« トイデジタルカメラ | トップページ | 関西2府5県530キロ大回り »

追加工してほしい

-----------------------引用
http://haga-ss.blog.so-net.ne.jp/2008-07-30
頼みやすいの [マシニング加工日記]
他所で加工した品物にM2のタップを追加工してほしいとの事。
追加工自体やりたくないのに他所でやったものとなるとさらにやりたくないのが正直なところです。
なんと言っても失敗したらオオゴトになってしまいますからね。
みんな嫌だから断るんですよね~。
通常は加工したところにやってもらうのが筋なのですが、物理的に無理なときもあります。
でも今回は物理的に無理だと言うのではないらしいのです。
加工したところ知っているから「そこに戻してやってもらえば?」と言ったら、「なんか頼みづらいんですよね~」との事。
ウチは頼みやすいって事か。
面倒な事もよっぽどの事が無ければ大体受けてるからな~。(もちろん長年の信頼関係があっての事です)
良い仕事(技術的、金額的)するには必要な事だと思っていますから。
-----------------------終了
実験部門で仕事をしていた経験から考えると、追加工をするってのは、本当に大変です。下手すると部品を全部削りだすより難しいかもと思う。しかもM2のタップ立てとなると、このような場合ハンドタップになるわけですからこれは工数的にも大変である。
ブログランキング・にほんブログ村へ

実験でパラメータを振って実験をする場合、私の場合は0.1mm単位でオリフィスを振ったり、測定パラメータを動かさないような特殊な検討を行った部品を作ります。入社当時、私の場合は、熟練旋盤工さんと一緒に(時々は飲みにいったり)して旋盤作業は有償ですがお願いし、時に作業する現場で図面を書いて渡したりということをしていました。ところがボール盤加工は、極めて危険なことに(なにがw)自分の使うツールの半分ぐらいは私がやっていたんですよ。ツールのドレッシングなんぞまでやったりして。そうなると、これは無理だなとかいう作業はある程度読めるようになりました。
量産品の部品追加工というのはそれでもまだやりようがあるんですよね。量産対応のジグを作成することである程度品質的保証ができますし、多少のミスによる損失も容認できる。ところが、このような単品加工の場合は、能力が安定しており加工工程が確実な職人肌の熟練技能者を選定し、面前で用途を説明してたのむのが一番です。後に職場が変わり、追加工も協力工場に頼むことになりましたが、あえて歩ける、ないしは電車でいけるところの工場に頼んでいました。このあたりの観念が判らない上司には、「責任ある作業をしてもらうのには立会いが必要です」とか説き伏せてね。たまたまそういう環境の場所に勤務していた(考えれば1箇所以外はどこもそういう環境にあったなあ・・・・・)からできる芸当かもしれません。
なお、私の場合は研究・試作ですからまあこういう方法ですが、同じように追加工で単品加工をする設計業務にはジグ加工や、営繕・保守でも細かいところはともかく近似の事例があると聞きます。
----------------------
かつて一番きつい工程を実験上加工してほしいと頼み込んだことがあります。φ300の円筒外周を同心を取りながら0.1mm削るのですが、既にキー溝がきってあるので、浅くバイトをあてるということは、刃を壊すことが確実です。この時は加工後実験に使い、その結果報告を、作業した人と責任者に口頭でしましたね。なにしろそれが出来なければ結果がでないんですから。またそのぐらいの信頼関係がなければ頼めない仕事でもあったわけです。そういうときの作業者(熟練技能者)の顔は非常に満足そうです。
設計者は、複数の作業者の顔や手先(要するにこの工程ならどう構築するのか)を思い出しながら図面を書くぐらいが本当はいい。「良い仕事(技術的、金額的)するには必要な事だと思っていますから。」と作業する人がいうのは当然です。技術者との関係は企業の方針にも寄るところがあり、必ずしもそういう場合ばかりではないのですが、理想はそこにあるのではと今でも思っています。アナログに過ぎると思う方もいそうですがね。

|

« トイデジタルカメラ | トップページ | 関西2府5県530キロ大回り »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/42055342

この記事へのトラックバック一覧です: 追加工してほしい:

« トイデジタルカメラ | トップページ | 関西2府5県530キロ大回り »