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再チャレンジ

再チャレンジ:『ウィキペディア(Wikipedia)』
安倍晋三氏が内閣総理大臣当時に主唱した、「一度就職活動や大学入試などで失敗した人が、何度でも挑戦できること、また挑戦できる社会」という概念のこと。この概念が発生した背景には、1990~2000年代前半期にかけての就職氷河期の影響で、就職できなかった多くの若者が数百万人単位でフリーターやニートとなって不安定な生活を余儀なくされ年齢を重ねているという現状がある。
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という話がある。これとてちゃんと議論されてるかは別として。
まあ、私とて、一度会社員から転職をしている身である。そして経験をからっきし反故にすることではなく、再チャレンジをしようとしてるわけ。この業界の場合、話をしてみるとそういうルートをたどって居る人も多い(全部ではない)。逆に言うとそれを分からない人も多い。当然どっちも分かるだけにいかにバランスをとるかが難しいのだが、最近それが見えるだけ多少の武器になるという感じもある。
大衆政治家といえばいいのか、かの浜田 幸一氏は、ラスベガス事件(それに伴う直後の出馬辞退)の一件を持ち込むわけでなく、人生の山谷が激しい(気性も粗い)人であるが、学生→ヤクザ(愚連隊)→青年団活動→町会議員・県議会議員・衆議院議員→(いろいろあって山谷ある生活・不動産会社社員)→衆議院議員→引退→タレントと言う人である。
この人の有名なエピソードに、国会で共産党議員に「あいつはヤクザじゃないか」と罵られた(それ以前にこの件があったのが伏線)際、「自分は確かに、かつて一時期そういう時代もあった。それを否定しない。その過去を責められたら素直に認める。しかし、それをもって私の存在自体を否定したり、また再びチャレンジできないような社会をつくってはいけない」と述べているとか。分からなくもない。
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さて、最近、雇用条件の永続性がなくなってきたのは事実である。そこで、色々な再チャレンジの策を考えたり、それを前提とした雇用が増えてきた。大学の教官がまさにその傾向があり、任期付き雇用が多い。

継続した視点を要する研究、少し広い間口を必要とする開発と、製品化や技術支援の見かたを今まで見たいに一人の技術者にてまとめるには、困難なことがある。(勿論、研究者の中にそのような視点が強い方もいる。たとえば東大名誉教授でノーベル賞受賞の小柴 昌俊氏は良い例であろう。)そういう意味では納得するのだが、逆に言うと、これは途中で、再チャレンジをするという考え方が必要であろうと思う。但し、企業に居る人には、生活の問題があって、このような姿勢ではちゃんとした開発が出来ないと思われると思う。事実その課題は強くあるのでして、工業力の全体的低下も影響があると思える場面も少なくない。
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さて、私は以前から芸談がすきではあるのだが、真のクリエータは職人もその中に入りうるという持論を持ってるのです。そこで、最近良く出てくる売り出し中の芸人さんの話。Wikiなどの引用から。
エド・はるみ  吉本興業所属芸人・女優。明大文学部卒。
1988年に円・演劇研究所(養成所)を卒業し、以降女優(主に舞台女優)として活動(散発的に映画に出ている・・・これが小泉今日子似のすごい美人なのね(驚)・・・)。一方で、マイクロソフト公認資格(Microsoft Official Trainer)を1990年ごろ(かなり早期ですよ・・・)に取り、コンピューターインストラクターと、大手電気通信事業(携帯電話でしょうね)の内で、マナー講師の仕事をしていた。(窓口業務の指導とかですかね)
2004年頃、お笑いを志す。事務所に所属していないアマチュアとして芸人コンクールのR-1ぐらんぷり2005に出場、2回戦で敗退。本格的にお笑いの勉強をするため、吉本興業養成学校(東京NSC)に、11期生最年長として入学。2006年4月に卒業。(一部の記載では公演時、成人式を2回したと話すことがあるから卒業時40歳を超えていたのだろうと思うなお最年長ということは、再チャレンジというこいではいまや売れっ子の友近さんもある意味似ている。)

というわけで、色々調べてみると彼女は、面白いエピソードを持っている。
(1)マナー講師やMOTのインストラクターをする関係上、銀座に自分の事務所(兼自宅)を持って、社長業をしていた。日程管理(マネージメント)は芸人のクラスではない。大きな皮付きの日程表を持ち歩き、仕事毎にマーカーで色を替え、こまめに日程管理しているいかにも『出来る』経営者然としている。(私は、日程管理はPC+ソフトでしてるが、ノート管理は元々苦手である。)
(2)マナー講師をしていた事から、その言葉遣いや立ち居振る舞いは、礼儀に厳しいので有名な木村祐一が「満点」と言った。(社会人経験が多いからもあろうが)
(3)出川哲朗(1964年生)氏と映画で共演したことがある。(出川氏は元々は舞台・映画畑)ほぼ同時期のデビューらしく、2人はふつうの会話をする。ところが先輩・後輩の序列が明確な演芸業界ではこれが複雑になる。あるとき出川氏と品川庄司の二人が楽屋に居たところにエド・はるみ氏がやってきた。そうするとエド・はるみ氏は品川庄司の二人に対して敬語を使う。品川庄司の二人は出川氏に対して敬語を使う。ところがエド・はるみ氏と出川氏とは同格に話す。これは困ってしまったらしい。但しマナー講師をしてる経験から、先輩(といってもオリラジが先輩というからほとんどは年少なんですな)に受けがいいのも事実らしい。
(4)彼女を応援している先輩になる品川庄司はあちことで彼女をネタにしてる(一部の人には年上の人を見下してるようにもきこえて居るようだが、芸人は取り上げられることが最大の価値である上に、芸人仲間から営業の幅が広がる事もあるのと、「一日でも入門が先だと先輩」という扱いになるので、これはプラスに見るべき)。エド・はるみ氏が24時間テレビに出演した時、先輩芸人である品川庄司の品川がフリを沢山した。品川曰くそれは芸人として当たり前のこと。(但し、他の芸人さんの話を聞くと、その人物が高潔・街が優秀でなければ良い振りを出さないというのもあるらしい。サッカーのパスのようだ。)しかしエド・はるみは後日「この間はたくさんフッていただいてありがとうございました。お礼に甘いもの買ってきたんで食べてください」と言って、品川らの楽屋にお土産を買って持ってきた。あまりにも土産が多いので、他の人にも配るようにと品川が言ったら、本当にみんなに一つ一つ丁寧に配っていて逆に驚いた。

