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コンサルタントに向かない人(2/3)

(承前)
経営系のコンサルさんとはあまり仕事の上で関わらないが、共通するところは結構ある。
------------------引用
http://www.consultantnavi.com/archives/50388647.htm
成長したいと思わないコンサルタント
内定しない人が持つもっとも多い志望動機が『成長できる』というものです。コンサルティング会社に行けば成長できるということなのですが、実際に、そういった志望を持った方に、
『なぜ、コンサルティング会社ならば成長できるのですか?』
『成長とはどういったことを意味するのですか?』
『具体的に何が成長するんですか?』

といったことを聞くと曖昧な回答だったりすることも少なくありません。
厳しい言い方になりますが、コンサルタントという肩書きを得ただけで何かできるようになるわけでもありませんし、コンサルティングという環境に入っただけで、これまでできなかったことができるようになるというわけでもありません。
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コンサルタントならばコンサルタントなりの成長が結果として得られるだけです。身につく考え方、動き方はコンサルティング業界ならではのもので他の業界でも汎用的に使えるものもあれば、使えないものもあるわけです。
しかし、コンサルティング業界だけが、成長を促進すると思われているのはイメージによるところが大きいのではないかと思います。実際、求められる品質の高さなどから、プレッシャーも強いです。
また、プロジェクトの中で与えられた役割が、自らアウトプットできるものよりも高いレベルが要求される場合には、足りない分を時間で補わなければなりません。如何せん、ノウハウでなんとかなるものでもなく自ら身を粉にして働くほかないのです。
他業界の2倍早く成長できる、ということが、実際2倍多く働いているから2倍のプレッシャーの中で働いているということであれば、どうでしょうか?No Pain No Gainです。
今いらっしゃる業界で成長できないと思われているのならば、まずは今の業界で成長するにはどうしたらいいかを考えてみませんか?どの業界、企業、職種であっても成長できる要素はあるはずです。コンサルタントならば、変革、変化、改革、改善といったことがキーワードとなる職種です。今のあなたの状況や、思いを変えることすらできないなら、クライアントにどう変革を提供できるのでしょうか。
どういった環境でもアウトプットを出すことで結果的に成長しているのがコンサルタントです。それほどその場その場で成長ということを意識しているわけではありません。
------------------終了
今までですと、コンサルタントは業務経験を積み重ねてスピンアウトする人(定年退職者も含む)が担うというのが多いですし、事実40歳台ぐらいの方はそういう起業者が多かった。またそうでないなら、20年ぐらい一般的業務を重ねてからコンサルファームに転職するという人も多く、この場合はチーム受注がメインになるがね。
どうしてこうなるのかと言うと、指導と検討を受託する「検討代行業」というものが、新入社員を育成するという形になってるのか・・・・ということ。経験をしなくても指導をするという指導専門職という、構想・企画専門家という位置付けですかね。
このようなことを考えると、高額収入を狙ってこの業界に入ってくる人が非常に多い警鐘を鳴らしてるのだろうと思うのです。・・・とはいえ育てる努力をしなければ、有用な人も出来ないというのも事実ですしねえ・・・・。
ところで、http://matsunosuke.laff.jp/笑福亭松之助師匠の記載にこういうのがありました。ついぞ明石家さんまの師匠という名前が先行していますが、新喜劇で活躍したり新作落語などの執筆で力のある師匠です。古典も本格派ですが、一方非常に芸事の幅が広い。
----------------引用
 2008年6月10日 (火)  
先日、NSCの講師を依頼されたので、講師らしい服装をしなければと営業用のスーツに身を固めて出かけました。会場には生徒というのか、会員というのかが150人くらい集まっていました。わたしが壇上に立つと一斉に「おはようございます」と挨拶をされたのには驚いた。わたしは「ここは軍隊やないねんから」と挨拶の制止をした。そんなことをチャンとやってもタレントにはなれんのです。そんなことにずぼらな人間の方が面白みがあって、タレントに向いている場合だってあるのです。
落語家でもそうです、内弟子で雑巾がけを何年やっても落語のできない奴もあるし、雑巾がけをしなくても落語のできる奴もあるのです。素質のあるか無いかが問題なのです。挨拶なんか教えてもらわなくても、普通人であれば誰でもできることです。わたしは開口一番「芸人なんて人間の屑のすることです。わたしは屑が好きでなったのです」と言いました、聴衆にはどう受け取られたかはわかりませんが。「“さんま”には何も教えてません。彼が学生の頃に教室でやっていたのをそのままやって、それが時代の要求に適していたのです。わたしの教えたのは木刀の持ち方だけです。」
聴衆の中には何も分からなくて居てる、そんな感じの人が大勢のように思われました。「なにが目標ですか」とわたしが聞いても答える人がありません。しばらくして三人が立ち上がって言ったのが、漫才とコント志望なのです。わたしは「コントは難しいよ。芝居ができなければならないから。漫才も難しい。落語は、落語家が大層に言っているけれど、落語家とお客さんだけの話ですが、漫才は、コンビとお客さんの三角関係なのです。コンビの呼吸を合わせていくのですから」
こんな話があります。昔の喜劇人でカーテン前に新聞紙の丸めたのが置いてあれば、それで15分もったというのです。「できますか」と尋ねますと「5分ならやれます」と勇敢なのが出てきました。が、できるはずがありません。この人物がどんな人物かをまず考えなければならないでしょう。そうしてその人物が丸めた新聞紙を見て、自分の境遇からそれに合った想像を新聞紙に持つはずです。つまり「気持ち」というものを考えなければならないのです。
-------------------終了
師匠の言う芸事の指摘の是非はおいておきましょう。芸能に対する認識の甘さと師匠が思っていることに対して、同じような環境にあるはずの聴衆が、全く認識できないことを悩み、怒っているのだろうと思います。いまや師匠は東西での現役落語家最年長です。勿論、この意見は彼の主観が強いとは思いますが、すべからく『サービス業』として『独創性』を売る仕事を志向すると、このような感想がでるのは分からなくもないです。
(続く)

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