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もんた&プレゼン

私はプレゼン資料の作成に困っていた。
いつもいつも技術的手法ばかりで資料を作る場合はまだいいが、パワーポイントですと書き込んでしまう饒舌だが煩雑なプレゼンになることがある。勿論配布資料を併用する場合はいいが、配布資料を出さない場合、方針説明など論理的な表現を出さなくて感性的なものに対応する場合は、すこしねえ・・・というわけである。ところが、むやみに大きな字が特徴的なプレゼン手法ですと自称する高橋メソッドというものを、ご紹介いただいた方があり、そのアプリケーションもあったので、ためしに作ってみた。TPOを間違えなければ使える。この手法は、講演中に頭の中が真っ白になることを防止し、要点が必然的に整理されるという。
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* とにかく大きい字で
* スライドあたりの字数は少なく
* 簡潔に

を特徴とする。
Ha2484869(クリックしてください)

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高橋メソッド(参考:『ウィキペディア(Wikipedia)』)
高橋征義氏によって考案されたプレゼンテーション技法。スタンフォード大学Lawrence Lessig 教授の提唱した手法に似ているが独自に開発したもの。
日本製のコンピュータプログラマーで日本製オブジェクト指向スクリプト言語Ruby(ルビー)の普及活動をしていた高橋氏は、2001年にある講演をすることになったが、あいにくプレゼンテーションツールを全く持ち合わせていなかったことから、巨大な文字だけで構成されたHTMLによるプレゼンテーションを行ったことが始まりという。もっとも2001年の最初は「内輪受け」だったようだが、2005年にまた講演をするときに使ったら好評になった。日本語・中国語等のように表意文字で表現する文化のある所には、好適といわれている。
[特徴]
  * 図やグラフなどを用いず、文字だけで構成。
* 文字は巨大なサイズを使用。
* スライドあたりの文字数は最小限とし、極めて簡潔な内容。

ちなみにメソッド とは、方法、方式のこと。楽器奏法とか教授方法、工学での理論と言うより経験的検討策というものである。
代表的なメソッド
* タグチメソッド(品質工学)
* スズキ・メソード(音楽教育法)
* もんたメソッド(プレゼンテーション技術)…後述
* 高橋メソッド(プレゼンテーション技術)
* カカクメソッド(コンピュータセキュリティ意識)
* リー・ストラスバーグメソッド(内面重視型演技理論)
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うーむ。見事に既存プレゼンに対するアンチテーゼですね。
まず発表原稿が文章だけで作られている場合はらくかもしれません。この売りは、見てすぐわかるということと共に、後ろの人でも見えるし、ノートに写せる。細かいプログラムコマンドの紹介なども書き写せる。(つまり配布資料を使わない手法。ソフト開発の現場でありそうな)その代わり、枚数が異常に多く、流すように進めていくということ。話すことを前提にしている。最初の高橋氏が作ったものが公開されているが、時々顔文字がでてきたり、なかに受け狙いの休憩のようなものも入っていたりする。そのままではTPOに工夫が必要ではあるが。

ところで、この手法は今は開発を完了したらしい。変わって高橋メソッドに機能を加えた「もんたメソッド」なるものも生まれた。
手法自体は、みのもんたが得意とする説明手法をデジタルプレゼンに「流用」したと開発者は言っている。アナログでプレゼンやっていた時代には結構使われていたと思う(…私も使ったなあ…)が、デジタルでやってる人は見かけない。Powerpointで作るのが多いが、この段階で高橋メソッドに対しかなり変わっていて、聴衆と話をしながら(いわゆる客いじりorz)という手法。
「午後は○○おもいッきりテレビ」でみのもんたが行うように、文章の一部分を隠しながらプレゼンテーションを行う。それをめくりながら説明する手法。観客にネタを振ることもできるし、笑いもとる事が可能。もっともこの名前自体が冗談だったようだが、これが定着してしまった。このメソッドの新味は、「すでにある情報を隠すことに意味がある」こと。提唱者に言わせると、「無いもの(文)が出てくるのではなく、すでにある文が隠れているから知りたくなる」という。
やってみた人がいます。
長所
・見る側の興味、関心を引きやすい:少人数では「はい、前に座ってるお嬢さん」とかできる。
・変なアニメーションより効果的:文字に複雑な効果をつけるより、「もんたメソッド」はアナログ的ながら効果的。ないものが現れるのではなく、「あるモノが隠れている」ことが心理的に注意をひきつけられる。
短所
・「もんたメソッド」が使いづらい場面→フローチャートなど図示では使いにくい。隠されている部分が多いと、見る側をイラつかせる。
・配布資料として印刷すると訴えたいところが全て隠れた状態で印刷される:プレゼン用と配布用のデータを別につくる必要があるかも。
どっちにせよTPOですよね。但し、ある種のプレゼンが「笑いもとる」ということが公然とでてるというのは、報道畑のアナウンサーとて演劇学校出身者や養成所出身者が多くなっているのとどこかでつながると思う。
参考:http://chalow.net/2007-03-29-3.html
------------------------引用
北朝鮮で特別待遇を受ける女性アナウンサー(朝鮮日報)安勇炫(アン・ヨンヒョン)記者
 北朝鮮でニュースを伝える女性アナウンサーは、特別の待遇を受けていることが15日までに明らかになった。北朝鮮の月刊画報『朝鮮』4月号では、朝鮮中央テレビ看板アナウンサーのリ・チュンヒ(65)氏を紹介し、「首都平壌の美しい場所にある彼女の自宅には、夫と二人の息子、そして嫁や孫娘が暮らしている。現代風の自宅も高級乗用車もすべて国から贈られた」と紹介した。
 リ氏は2006年10月9日に北朝鮮が核実験を行った際、ベージュのスーツ姿で声明を読み上げるなど、北朝鮮の対外声明報道を担当していることから、韓国でもその顔が広く知られている。また「朝鮮人民軍最高司令官・金正日(キム・ジョンイル)同志におかれましては」で始まる金総書記についての報道もリ氏の役割で、朝鮮中央テレビ夜8時のニュースを担当している。
 リ氏は1943年に江原道通川で生まれ、平壌演劇映画大学俳優科を卒業した後、71年2月から37年間、マイクを握り続けている。北朝鮮のアナウンサーとしては最高の栄誉となる「人民放送員」「努力英雄」という二つの称号を受けている。画報はリ氏について、「迫力があり、訴えに力のある鉄のような声」「声明や談話を発表する際には、敵の肝を冷やすような攻撃的な話術の才能を持っている」などと紹介した。
 北朝鮮の女性アナウンサーは、平壌のチャングァンウォン美容室を優先的に利用できる特権が与えられており、そのヘアスタイルは北朝鮮で流行の先駆けとなっている。被服研究所で制作された服も優先的に着ることができる。北朝鮮のアナウンサーは平壌演劇映画大学や金日成大学語文学部、全国話術コンクール入賞者の中から選ばれるという。放送の内容によって抑揚や言葉遣いを自由自在に操ることができ、米国や韓国についての報道を行うときには強い語調で、金総書記の動静を知らせるときには荘厳で丁重な語調へと直ちに変えることができる。
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まあ、ところ変わればということしょうかねえ。プレゼン技能に
(3)北朝鮮国営放送のおばちゃんアナのような高い声は避け、抑えた通る声で話す。
ってのがありましたが、日本人では通らないことでも世界では是とすることがあるんですよね。高々「技能」というものはその程度の定義です。

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