芸風といえば、慇懃無礼一歩手前までへりくだった会話(スピーチなど)の途中から突如崩れるピン芸人タイプ。鳥居みゆきのようにある意味怖く、精神的に崩れるタイプではなく一本芯があって触れない姿勢のようである。リアクション芸に近い。昭和の匂いを感じるという同業者もいるらしい。ただこのバリエーションですが、基本的に演劇をやっていた経験ということと、その後の社会経験を思いっきり使っているということになる。もっとも、出川哲朗氏はある番組で彼女の芸を見て、以前の舞台女優のイメージとあまりにも異なり(かつはじめて仕事をしたときのイメージ・・(美人です。ええ)・・から)ショックを受けたらしい。
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さて、ビジネスマナー講師てのはどれぐらい実入りがあるのだろう。東京の相場を調べてみると・・・
甲・・講師派遣会社  ※研修費用の目安:3時間73,500円~(実拘束は別であろうしマネージメント費用もあるから、講師収入は大体7掛けであろう。)
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氏名:A   社員研修インストラクター
経歴等:  ㈱○○商事を経て、某センターに入所。上級インストラクターとして多くの企業・団体で社員教育を担当。元○○大学講師・○○協会テレコミュニケーション講師。現在は、コンクール審査員講師、電話対応コンサルタント、電話対応研修を得意。
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氏名:B   社員研修インストラクター ・若年者就職基礎能力支援事業委員
経歴等:某航空株式会社勤務を経て、社員研修インストラクターとして独立。電話応対コンクール審査員
主な指導分野:接客対応研修・新入社員研修・営業マン研修・就職面接指導・電話応対マナー研修・指導者研修・新人ドクター研修
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氏名:C   研修講師・産業カウンセラー・司会者(MC)
経歴:大卒後、アパレルメーカーの営業職を経て、人材教育会社にて企業向け研修の講師として活動。その後、数社の教育会社専属の講師職を経て、現在はフリー講師として、企業のニーズに合致した研修を提供。
主な指導分野: 新入社員研修・接客対応研修・電話応対マナー研修・CS研修・コミュニケーション研修・リーダー研修・インストラクター養成研修 など
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乙・・就職カウンセリング会社
ビジネスマナー講師募集!<登録制・業務請負> ビジネスマナーの基礎講座の講師
■仕事内容 :講師(ビジネスマナー基礎講座) 
【仕事内容】:月間約8回開催している社会人向けビジネスマナー講座(1日6時間)の講師。講義内容・テキストは話合。セミナー開催日は、約2ヶ月前に決定。
■雇用形態:派遣社員  給与 :時給4,000円(1日24,000円)+通勤交通費実費支給 事前打合せ時は無給。テキスト作成の場合別途作成費用支払。
■応募資格:ビジネスマナー講座講師経験のある方、中高年大歓迎!
■勤務時間 :基本9:30~16:30(休憩1時間)の6時間講座。
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ふーん、それなりの人はそれなりにとるんですね。一時期講師を呼ぶ総務部社員研修担当+講師という立場でもあった私にとってみたら、文化人ギャラ(大学の先生)の場合は2時間1万円+アゴアシ付である(勿論有名な先生ならその枠にあらず)から、意外と身入りあると言うことに気が付いた。またマイクロソフト公認資格(Microsoft Official Trainer)となると、2,000円/hはもらえるそうだ(その手の資格を持ってる人の内容にも拠るようだが)逆に資格がないと1000円/h位。ただそれ以上は上がらなさそう。(自営してる人も多いんですが)
となると、エド・はるみさんの場合、事務所を持っていたということ自体は分からなくもない。それに満足なかったのはやっぱり見入りもあろうが、彼女の中に自分の中で燃焼できないなにかがあったのだろう。やっぱり仕事上の自己実現。必要でしょうね。勿論、お金なしで生活も出来ないでしょうが・・・orz。

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コメント

エド・はるみさん。先週、テレビではじめてみまして、おもしろい方だと思い、私もちょうど調べていたところです。あの業務向けの会話からのお笑いというのはなかなかおもしろいと思います。ブレイクするのではないでしょうか?

投稿: KADOTA | 2008年2月29日 (金曜日) 18時07分

芸人と言うのは自営業者とおなじですから、その意味では彼女は経験者ではあるんですし、自分を如何に見せるということでは、マナー講師でも・インストラクターでも・どこか共通項があるんだと思うんです。
じつは、前総理の安倍さんは某宮崎県知事のことを再チャレンジの見本と持ち上げてるのをみて、一面しか見とらんなと嘆息したのですが、宮崎県知事とエドさんの非常に近いところは、生きてるうちのスキルの7/8を一旦打ち消して、誰も進もうとしない敷地に、足を踏みいれるときに、どこか異なる要素を組み入れているところが、見えてくる。エドさんは、今回正直非常に売れてるのですが、息の長い芸を見せてくれる余地が一杯あると踏んでいます。

投稿: デハボ1000 | 2008年2月29日 (金曜日) 21時31分

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