« ちょうごうきん | トップページ | ゲーテの格言と定食屋さん(2) »

ゲーテの格言と定食屋さん(1)

いきなりだが、ゲーテ(1749/8/28 - 1832/3/22)は詩人・戯曲家であるが、さらに政治家でもあり科学者でもありといろいろ成果を残した人物である。元々弁護士など法律を使った職につき、ヴァイマル(Weimar:英語読みではワイマール)公国の宰相として産業振興・イェーナ大学へ知識人招聘・ヴァイマル劇場の総監督としてシェイクスピア・カルデロンらの戯曲を上演し、というように文教政策に力を注いだ。当時の優秀な人は知識人数の絶対的不足と言うこともあるし、その人の資質が生かされることもあろうが、いろんな分野に名をはせてるようである。そういえば『若きウェルテルの悩み』のシャルロッテを取って、韓国・日本におおきな影響をもつ『ロッテ』社は名づけられたとか。
私は、詩人としての知識ぐらいが関の山であるが、科学者として見てしまうと、人体解剖学・化学・地質学・植物学・光学(『色彩論』)の著作および研究があるとか。ゲーテの植物学や色彩論は形而上学的思弁と密接に関わり、これを自然哲学とみなす論者もあるらしく思想と密接な結節があったようだ。どんなものかなあ。
ブログランキング・にほんブログ村へ

●動物解剖学:動物ですでに知られていた間顎骨(前顎骨・切歯骨)がヒトにもある事を発見。
●植物変態論:植物の形態には大きな違いがあるが基本設計は共通とし「原植物」の概念を提出。形態学という用語を最初に用いたとか。相同性概念による生物形態学の最初期の研究者。
●色彩論:光学のみでなく感覚に関する研究も重要と強調した点。
但し、若いころは余り法律の勉強は好きではなかったようで、20代は詩作を行い、自身の作品で名声は上がったもののその前に自費出版した際、ごく親しい友人に莫大な借金をしており、その借金も返済できない時期もあったのらしい。
政治家として活動をしてるけれども、かれはその向きではないようですね。当時だから何とかなったともいえます。まあ世の中には、作家から政治家になる人はチョコチョコいますが、感性の世界を知ってるのは政治家として差別化にはなるけれども、その『感性依存体質』を政治の世界に無理やり持ってくるのは難しいようです。さてそれを知って日本の政治家の例を思い出すと(以下自粛)、また某国の(以下重ねて自粛
--------------------
要するにお金では、どなたも苦労するんですね。そこで、古今東西の貸借に関わる文章を並べました。
●人は通常、金を貸すことを断ることによって友を失わず、金を貸すことによってたやすく友を失う:ショーペンハウエル(ドイツの哲学者)
●富者は貧者を治め、借者は貸人の僕となる:旧約聖書 「ソロモン」
●借財は底なしの海なり:キケロ  ローマの雄弁家・政治家 「義務について」
金を貸すと、金も友達もなくしてしまう。金を借りると、倹約の心が鈍ってしまう。シェークスピア  イギリスの劇作家・詩人 「ハムレット」
●高利を貪る者は、これと異なる道を踏みて望みをほかにおき、自然とその従者を軽んず:ダンテ  イタリアの詩人 「神曲-地獄編」より
但し、こんなのが混ざってましたが、事実とはいえどう解釈していいものかorz。
▲年収400万円の人が1億円の借金をしているのと同じだからとうてい返せるはずがない。毎年新しい国債を発行して利息を払っているからますます借金が増えるばかりの悪循環。: 辻元清美政治家。 2005年に日本の財政状況について述べた文。 
--------------------
そして、
▲「貸借は友を失う: ゲーテ
もしもこんな財務諸表があったらいやです(苦笑)(続く)

|

« ちょうごうきん | トップページ | ゲーテの格言と定食屋さん(2) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/17351731

この記事へのトラックバック一覧です: ゲーテの格言と定食屋さん(1):

« ちょうごうきん | トップページ | ゲーテの格言と定食屋さん(2) »