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TX-2000系増備車両

時あたかも、「副都心線」の開通が持ちきりです。地震報道で初日はけちが付いていますが事故等の問題はないようです。(地震に関しては、気の毒としか言いようのないですが・・お見舞いを申し上げます(追記あり))
地下鉄で急行運転をしている路線が意外と多くないというのはあんまり意識されていないようですが、そのため緩急連絡を行う配置はは意外と存在が偏っています。
急行運転を想起して路線の設計をおこなうと、地下駅で通過線をつくるという試みは東京急行電鉄田園都市線桜新町駅が日本初です。このようなスタイルに類似する駅は、多少異なるものの都営新宿線瑞江駅、東京地下鉄副都心線東新宿駅というように事例が少ないのだが緩急運転をおこなう私鉄が増えてきて個人的には楽しい。(2面4線と言う形で駅が分岐部以外で地下にあるのだと、東京急行電鉄目黒線武蔵小山駅、一時の東京急行電鉄東横線日吉駅ぐらいしか思い当たらないですねえ。武蔵小山駅は通過線型を途中設計変更したらしい)というわけで東京急行電鉄目黒線武蔵小山駅の構造に近いともいえるのですが上下層に分けて配置してますから、趣味人のなかには「桜新町」の再来とか言ってるのをきいて私は笑いました。
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東京メトロ副都心線、いよいよ14日開業 2008年6月13日(金)17時52分配信 J-CASTニュース
東京メトロでは9線目となる「副都心線」が2008年6月14日、開業する。埼玉県の和光市駅から渋谷駅まで全16駅、全長20.2キロを結び、東京メトロとしては初めて地下区間で急行運転を行う。最速で池袋-渋谷間を11分で結ぶ。東京メトロには初年度で約40億円程度の増収効果があるとみられている。6月13日には新宿三丁目駅で記念式典が行われ、石原慎太郎都知事が「首都における人の流れが変わってくると思う。東京の成熟に加速がかかると思う」とあいさつした。
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東京メトロ副都心線が開業 2008年6月14日(土)7時5分配信 共同通信
 東京・渋谷と埼玉県和光市の間20.2キロを最短25分で結ぶ東京メトロ副都心線が14日開業し、午前5時の小竹向原発渋谷行きの始発電車から営業運転を始めた。
 新宿三丁目駅(東京都新宿区)に到着した電車は、新路線に一番乗りしようと早起きして来た子供連れや、鉄道ファンでいっぱい。先頭車両はすし詰め状態で、混雑のため4分遅れで出発。
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今年は京阪線の中ノ島新線の開通もあります。それはそれとして。
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【鉄道ファン必見】少しだけ変身「TX2000系」 赤いラインが目印 2008.6.8 15:44 産経新聞
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 東京・秋葉原と茨城県つくば市を結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」を運行する首都圏新都市鉄道(東京都台東区)は、今年秋のダイヤ改正に向けて増備する2000系車両の搬入作業を開始した。4日の2編成12両を皮切りとして、7月上旬までにTX総合車両基地(茨城県つくばみらい市)に計4編成24両が到着する予定だ。
 日立製作所笠戸工場(山口県下松市)からJR土浦駅(茨城県土浦市)の貨物駅までJR貨物の機関車で新しい車両を牽引。同駅でクレーンを使いトレーラーに移し替えて車両基地まで陸送した。
 顔に相当する正面のV字部分と側面窓ガラス下に入った赤いラインが特徴。平成17年8月の開業時から運行する従来の2000系よりもスピード感を出すとともに、停車時にホーム柵と車両のドアが識別しやすいよう視覚障害者に配慮したという。
 TXは守谷-みらい平駅間を境に秋葉原方面が直流区間、つくば方面が交流区間に分かれている。直流型の1000系は秋葉原-守谷駅間を折り返すだけだが、交直流型の2000系は全区間を運行できる。現在、1000系14編成84両、2000系16編成96両が走っている。
