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人間国宝

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よく耳にする人間国宝っていったいどんなお宝なの?(2007.10.18 R25)
奈良の法隆寺や京都の清水寺など、日本には重要な文化財に指定されている「国宝」が数多くある。そのなかで、誰でも一度は耳にしたことがあるほど有名な「人間国宝」。だけどよく考えてみれば、人が国の宝になるってどういうこと? 調べてみると、日本の文化財保護法に基づいた重要無形文化財の保持者として各個認定された人、とは書いてあるけど…。文化庁の主任文化財調査官である齋藤裕嗣さんに尋ねてみた。
「人間国宝は正式には重要無形文化財といい、大きく分けて能や歌舞伎などの芸能工芸技術の2分野から、毎年1回、文部科学大臣によって選ばれます。人間国宝というネーミングから、あたかもその人自身が国宝のような印象を与えますけど、それは間違いで、あくまでその人が体現する無形の“わざ”が認定の対象です」
つまり『ドラゴンボール』を例にとって説明すると、元気玉というわざ自体が国宝で、孫悟空はその保持者という位置づけになるわけ。とはいえ、国宝と呼ばれるくらいだから、なにか特典はあるんですよね?
「う~ん、自身が最高位のわざの体現者として評価され、芸の励みになるという面はあると思います。ですが、文化功労賞のような勲章の授与があるわけでも、交通費が割引になるわけでもないので、報賞といった意味では…。そもそも認定の主なねらいは、歴史上、または芸術上価値の高い文化財を保護することにあります。そのため、後継者の指導や用具・施設の費用に年額200万円の助成金を支給していますが、責任の重さにプレッシャーを感じる人もいるくらいです」(同)
たしかに「あなたのわざは国の宝です」といわれたら緊張しそう…。齋藤さんによれば、「すべての人に人間国宝になれるチャンスがある」というが、一朝一夕には身につかない技術であることはたしか。そう考えると、人間国宝がなんだかよりありがたいものに感じますよね。
(大島 渉/清談社)
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親戚に、そこそこのお寺の僧職を勤め、古典芸能で重要無形文化財になってる方が居られた。中学の時、(彼が75歳の時らしい)1度お話しする機会があった。それ以前にも繰り返しお会いしていたのだが、ついぞ聞くことが無かったのである。親族の思い出を色々語ってもらったあと、演奏を聞かせてもらったことがある。上記のようにあくまで本職は僧職であるが、実質的仕事はすでに息子さんがついでらっしゃたらしく、専ら後身の指導に当っていらっしゃったとか。(今はこの後継の団体が活躍している。)この楽器は僧職とは直接的には関係が無い(間接的には多少関係があるようだ)ものだそうだが、採譜などの活動及び後進指導を熱心にしたことが評価されたと思える。その後会社勤務をしてしばらくしてある日新聞を見たら、訃報が新聞に載っており、慌てて実家に電話したら「今から葬儀の手伝いに行く所」という話であった覚えがある。
私も、ある意味よく似た楽器を演奏していた事もあり(・・・そこの人、笑わないように・・・)いろんな意味で影響を受けたのであろう。

単に、引き継ぐだけでは人間国宝になるわけでない(勿論人間国宝になるのは結果付いてきたことであって、人間国宝が最終的な目標ではない)その奥にはクリエイティブな感覚と、改革の信念、そしてどこかにバランス感覚が必要なんですかね。
湯河原に良く行く私は、どうもこのhttp://www.nikobi.com/のイメージがある。勿論これはこれでなかなかのものではあるが、むしろ純粋な民芸のほうが私にとってはなじみ易い世界のようである。(例:http://www.nihon-kogeikai.com/
残念ながら美的感覚があまり備わってるとは口が裂けてもいえない当方であるが、そのなかで私は民芸という形で、スキル向上の糧としてなじめればいいのかもしれないと最近は思っている。工業の美の世界、これはある意味民芸のほうが「実用の美」と言う形で近いのかなと思うのであるが、皆さんはどう思われてるのでしょうか。

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コメント

何年か前の写真週刊誌のゴシップで「人間国宝御開チン」というのがありましたが、この場合「チン」は「国宝」でも何でもないわけですね(笑)。
もっともこの時は件の人間国宝の奥方(当時閣僚)が記者会見して「芸の肥やしというものでございます」とコメントしたので、その視点から考えると「御開チン」も「国宝」としての伝統芸能の不可分な一部であると言えるのかもしれません。

投稿: TX650 | 2008年2月17日 (日曜日) 15時17分

>件の人間国宝の奥方(当時閣僚)が記者会見して「芸の肥やしというものでございます」とコメントしたので、その視点から考えると「御開チン」も「国宝」としての伝統芸能の不可分な一部であると言えるのかもしれません。
ありましたねえ。けど人間国宝の奥方は現在引退のうえ「保存活動」をされてるという見方もありますね。(笑)しかし、この「芸の肥やし・・・」の言い回し、今見てもなかなか秀逸ですな。

投稿: デハボ1000 | 2008年2月17日 (日曜日) 16時39分

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