽくなった。今回はオーソドックスな食べ方だという「肉じゃが」を作ることにした。食べ慣れた物の方が、こちらとしても味の変化が分かりやすくていい。それにしても、やっぱり見た目がショッキングである。
パンを、じゃなかった仙台麩を入れてしばらく煮込む。鍋からは明らかに普段の肉じゃがのそれとは異なる匂いが漂っており、いやでも「ああ、私は肉じゃがに揚げ物を入れたんだな」と思わずにいられなかった。無論、それは決して不安な気持ちになるものではなく、むしろ「すごく楽しみ」と期待が高まる匂いだったことは言うまでもない。
(後略)
---------------終了
まあ私は、おいしいのはともかくですな・・・・これが、仙台麩という言い方にして、問題が生じない時代になったということをちょっと気にはなったのです。
(続く)

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