 同社はさらに2000系を増備することで、「今年秋に予定しているダイヤ改正で守谷からつくばまでの利便性を上げ、より多くの人に利用してもらいたい」としている。
----------引用
平成20年秋のダイヤ改正に向けた増備車両(4編成・24 両)の搬入について・・平成20年5月28日 首都圏新都市鉄道株式会社
秋葉原とつくばを結ぶつくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道株式会社では、平成20年秋のダイヤ改正に向けた増備車両(交直流車TX‐2000系4 編成・24 両)の製作を進めておりますが、第1陣2編成12 両を6月上旬に、第2陣2編成12両を7月上旬に、それぞれつくばエクスプレス総合基地(住所:茨城県つくばみらい市筒戸)へ搬入されることとなりました。今回の増備車両には新しい機能やデザインが採用されており、いずれの機能もお客様により良い車内環境をご提供することがコンセプトになっております。
搬入の日時や新車両の変更点等につきましては、下記のとおりとなっております。
  -記-
(1)新車両の搬入スケジュール
土浦駅(JR貨物駅)への車両到着~TX総合基地到着
第1陣:平成20年6月02日(月)午前~
第2陣:平成20年6月30日(月)午前~
※ 車両メーカーの工場から、JR 貨物により2編成12両ずつを鉄道輸送します。
(TX-2000系増備車両の主な変更点)
●正面及び側面のTXマークの上に赤ラインを入れ、スピード感あるシャープなⅤラインを表現しました。
●側面に白赤のラインを入れ、ホームでドアが開いた際の車両とホーム柵の識別をしやすくしました。
●天井にある送風扇ルーバーの材質を変更し、耐火性を更に向上しました。
●優先席を示す標記を変更しました。
●優先席の吊革をオレンジ色に変更し、優先席であることを示すとともに、各車両の優先席部分及びつくば方面先頭の1号車女性専用車(朝・夜間)にある吊革の高さを一部5cm下げ、掴まりやすくしました。
●床の材質を変更し、耐火性を更に向上しました。
●乗降口と乗降口との中間にも吊革を増設しました。
●座席シートを柔らかくて座り心地の良いものとしました。
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TX‐2000系(日立製作所製)は私鉄では唯一の交直流電車。秋葉原-つくば間を走行しています。同線はほとんど同じ外形の類似設計車TX-1000系(川崎重工製)という直流電車も持っています。基本的にTX-1000系は普通電車に、TX-2000系は区間快速・快速に充当されます(夜間の区間快速の一部にTX-1000系が充当)。元々1000系の運用は2000系がまかなえる事もあり、予備編成を2000系に固定している、TX-1000系の運用にTX-2000系が入ることも多いようです。
1000系は東京-守谷間を頻繁に走っていますが、予備の車両を2000系で充当しているのです。ところがどうも筑波方面からの需要が増えてるという事もあるようですね。観光輸送などの増加が見られているようです。(開業当初より日中の増便があります)
そういえば、筑波に研究学園都市というかたちで研究設備を設けて人工都市を配置したのはまあ当時の事情から納得いくのですが、私の知り合いもそうですが、この高級技官さんたち、最先端研究を牽引する責任から、以前から都内の本庁の業務を兼任することが多いそうです。今までは家を引っ越したり(都内側が自動車通勤と言うわけも行かないので)困っていた人がいたり、深夜の高速バスをつかったりしてましたが、最近はこのようなムリがなくなったと聞きます。
5月31日から6月2日にかけて、下松→新鶴見→土浦間でTX-2000系6両×2本(2167F/2168F)が甲種輸送された。 31日・1日の運転区間ではEF65-1059が専用のHMを取り付けて牽引したようです。
山口県から鉄道輸送して土浦貨物駅へ、20m車12両ですから専用貨物でしょうね。そこで陸送にしてつくばエクスプレス総合基地(茨城県守谷市とつくばみらい市に跨っている)へ送るというのですが、えらく距離があります。また乗りにいかなければならないかな。
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追記:

