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生きる包囲網たる数値基準(1/2)

自重0.1トンともなると、いろんな関節に荷重がかかって、すぐ腰が痛くなります・・・・・やれやれ。
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メタボ社員は経営リスク 「包囲網」はそこまで迫ってきた 2008年4月24日(木)0時0分配信 AERA 掲載: AERA 2008年4月28日号
 メタボで何が悪い?なんて開き直っているそこのあなた。サラリーマンの世界では、「メタボ包囲網」がすぐ近くまで迫ってきているようですよ。(中略)昨年までファストフード店を手掛ける新興企業の人事部長だったブンタさん(35)は、がっちりしたプロレスラー体形。「メタボは採用しにくい」 とズバリ言い切る。数年前、業界最大手の20年選手を引き抜いた。巨大ハンバーガー並みのスーパーサイズ。従来の美人・イケメン揃いの「おしゃれ路線」とはかけ離れていたが、豊かな経験を買った。 だが、彼の入社から間もなくして、スタッフが悲鳴を上げた。「動きづらいんですけど」 厨房を彼一人歩くだけでも、作業効率が落ちた。彼の指摘は、若いスタッフを萎縮させる。会話が成り立たない。彼に接客させようとしない異様な連係プレーさえ現場で見られる。
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よく考えると引き抜いたぐらいであるから、技術や技能に関してはそれなりのノウハウを持って、実績を得ている訳ですよね。だからそこではないですな。で一体、人事部長は何を意図したのかと言うところがわからないですね。思うにノウハウの新たな導入と思うのですが・・・・それを導入する環境もないし、むしろ形にかこつけて排除するように見えます。
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美意識を共有できるか
 この人事は失敗だったと、ブンタさんは素直に認める。
「社内で感覚を共有しているスタッフは『自分も会社の一部』と思って日々、自己管理している。そういう社員が多ければ、ブランド力も強くなる。メタボであるかどうか以前に大切だったのは、彼がウチの『美意識』と合うかどうか、でした」
 スタッフの「美意識」が徹底しているブランド企業として、手本にしているのは「スターバックス」だ。だが、ブンタさんの会社でも店舗数が増えるにつれて、従業員の「質」の確保が難しくなった。
「スタッフのメタボ比率が高い飲食チェーンは明らかに無理をしている。業績や人事に課題を抱えている、と言っても言い過ぎではありません」 サービス業で、新卒採用担当社員に就職活動時期前のダイエットを促す会社は少なくない。ブンタさん自身、「行列のできる」競合他社からの転職の誘いを断ったことがあるが、理由は人事部長がメタボだったから。会った瞬間、「自分には合わない会社」と悟ったという。
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この質と言う問題は『美意識に賛同する』と言うことではなかろうか。それは「質」と言っても製造業の求める質とはちがいますね。要するに、現物にあわせる考え方を第一義にするところに様な気がします。スタッフのメタボ比率が高い飲食チェーンは業績や人事に課題を抱えている、と言うのは、その価値観を共有することを出来ないという人材を雇うしかないということなんでしょうなあ。では価値観・美意識というものはその実どのような定義でしょうか。じつは定義できていないものを、口実につあってるのではないのでしょうか。
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プレゼンタブルな人材
 外資系企業に管理職を紹介しているヘッドハンターの小松俊明さんによれば、「メタボ先進国」の米国でも、太っていることを理由に人事面で制約を与えたり、検査や対策を課したりすることはタブー視されている。その代わり、ある基準を用いて採用選考で未然に「防止」するのだという。
「優秀な人材を見極める時には『プレゼンタブル』かどうかが問われる。つまり、『人前に出しても大丈夫か』。それを追求する姿勢の持ち主が、企業から好まれるのです」
 外資系では金融業界が代表例。幹部のメタボ率は低い。自ら広告塔を担い、マラソン出場などの健康的な「武勇伝」を語る。「ソニー出井社長」が登場した1995年あたりから、日本の名門企業でも「重長厚大」体形の経営者が表舞台から消えた。小松さんは相談者がたとえ小太りでも、身だしなみを整えるよう促すという。
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「重長厚大」体形の経営者というと、むかしこんなことを聞いたことがあります。

