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通学定期区分

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<過徴収>通学定期券で鉄道6社 3016件、385万円 2008年4月29日(火)17時19分配信 毎日新聞
小田急、京成、京浜急行、西武、東京メトロ、東武の鉄道6社は、JR東日本との連絡通学定期券を販売する際にミスがあり、一部で料金を取りすぎていたと発表した。窓口の不注意から、自社の学生区分を設定の異なるJR区間にも適用していた。6社の過徴収額は、調査をした昨年4月以降の6カ月~1年間で計3016件、約385万円に上り、該当者には連絡をして返金する。
 通学定期は、6社が「小児(小学生)」と「大人(中、高、大学生)」の2区分、JR東は小、中、高、大の4区分で販売している。6社では大人に区分される中高校生について、JR区間の入力時に大学生と誤るケースが最も多い。1人当たりの最高額は小田急の2万2540円だった。
 各社の販売記録の保管期間は最長で1年間。それ以前については、過去の定期券がない限り返金には応じられないとしている。【窪田弘由記】
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京王、東急も料金取り過ぎ=通学定期、国交省が調査指示 2008年4月30日(水)12時47分配信 時事通信
 首都圏の私鉄や公営地下鉄がJR東日本と連絡する通学定期券の料金を取り過ぎていた問題で、京王電鉄、東京急行電鉄と、つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道でも同様の過収受があったことが30日、分かった。
 京王、東急の過収受が判明したことで、首都圏の大手私鉄9社すべてが料金を取り過ぎていたことになる。
 国土交通省は、JRとの連絡定期券を発行する全国92鉄道事業者に対し、過収受の有無を調査するよう指示した。 
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他にも東葉高速などでも同じ問題があったようです。
大概自分の会社以外は、システムを知らないものですね。もし知っていたとしても煩雑なんでしょうね。確かにこのようなトラブルは私も経験したことがあります。
小学校の時、隣町まで毎日電車を使うことになり、定期券を買う事にしました。で、私鉄ですので定期券には通勤定期(大人) 通勤定期(小人) 通学定期(大人) 通学定期(小人)があるのですが、当時のこと、通勤定期(小人)というのは塾や、習い事用に使うものなので当時はニーズがなかったのでしょうね。私立の小学校ですと通学定期の証明を出すから判ります。(小学校で越境通学をする場合、当時は通学証明書をだしました。いまはどうなんでしょうね)
ところが、鉄道会社の定期券窓口(そこは指定席特急券端末も有る。乗降客の多い駅)ですが、熟練した駅員が子供の通勤定期などない・・・といって売ってくれない。私はしぶしぶ帰ってきました。夜、父親に相談したところ、「それはおかしい」ということになり、駅に電話したものの埒があかず、翌日鉄道会社に父親が鉄道会社(本社)に電話したところ、どうも駅員始め駅長までが知らなかったと言うことでして・・・。翌日通勤の帰りに父親が定期券を貰ってくれましたが、なんと0001番が打ってありました。
だから窓口の能力もあてにならないものだとは昔から思っていましたが、その後ひょんなことから約款書類の束を見たとき、これは大変なのかもしれないなと思ったものです。

さて過日関西にいってましたが、あちこちの私鉄に同じような掲示がありました。JRとの連絡定期券を発行する全国92鉄道事業者の、過収受調査の結果のようです。
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○京阪電気鉄道株式会社では、当社と西日本旅客鉄道および京都市交通局との「連絡通学定期乗車券」発売時における学生区分を誤って発売し、割り引くべき定期運賃を過剰に収受していたことが判明いたしました。(後略)
○阪急電鉄株式会社では、当社線とJR 線との連絡通学定期券発売時に、JR線区間の学生区分を誤り、運賃を過収受していたことが判明いたしましたのでお知らせいたします。(中略)
誤発売の原因:当社線の通学定期乗車券の学生区分は、「小児学生(小学生)」、「大人学生(中・高・大学生)」の2 区分であるのに対し、JR 線の学生区分は「小学生」、「中学生」、「高校生」、「大学生」の4 区分となっております。この区分の違いについて定期券発売所係員の認識が不十分であったことや、発売時のチェック体制が不十分であったことが原因と考えられます。
○近鉄では、JR線(注:JR西日本・JR東海)および京都市交通局線との連絡の通学定期乗車券を発売する際に、JR線および京都市交通局線の学生区分を誤って発売し、運賃を過剰に収受していたことが判明いたしましたのでお知らせいたします。(後略)
○名古屋鉄道は、同業他社における事例を受け調査したところ、名古屋市交通局との連絡通学定期乗車券を発売する際に、名古屋市交通局の学生区分を誤り、運賃を過剰に収受していたケースがあることが判明しましたので、お知らせいたします。※当社とJR線との連絡通学定期乗車券は発売しておりません。(後略)
○南海電気鉄道株式会社では、当社線とJR線(JR西日本)との連絡通学定期乗車券発売時に、JR線区間の学生区分を誤り、割り引くべき定期運賃を過剰に収受していたことが判明しました。(中略)
当社線とJR線区間を1枚で発売した連絡通学定期券のうち当社で発売したもの
当社三国ケ丘駅又は和歌山市駅で発売したJR線区間の通学定期券
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うーむ。ここで、鉄道会社の改札が分離されてる場合はそのあたりの問題は少ないかもしれないですが、改札内でつながっていたりすると、1枚の定期になると思いますからこれは問題ですねえ。
○京阪:京都市交通局と相互乗り入れ。
○近鉄:京都市交通局と相互乗り入れ、JR西日本と駅舎共用2箇所(直接の連絡改札が何箇所かあり)、JR東海と駅舎共用
○名鉄:名古屋市交通局と相互乗り入れ
○南海電気鉄道株式会社:JR西日本と駅舎共用(駅務受託:三国ケ丘・和歌山市)
名古屋鉄道とJR線との連絡通学定期乗車券は発売してないというのは意外でした。(豊橋がラッチ内で連絡、中間改札あり。ほかは分離しているようだ。)さて、このなかに大阪市交通局がありませんね。大阪市交通局は元々私鉄と同じ定期券区分なんで、問題が出なかったのです。ちなみに京都市交通局は、連絡定期の区分にはないのですが、通勤通学定期という、設定(主に定時制高校・大学生用)があり、非常に複雑です。
どうも、判らないのはこれだけ多くの鉄道会社がかなり長い間間違いをしていた(しかも常時直通している路線でも)というのは、他社のことがみえていないと言うことになるのでしょう。定期券購入用申込用紙自体に記載できる配慮がないという事もあったようですが、もしかすると自動的販売をするとなると発券プログラムの間違いもあったのかもしれませんね。なお、職員が事情を把握していて、実運用ではほとんど問題がなかったという例(但しマニュアルにはなく、職員が間違えても不思議のない状態)もあるそうです。
公営交通・JR・私鉄と定期券の仕様が細かいところで異なっています。各々歴史的経緯もありますので仕方がないかもしれません(ちなみに、有る私鉄には、以前「子供料金がない」というのがありました。全般的に運賃の安いことが有名な路線でもあったので、大きく苦情があったわけではないそうですが、今は分けています。なおこれは第二次世界大戦中の暫定処置が最近まで残っていたものだと聞きます)
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但し、逆切れというわけでなく「小学生」、「中学生」、「高校生」、「大学生」の区分が通学定期に全部必要なのかということは、一応考えていくことが必要です。

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