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人生送りバント

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【「川相さん、帰りますよ」】
駄洒落があると使われる。巨人→中日の川相選手(現在コーチ)が駄洒落好き、というところで使われるようになった。
川相(当時現役)がグランドで「井端はいいバッター」と駄洒落をとばしたところ、通りがかった井端(内野手・選手会長)が「川相さん、試合中なんだからベンチに帰りますよ」と回収した故事から。転じて駄洒落を発する人を退場させるのに用いる。
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えー、いぶし銀の技で、味のある職人肌の内野手である川相昌弘氏は、今は中日ドラゴンズの1軍内野守備走塁コーチです。元プロ野球選手(背番号は71)現役通算533本の犠打は世界最多記録で、バント職人の異名を持ちます。
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巨人史上屈指の守備力を誇る遊撃手であった。野球に取り組む姿勢やそのプレースタイルから、川相を信奉する選手は多いと聞く。川相のことを「人生送りバント」と表現する人もいる。攻守ともに確実性、堅実さの代名詞ともいえる名選手。・・・けどこの駄洒落好きは、わりと最近であるらしい。というのは以前はそこまで注目を浴びなかったようだが、コーチないしはそれをかなり意識したことから意図して外で話すようになったというのである。(特に現役最後のころは、若手のメンタルケアのフォローを手伝うような立場にもなっていたらしい)
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「くだらなすぎて場が和む」オレ竜盛り上げる中日・川相コーチのオヤジギャグ (東京スポーツ 07年7月1日(日))
オレ流中日で巨人追撃のキーマンと目されている男がいる。川相内野守備コーチだ。期待されているのは戦術面ではなく、天性の明るい性格。中でも十八番のオヤジギャグが ナインの熱い視線を浴びているという。
たとえば狭い通路で選手とすれ違う時など、軽く謝るケースで川相コーチは必ずこう言う。 「ソーリー、ソーリー、アベソーリー」。これに対してベテラン・立浪が「アベソーリー」のくだりを「コイズミソーリー」とやって大盛り上がり。また選手へのノックをミスした時は、 歌手・山本リンダをもじって「アッ!やまもとリキンダ」。あるいは吉本芸人・島木譲二の ギャグを拝借して「しまった、しまった、しまくらちよこ」。
いずれも大爆笑のナインは「川相さんのギャグは、正直に言ってくだらないところが 面白いんですよ。ボクらをどこか、なごませてくれるんですよ。試合中にあれで盛り上がることもよくありますよ」と感謝しきり。当の川相コーチも「オレは吉本を見て育っているしね。(注:岡山県出身・新喜劇のTV中継がよくある) ケンカ腰になってノックするのもういいけど、ユーモアも大事だとおもう。オレのダジャレでモチベーションが少しでも上がればいいと思っている」と大いに燃えている。
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夫人との間に三男二女の5子。工藤公康(球界では有名な子沢山投手)と共に子沢山で有名。末っ子(二女)はTBSテレビ「さんまのSUPERからくりTV」で偶然インタビューを受け、この模様がビデオレターとして名古屋に単身赴任中の川相の元に送られたことがある。この番組たまたま私も見ていましたが、二女が幼稚園で一人砂場で「お父さんが遠くに言っているからさびしい」とTVカメラに向かっていっていたので名札を見て(漢字で見ればわかるよな) 話が伸びて言ったことになってるのだが(如何せんTBSだからなあ・・・以下自粛)・・・。
さて、「人生送りバント」ですか・・・「明日への送りバント」という本をだしてるとか。考えれば手堅く進めるという方法は、日本人の農耕民族的な「うちに取り込む傾向」がなんとなく分かるのです。従って同感と感動をもたらしてるともいえるでしょう。
日本野球界、特に高校野球では多用されるのはおなじみであるが、 近年アメリカでは統計学的な分析によって犠牲バントの有効性は疑問視され、「新思考派」と呼ばれるセイバーメトリクスに重きを置いた戦術を取るチームでは犠牲バントの数が極端に減っているそうで、このあたりがベースボールと野球は違うといわれる所以かもしれない。多分「人生送りバント」を「My life was sacrificial bunt」と訳してもわからんでしょうね。それを知ってるだけいいと思います。
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ちょっと違う視点です。
日本の銀行が業者に貸付を行うのは、有形保有資本を担保とする考え方です。私が家を買ったときに、銀行に借金をしたのですが、当時お付き合いしていた銀行が全部が全部、「個人の資本が無いことには貸し出せない」ということになり、そのときにある銀行では「人物に対する評価をすることは不確実性を伴うため行わない」とまで言われたことがあります。
当時の勤務先は上場会社の上、この銀行が5位の機関株主でもあったので、会社の総務から電話をしてもらうなどの照会も受けたのですが、当時の銀行の経営問題が起きておりダメでした。勿論間に入った不動産会社では紹介する銀行を持ってるというので聞いて見ると「同じ銀行の同じ支店」でして(爆笑)その担保は不動産会社の資産(・・・鉄道会社系ですから、鉄道会社の資産・・・)にするならということでした。これでは・・ということで、家族の中でもこれは意見が一致しなかった。
もっとも、他にも無担保住宅融資の会社はあるのですが、利子は少し高く、もしと言う事もある(・・・アメリカのサブプライムローン的な問題・・・)もあるため、これは手を出すことをあきらめて思案にくれていたところ、勤務先の労働組合が「組合員資格」を担保にある銀行の保証人になるということを奨めてくれまして、保証人を会社の労働組合と言う形で借金しました。(勤務先を退職したときには、次の勤務先の労働組合に引き継ぐことも出来ましたが、事情により繰り上げ完済しました)。
他方、海外の銀行は所持資産の有無ではなく、貸付先の信用を銀行独自が独自に査定していくのです。ある意味サラ金がこれに近いようで、最近リテール市場に注目している銀行は系列にサラ金を取り込もうとしてるのはこのノウハウを取り込みたいからだと言われています。
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このように、全ての考え方に物品担保主義で成り立ってる世界は、ある意味従来の価値観が著しく変わることが少ない世界だからですが、他国に攻め込まれてしょっちゅう価値観が変わっている地域には、物品担保より、人物査定によりという側面が大きいようですね。そうなると、完璧に次の人にまわすということで後段に成果が実る「バント」という概念は、野球にはあっても、ベースボールにはないということと考えます。
要するに、「いぶし銀の技で、味のある職人肌」という考え方は、地域特性によっては存在自体がわかんないということもあろうかと。この考え方の違いが、国ごとの技術者育成に関する考え方・姿勢に大きな差が出ていることを今後検討したいと思っています。