経営者は
○声がでかくなければならない
○態度がでかくなければならない
○腹がでかくなければならない

いまの私の形態がこうなってるのですが、逆は真ならずで、私は経営者の器ではないですね。(苦笑)
確かに、カリスマ性のあり経営者と言う形ではもうすまなくなったと言うことなんでしょう。フットワークがいい社長は腹がでかくてはということはありますな。(これは逆にマネージメントで全てを悟ると言うことでもあるが)
人前に出しても大丈夫か・・・と言うところは別に太っていても関係ないように思えます。しかし、これは会社として人の判別をすることは、非常に問題が多いのはどこでもわかる事実。そうなるとおもいいきり指標化しにくいものを出しておけば、任意の選定ができるということではないだろうか。
(続く)

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コメント

>『人前に出しても大丈夫か』
> たとえ小太りでも、身だしなみを整えるよう促す
ここがポイントのように思いますが(笑)。
要は他人に不快感を与えない身だしなみができる人材は、行動でも他人に不快感を与えない心配りができる、ということでしょう。

投稿: | 2008年6月21日 (土曜日) 11時39分

>要は他人に不快感を与えない身だしなみができる人材は、行動でも他人に不快感を与えない心配りができる、ということでしょう。
不快感という感覚に客観性があり、数値目標に経営指標までの直結性があるという視点に判断の欺瞞性がありませんか。サービス業だから、小太りでも身だしなみを整えるよう促す指導は判ります。そこで、人前に出しても大丈夫な姿勢の持ち主を選定するのは判りますが、なんか視点がずれてる。そもそも、一番上の項目のように、厨房の狭い事を肥満した人の雇用問題に、強引に問題のすり替えをする認識が私は不快です。
「不快です」というのも感覚依存。感覚の共有化を前提に議論をすること自体定性的判断基準が無理と考えています。綺麗なスタッフが居ることで、不快感を感じる客もいる上にマイノリティーだとしてもサービス業側に排除の自由がないですから。

投稿: デハボ1000 | 2008年6月21日 (土曜日) 12時54分

> 数値目標に経営指標までの直結性があるという視点
「数値目標」とか「直結性」というのが引用文のどこを指しているのかご教示ください。(私には引用文はただ「定性的な」「傾向」を言っているとしか読めません)
> 厨房を彼一人歩くだけでも、作業効率が落ちた。
というのだって、ただ単に厨房の広さと身体の太さとの関係だけを言っているのではなく、動きひとつにも気遣いがない、肥満者にはそういう「傾向」がある、ということを言いたいのではないでしょうか?

投稿: TX650 | 2008年6月21日 (土曜日) 15時56分

>「数値目標」とか「直結性」というのが引用文のどこを指しているのかご教示ください
翌日のエントリーにあるのです。但し、引用原典リンク先が削除され、私もその部分は途中から削除してますね。ごめんなさい。
>動きひとつにも気遣いがない、肥満者にはそういう「傾向」がある、
という取材された人の根拠も具体例をいくつか得ただけの推論であります。7月上旬のエントリーになりますが、
>肥満体型の芸人をデブタレとかいうが、「太っている人は朗らかでいい人が多い」というイメージで・・(中略)・・キャスティングされることが多い。じつはそうでもないんですがね。けどそれをうまく使って営業マンとして成功している人もいる。
と思っています。要するに太っているから動きひとつにも気遣いがないという推論だけで肥満者に(極論ですが)強い相関性を持つ結論は、短絡と思うのです。この値付けは感覚的には合理性があるものの、一般性を取りにくいと私は考えてます。パーソナルティーでなく、病気が多いという理由での肥満者への雇用忌避は否定しませんが。

投稿: デハボ1000 | 2008年6月21日 (土曜日) 20時09分

強い相関性などとは記事も言ってないと思います。私もだからあえてカギカッコ付きで「傾向」と書いたつもりですが。

投稿: TX650 | 2008年6月21日 (土曜日) 21時35分

>だからあえてカギカッコ付きで「傾向」と書いたつもりですが。
確かにその意図の「」ですと、少し私も言いすぎました。
ただ、このような類推をノウハウと確定しているところは他もあるんですよね。結構厄介な課題です。

投稿: デハボ1000 | 2008年6月21日 (土曜日) 22時23分

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