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回生技術

省エネとなると、出るものを削減するという事もありますが、余計なものとして熱エネルギーなどで捨てていたものを有効活用するという視点もあります。下記はセミナーの紹介です。
------引用--------
小型機器への導入が進む”回生技術”の最新動向を詳しく解説!(注:概要)
 回生技術,その最先端を知る ~電車もクルマも民生も
◇詳細・お申込みは http://techon.nikkeibp.co.jp/seminar/080218.html
世界的にCO2排出量の削減が叫ばれる中,機器で生じた余剰なエネルギーを再利用する“回生”技術に注目が集まっています。もともと回生技術は,鉄道車両や工作機械などで使う出力100kWを超える大型モータで制動時に電力を取り出す技術として発展を遂げてきました。それが今では自動車や電動アシスト付き自転車といった輸送機器やスイッチング電源など,より小型な機器へと採用が進んでいます。
 ◆開催日:2008年2月18日(月)10:00~17:00(予定)
 ◆会場:東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区)
 ◆受講料:【早期割引価格】38,000円・・・2月8日(金)迄(税込み)【正価】40,000円
 ◆主催:日経エレクトロニクス
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<プログラム>
産業機器から自動車,民生機器に浸透する回生技術
   日経エレクトロニクス 記者 狩集 浩司氏
ハイブリッド自動車をはじめ,電動アシスト付き自転車やエレベーター,それから電車や新幹線,路面電車などの鉄道車両…。産業用途では工作機械やロボット,製造設備,建設クレーンなど…。捨てられていたエネルギーを再利用する,いわゆる“回生”技術の導入が,じわりと広がっている。大型モータを備える機器で採用が始まった回生技術だが,現在では出力のより低い機器に浸透しつつある。
フライホイールを使った自動車向け回生システム:(同時通訳が付きます(英→日))
   Torotrak (Development) Ltd Business Manager Chris Brockbank氏
   Flybrid Systems LLP  Managing Partner Jon Hilton氏
Hybrid drivetrain technology focusing on Kinetic Energy Recovery Systems(KERS) will be introduced for the 2009 Formula 1 race season, with the clear intent of directing motorsport developments to the key issue of fuel efficiency in road cars.
The 2009 season specifications define a system that can recover, store and reapply 400 kJ of vehicle kinetic energy per lap at a maximum rate of 60 kW. In order to encourage technical innovation, the system type (electrical, mechanical or hydraulic) and specification have been left
undefined.(後略)
路面の振動で電力回生 ―夢のサスペンションの実現に向けて―:
   東京大学 国際・産学共同研究センター 教授 須田 義大氏
路面凹凸による振動を防ぐサスペンション・システム。自動車の乗り心地や操縦・安定性のカギを握るシステムである。このサスペンションにモータを搭載し,車両の振動を電力に回生する技術は、消費電力ゼロで乗り心地向上を実現できる。
13:35~14:25
回生技術を導入した機器の最新事例
   国内機器メーカーと交渉中
ハイブリッド車だけでなく,建設機械・エレベータ・電動アシスト付き自転車などでも蓄電装置と組み合わせた回生技術の導入が始まった。回生時にモータで発生した余剰の電力を電池やキャパシタに蓄電し、それを再利用する機器の最新事例。
タワー・クレーンの電力回生技術
   竹中工務店 生産本部 機械技術部長 坪田 章氏
回生技術を工事現場に利用する。竹中工務店と小川製作所が2007年に開発した、荷物を降下させる際に電力を回生する建設用定置式タワー・クレーンである。回生電力は電気2重層キャパシタに充電し、再利用する。目的は効率向上に加えて,受電設備小型化。
電動アシスト付き自転車における電力回生
   三洋電機 研究開発本部 パワーシステム研究部 担当部長 岸本 圭司氏
自転車で電力を回生する、三洋電機が開発した電動アシスト付き自転車「エナクル」。自転車の前輪にモータを搭載し、走行状態などに応じて自動的に駆動・回生制御をきめ細かに切り替える。大幅航続距離の向上を実現。
鉄道車両の回生ブレーキ技術
   東日本旅客鉄道 運輸車両部 次長 新井 静男氏
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私も、回生制動に関しては、油空圧アキュムレーター(圧力容器)の研究と言うことで一時期検討したことがあります。試作までしたもののマッチングが難しく、廉価を旨にするコンセプトにあわず、半年の初期検討で引いたことがあります。
今の一般的な電気式は、バッテリーを使うもので重いという固定概念が当時あり、油空圧アキュムレーターを用いたシステムとしては大型自動車に使った事例もある(三菱自動車:http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/news/news_content/970819/970819.html(エムベックス)、いすゞ自動車:CHASSÉ(シャッセ)、日産ディーゼルがERIP(エリップ))のですが、価格・エネルギー効率面・配置設計の制限など諸般の事情により、余り普及しませんでした。最近はキャパシター(ざっくり言うと大容量のコンデンサー)が普及して、瞬時にエネルギーを出し入れ出来るシステムが構築され、この技術革新で電気式が復権したわけです。
ここで注意しておかなければならないのは、環境ということが経営で最上位に固定されるようになって、経営的に成り立たないでも社会のために・・・ということになるなら、信用などを次にしても推進しなければならぬということ。ここに「エコ購買」とかの指標が振れると3すくみになってるような気がします。(・・これがこの前の再生紙の問題の根底にあるともいえます。)要するに一元的指標に、すでにあわなくなってるのではないでしょうか。ドイツは・・・というと、多分国力のバランスが崩れてもいいという形になるでしょうし、すでに福祉型社会(=大きな政府・・・ともいえる)に移行しているといえましょう。それを技術でカバーできるというのは単純にはいえないと思います。作用あれば反作用あり。光ある所に影あり。このような見方で是々非々を見つめながら、セミナーで自分なりの星取表を描くことをしたいものです。逆に言うとこの手のセミナーはプレゼンの一形態ですから、そのあたりを比較するいい場所を有償で得たと言う見方でいいのではないでしょうか。
38,000円(【正価】40,000円)が高いのか高くないのかは、貴方次第です。

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コメント

こんばんは。

>余計なものとして熱エネルギーなどで捨てていたものを有効活用するという視点
ということでしたら、「回生技術」とはちょっと違いますが、こんな記事が出てましたね。

人の歩く力で発電 JR東日本が「発電床」実験
http://www.asahi.com/life/update/0120/TKY200801200127.html

こちらは発電量を考えると、ちょっと経営的に成り立ちそうもないですね。

投稿: kunihiko_ouchi | 2008年1月26日 (土曜日) 00時43分

へー。こんなことをしてるんだ。
>初日の19日は、前回より性能がアップしたことが確認され、担当者は「上々のデキ」。それでも約21時間かけて蓄電できたのは、ICカード改札機1台が10分強動くだけの電力だった。
経営的にたしかにつらい。けど、たとえば駅前にバスやトラックが通るようなところに敷き駅の中の簡易Suica機を「停電時バックアップ用として」動かすことは出来るともいえる。つまりこのままでは墓穴に入りそうですが、商品企画をどうとるかで可能性がゼロともいえなくなる可能性もあるんですよ。
この実験結果をデモンストレートとみるか、実用化研究とみるかで、色合いが全く変わりますな。

投稿: デハボ1000 | 2008年1月26日 (土曜日) 00時59分

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