« トンデモ科学はけしからん(3/3) | トップページ | 神をも祈る気持ち »

翼をくださいな

レッドブル、翼をさずける。 (Red Bull Gives You Wings)というCMをやっているが、中身がわからんとか、いったいあれはなにかと思うことも多いだろう。ファミリーマートで売っている所もあるので飲んでみたが、「リポビタン」によく似た感じである。また、モータースポーツの好きな人はスポンサー活動に熱心で見聞きしてる人も多いとか。サッカークラブをはじめ、数多くのスポーツチームを所有している会社の製品らしい。

レッドブル
Red Bull®Energy Drinkは、活動で成果を出したい時のために開発された飲料です。
Red Bull®Energy Drinkには、アミノ酸、カフェイン、ビタミンB群が独自の配合比で含まれています。

http://www.nipponbeer.jp/modules/selection/details_redbull.php
ブログランキング・にほんブログ村へ
レッドブルは、タイで開発されたスタミナドリンクで、オーストリア資本の会社が輸出販売を行っている。

創業者は、痛み止めの製造・販売を行っていた。1978年に「Krating Daeng」(赤い水牛)の名前でタイで開発された。当初、タイでは代理店扱いでリポビタンがタイでの市場を独占していたので、ターゲットを低所得者層にしぼり、タイ国内で約65パーセントのシェアを獲得した。 なるほど「リポビタンD」ににてるのも判るような。
その後タイ以外の販売は1984年にオーストリアの業者が販売権を獲得した。この業者はビジネスで日本に来た際に、日本とかアジア諸国で栄養ドリンクが大きな市場を形成していることを知り、欧米でも同種のビジネスが成り立つのではないかと考えた。そこでKrating Daengに出会ったという。配合を数年をかけて改良し、RedBull「レッドブル」(赤い雄牛)の名で販売した。法律のため各国毎に分量の違いはあるが、主にカフェイン、ナイアシン、パントテン酸を含む。日本の薬局で売る栄養ドリンクとは異なるドリンクとしてコンビニエンスストアなどで販売した。日本を含め世界145ヶ国で販売されている。日本では栄養ドリンクは普及しているが、海外では、韓国やタイなどのアジア、中東諸国で流通している以外は目立つほどの流通量ではないという。
インドネシアでリポビタンDを買ってきた人が知人にいる。(現地出張中に製品事故の処理に巻き込まれ、のまずにいられなかったようだorz)大正製薬が、欧米などの海外市場への開拓に乗り出したことがあるが、ワーカーホリックのイメージが強く敬遠されたようだ。だが、その欧米でも近年「レッドブル」が大きく売上を伸ばし、徐々に栄養ドリンクが欧米でも定着しつつある。レッドブルは全世界で年間約30億本の売上を記録(2006年)し、リポビタンDなどの売上を凌駕している。
なお、欧米でのこのような栄養ドリンクの概念は日本で言うスポーツ飲料も含んだりするようであるし、カフェインが多い飲料(例えばジョルトコーラ)も含まれることがある。考えれば、ポカリスエットの処方はリンゲル液に近くしていたり、熱中症・脱水症の飲料として正式販売(1980年)前に医者に配布していた時代があるという。(ちなみに大塚製薬は輸液メーカーから発達した経緯があり、いまは熱中症・脱水症の飲料としては経口補水液という専門の製品が使われる)なんでも、知人の話では、救急病院であまりにも多忙なとき、もらったカール(明治製菓・・薬メーカとしても有名で、病院にノベルティーでくることも多い)を、貰ったポカリ(これもノベルティー、粉で貰うことが多い)で流し込むという最低な軽食も忙しいときにあったとか。
---------------
さて、レッドブルは日本では2005年12月、初めてクラブやバーに登場。その後の2006年4月より、関東・関西地区のコンビニエンスストアセブン-イレブンでの販売を皮切りにファミリーマート(2006年6月~)や一部のガソリンスタンドでも販売される。薬事法の適用はない。
だからか、この前面白いのにであった。虎ノ門駅近くを歩いていたら昼食時間になった。そこで、道路にレッドブルの缶の形をしたモノを積んだ軽スポーツカーがとまっていた。その脇で2人のキャンペーンガールさんが、でーかいを持ってにこやかに立っている。良く見るとこの筒はビニール製で大きなレッドブルの缶の形になっている上、この中に冷えたレッドブルが入ってるようだ。サラリーマンが時々この人たちから缶を貰っているのを見た。
ふーん。こういうマーケティングもあるんだ。

|

« トンデモ科学はけしからん(3/3) | トップページ | 神をも祈る気持ち »

コメント

こんばんは。
>なお、欧米でのこのような栄養ドリンクの概念は日本で言うスポーツ飲料も含んだりするようであるし、
タイではリポビタンDをよく見かけます。ただしタイでは「肉体労働者が飲むもの」というイメージがあって、ハイソな人々からは蔑まれるようです。
ビジネス街でホワイトカラーが腰を手に当てて(なんでこのポーズなのだろう)この手の栄養ドリンクを飲んでいる国は日本だけのような。。。

投稿: kunihiko_ouchi | 2008年8月27日 (水曜日) 00時28分

>ハイソな人々からは蔑まれるようです。
となるとタイのKrating DaengはリポD以下の層を対象というからには、かなり低所得者を対象にしてるんですかね。(そういう文面も有。)ユンケルや赤マムシというのは海外では認知しにくそう。
>ビジネス街でホワイトカラーが・・・栄養ドリンクを飲んでいる
これが新橋や神田ならまああろうと思いますが、なにぶんにも文科省の前とか、挙句虎ノ門病院の前(驚)でキャンペーンを見てます。まあ深夜にタクシーを使うぐらうの役人さんの多忙さ(以下自粛)

投稿: デハボ1000 | 2008年8月27日 (水曜日) 01時59分

オーストリアですね

投稿: もんちゃん | 2008年10月12日 (日曜日) 23時52分

>オーストリアですね
うわあっ。これは失礼しました。(修正済)

投稿: デハボ1000 | 2008年10月13日 (月曜日) 16時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/41834751

この記事へのトラックバック一覧です: 翼をくださいな:

« トンデモ科学はけしからん(3/3) | トップページ | 神をも祈る気持ち »