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【ご参考】
岡山で川相杯少年野球大会 「戦い続ける気持ちを」 強豪5チーム熱戦 岡山日日新聞2008/01/16-12:31
 岡山市出身の元プロ野球選手で現中日ドラゴンズ1軍内野守備走塁コーチ川相昌弘さんの犠打世界新記録達成を記念して創設された第5回川相昌弘杯少年野球交流大会(岡山市、市教育委員会主催、市スポーツ少年団軟式野球部主管)が14日、同市北長瀬表町1丁目の岡山ドームで開かれた。 津島ヤングベアーズ(岡山市少年野球大会優勝)など同部で実施した07年度主要大会で優勝した5チーム約100人が参加。1チーム2試合制で勝ち点などで順位を競うルールで、各試合とも強豪同士のぶつかり合いとあって熱戦が繰り広げられた。 開会式には、川相さんも出席し「昨年ドラゴンズはシーズンは2位だったが、最後まであきらめない気持ちを持って、53年ぶりの日本一を勝ち取った。戦い続ける気持ちを持って頑張ってください」とあいさつ。 昨年度優勝の芥子山ベアーズの徳田亮太主将=6年=が川相さんの前で「この大会を開いてくれた川相コーチに感謝し、悔いのないプレーをします」と力強く宣誓した。 川相さんに記念品を贈った東岡山ジュニアドラゴンズの伊澤大地主将=同=は「現役時代走攻守に優れた川相さんを見習って、これからも野球を続けたい」と話していた。 始球式も参加し豪快な投球で会場を沸かせた川相さんは「選手たちからパワーをもらった。(今シーズンの)連覇にチャレンジする姿を子どもたちにも見てほしい」と決意を新たにしていた。 試合の結果、岡南ファイヤーウルフが優勝、邑久リーガースが準優勝となった。

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