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今どきの若いヤツ

今どきの若いヤツ」は本当にダメか? 2008年5月8日  深澤 真紀 (抄)
 「部下を持ちたくない」「上司にはなりたくない」という方も最近は多いでしょう。今までは、「女性には出世欲のある人は少ない」と言われたものですが、最近では、若い男性の出世欲も薄くなったと言われます。
 確かに「上司になること」「部下を持つこと」には、面倒なことも多くあります。 しかし会社の中では、出世をすれば、視野が広くなり、権限も少しは増えますから、かえって楽になることもあります。ことに上司や会社への不満が多いほど、自分自身が上司になって、会社という組織を俯瞰できるようになると、今とは違った見方ができるようになるものです。そしてもちろん、会社でやった方がいいこと、やってみたいことを実現させるためには、出世は必要なことです。
 出世というのは、必ずしも「仕事ができるから」できるものではありません。「社内でどうつき合っているか」も重要になってきます。ですから、社内的なつき合いも、あまりにストレスにならない範囲で、それなりにやっておいた方がいいでしょう。
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うーむ。「部下を持ちたくない」「上司にはなりたくない」というのは、研究専門の人間にはよくあることですよね。ただし、これを考えても本当にしたい研究を・・というと権限を持ちたくなるものなんだそうです。とはいえ、そんなものでないということもありますし・・・、「女性には出世欲のある人は少ない」というのも私はあまり感じませんね。確かにすごく幅があるのも事実ですが、それ以上に意欲の高い人はトコトン高いと言う気もします。やりたい仕事が有る人は、全ての自我を切り捨てても驀進する、逆に喪失するとトコトン忌避すると言うところではないでしょうか。
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部下の悪口を言わない

 上司になって部下を持つことは、部下でいることよりも大変なことが多いのも事実です。「上司は選べない」と言いますが、実際には「部下も選べない」ことが多いものです。欲しい部下ではなく、思いもよらない部下が自分のところに配属されたりします。そして自分が部下でいる時は、上司が気に入らない人でも悪口を言っていればよかったのですが、自分の部下についてむやみに悪口を言うことはできません。悪口を言ったら、どういうふうに部下の耳に入るか分かりません。悪口が部下の耳に入った時点で、信頼関係を築くことはほぼ不可能になります。ですから、どんな部下であっても悪口は言わない方がいいでしょう。また、部下を持つと「今どきの若いやつは…」という不満をどうしても持ってしまいがちです。しかし「今どきの若いやつ」がダメなのではなく、どんな時代でも「若いやつ」は、年上から見れば、そんなに使えるわけではないのです。
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そこに気が付かない人が多いのは事実だと思います。それは上司にとっては私が配属された段階で「部下を選べなかった」と後悔された事もありますから。但し上司の概念に対して、それを裏切ってきたのも私です。そう考えると、自分に無理のないステージで仕事をする姿勢で、どのように上司の考えることを理解する、反対に部下にどのように理解していただく(理解させるではない)ということなのかもしれません。
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 「今どきの若いヤツは…」と言いたがるのは、老化現象のようなもの。あるいは、かつての自分に対する、ただの郷愁です。
 多くの人は「20代の時の自分」がいいものです。それは仕方のないことですが、あくまで「自分にとっては」自分の20代の頃がよいだけです。それは、「カラオケは、同世代と一緒に行った方が楽しい」という程度のことです。自分の時代の若者が優秀でやる気があって、今の若者がダメというわけではないのです。
 「今どきの若者」発言は、ストレス解消のように見えて、実際にはストレスを生むことが多いのです。会社の同期や大学の同窓生と集って、お約束のように「今どきのヤツは本当にダメだ」と言っていても、何も解決はしません。そもそも、部下や若者の愚痴を言っている今から何年か前には、同じメンバーで集まって「あの上司はダメなやつ」と悪口を言っていたはずです。
 上司もダメで、部下もダメだとしたら、それは自分たち自身がダメだということです。だとしたら、不毛なだけの上司の悪口も部下の悪口もやめておいた方がいいでしょう。だからといって、部下に対して過剰に物分かりをよくしたり、全肯定をする必要もありません。
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 「上司もダメで、部下もダメだとしたら、それは自分たち自身がダメだということです。」といえばこれでは実も蓋も無い、現状肯定になるわけで、あまり私には受け入れにくいものではあります。但し、その達観があって、できることから変革を仕掛けていく。それぐらいが人間にとっては丁度いい仕事量なのかもわかりませんね。それが制御できなかったかつての私を省みると。とのかく若年者の指導において価値観の変動は認めても、価値観の一元的な優・良・可の値付けはしないほうが、できればいいようです。

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