廃線「くりでん」の保存活動中に遭難 
駒の湯温泉で犠牲の「鉄博」学芸員・岸さん
   6月15日19時20分配信 産経新聞
 14日の岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市の温泉旅館「駒の湯温泉」の災害現場で遺体で発見された東京都北区の鉄道博物館学芸員、岸由一郎さん(35)。鉄道ファンらから突然の悲報を悼む声が上がっている
 岸さんは昨年10月に開館した鉄道博物館の学芸員として、実物車両36両を時代ごとに展示したヒストリーゾーンを手掛ける一方、ボランティアとして全国の古い車両や駅舎の保存活動に精力的にかかわっていた。
 岸さんは、廃線になった第三セクター「くりはら田園鉄道」の資産の保存活用に関する検討委員会のメンバーとして、13日に会議に出席し、この旅館に宿泊。一緒に行動していた東京都葛飾区の地域プランナー、麦屋弥生さん(48)と地震に遭遇した。

http://www.kuriharacity.jp/kuriharacity/contents/work/kankoproject/profile.html
麦屋 弥生 さんのプロフィール(2008年04月02日更新)
麦屋 弥生(むぎや やよい)さんのプロフィール
観光・交流による地域づくりプランナー 麦屋 弥生さん
 津田塾大学卒業後、財団法人日本交通公社に入社。 観光計画、地域調査を専門に、農村景観や産業遺産の観光活用法について研究。草津温泉、山中温泉など温泉観光地の再生や自治体の観光振興計画の策定に携わっています。
 2004年(平成16年)4月からは、石川県金沢市を拠点に「観光・交流による地域づくり」のフリープランナーとして、観光地づくりのアドバイザーや企業の広報業務などを手がけています。
 栗原市では、2006年(平成18年)10月から観光産業づくりのプロデュースを依頼。資源調査・研究、シンポジウムの開催など、「田園観光都市」の創造に向けて指導を受けています。
最近の活動
●国土交通省地域振興アドバイザー(国土交通省)
●北海道田園委員会委員(国土交通省北海道局)
●Nexco東日本有識者会議委員(東日本高速道路㈱)
●ひょうごツーリズムビジョンフォローアップ委員会委員(兵庫県) など
主な執筆
●『観光読本』 1994年 東洋経済新報社
●『魅せる農村景観』 2004年 ぎょうせい
●『金沢百八景』 2005年 福梅文庫
問い合わせ先:産業経済部田園観光課(くりはら研究所)
〒989-5612 宮城県栗原市志波姫新熊谷284番地3 【JR東日本くりこま高原駅内】

ご冥福をお祈りいたします。

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コメント

こんばんは。
東北線、常磐線が途中で直流、交流の切り替えがあることは知っていましたが、TXもそうなんですね。
旧国鉄はたぶんなんらかの歴史的経緯があるのだろう、しかしなぜTXのような新線がそんなコストのかかるようなことをするのかな、と思ってwikipediaで調べてみると、気象庁地磁気観測所の存在が影響しているんですね。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E8%B1%A1%E5%BA%81%E5%9C%B0%E7%A3%81%E6%B0%97%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E6%89%80)
勉強になりました。

投稿: kunihiko_ouchi | 2008年6月15日 (日曜日) 23時23分

筑波鉄道筑波線(土浦駅-岩瀬駅)はもっと気象庁地磁気観測所に近いところを走っていたのですが、電車に改造できる車を持っていた(後に他社に売却)ものの、このため廃線まで電化しませんでした。地震観測は国是ですからね。

交流電化の電車は当然非常に高価です。上野・秋葉原で見たらありがたく拝まなければ(笑)

投稿: デハボ1000 | 2008年6月16日 (月曜日) 02時06分

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受信: 2008年6月16日 (月曜日) 02時01分

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