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能天気な散歩

私は、幼い時は京都の郊外に住んでいたのだが、京都は太秦に撮影所があったり、また京都映画という撮影所(http://www.kyoto.zaq.ne.jp/s-kyotoeiga/  松竹京都映画・・・必殺シリーズが有名である)なんぞがある地域であった。太秦付近に学校があった母親は、「夏場ラーメン屋に入ったら客が全員ちょんまげをし、冷やし中華をたべていた・・・」という思わず笑うシュールな記憶があるそうな。
太秦といえば東映映画村が観光地として有名であるが、実はあの撮影所の裏は山陰本線が通っていて、汽車が通ると撮影待ちをしていたらしい。それはそうですわな。煙が撮影所に流れ込んでしまうわけだから。(音はアフレコにしてしまうらしい)その後無煙化は達成されたのだが、今度は架線が張られそれが見えるとか、山陰線自体が通勤路線になって複線化をしなければならなくなり(国鉄時代から通勤時間はネットダイヤ+長大編成で朝ラッシュ時を捌いていたという混雑路線でもある)その予定地をどうするかとかいう課題で困っているらしい。とはいえ観光客を意識してJRも太秦という駅を作ってますしね。
この太秦映画村自体は今でも時代劇以外の映画を撮っている(時に撮影に出会ったりする)が、関東の映画スタジオと違うのは「時代劇」「怪獣モノ(実写)」が多いらしい。後者は美術の担当の熟練わざと、そのジオラマを作る会社が以前から多いという事情もあるようだ。たとえば、
10月10日(水)の撮影予定:撮影名:水戸黄門 TBS系
場 所:港町、三丁目、0丁目、御利益らんど、屋敷町 時間帯:9:00~16:00
主な出演者 由美かおる、(10:15~)里見浩太朗、原田龍二、合田雅吏
あとこれなんかも特撮もののイメージ一杯ですな。l
以前、映画村に行ったとき、看板が立てかけてあって、一旦は見過ごしたものの、私は二度見しましたね。
危険につき湖の立ち入りを禁ず。山梨県警察・山梨県特殊生物対策協議会」おいこれ、怪獣映画の小道具なのかよ。(後に怪獣映画の撮影をしていたことが判明)
また、でっかい池の有る屋敷が出てくると、また大覚寺かよ・・・というのも多いですね。
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さて、過日こういう話がありまして。http://www.latimes.com/news/local/la-me-swastika26sep26,0,2973328.story
米軍の兵舎が逆さ卍になっていることがグーグルアースで明確に出ているという話。45年前に建築された(当然第二次世界大戦後)ものでもあり、老朽化して改築計画があることもあるから実害はなさそうです。建築という面から考えると採光・プライバシー維持・セキュリティーからは理想的なのですが、あまりにも場がわるかったですな。
但し卍というものは調べてみると「ヨーロッパの卍は、十字架の表記のひとつ」「国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)が党章に採用したハーケンクロイツは、昔から西洋でも使われていた卍(スヴァスティカ)がデザインの元となった。」というらしく、後年の歴史の動きがこれを皮肉に受け取る環境になるわけで、ちょっとかわいそうでもありますな。
「ナチは1920年に右卐を党章(いわゆる鉤十字、ハーケンクロイツ)に採用した。このため、欧米ではかつての幸運のシンボルの意味合いは無くなり、ナチのシンボルとしての意味しかない、ナチが作ったものと誤解されることが多く、ハーケンクロイツはナチとファシズムのシンボルとして認識されている。しかし、元々はエアハルト旅団などドイツの民族主義運動のシンボルとして、また詩的結社グループのゲオルゲ派においても使用されていた。」つまり、そこを突き詰めると皮肉な結果になるのです。
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ふつうの人ならこれで収まるのですが、私は、一寸違う見方でこれを見てしまいます。東映撮影所で作られたもので時代劇なのですが、怪獣モノです・・・???
第2部 卍党編(第14 - 26話)
「織田信長の活躍した頃、海を渡ってきた奇怪な妖術者の群れがギヤマンの鐘を求めて各地を襲撃した。世界制覇を狙う卍党の仕業である。強烈なエネルギーの製法を秘めたギヤマンの鐘3つ。日本の平和を願う信長は、卍党の野望を粉砕すべく飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」
はい、なんですかな。実写版テレビ時代劇「仮面の忍者赤影」です
繰り返しますと、左卍と逆卍(右まんじ)があり日本では左卍が多く用いられ、英語のSwastikaや仏語のSvastikaもこのサンスクリット語から来たものであり、かつては洋の東西を問わず幸運のシンボルとして用いられていた。日本では、寺院の象徴として地図記号にも使用されている。まれに忍者を表す場合にも使われる。というわけなんです。
ところで、このタイトルバックはここに有るんですが(どうも海外からの投稿らしい)この赤影が乗っている白馬の走ってる土手ですが、なんと京都府八幡市・城陽市・久世郡久御山町の木津川の土手なんですな。この場所は近所に流橋という有名な木橋があることから、私の幼い時の遊び場でした。このころから時代劇の撮影には良く使われてますが、私のいたころは、がたがたのひどい橋で、しかも軽自動車が走るし欄干はないしというひどい状態でした。
元々この橋は、木津川の堤防を作ったときに上津屋という地区が当時の久世郡八幡町・久世郡城陽町に分断されてしまいその連絡のために(渡し舟代替として)作ったものだそうです。当時はそのため余り立派な橋を作る原資が無かったみたいです。しかも、城陽市側の住民にとっては大阪方面に行くなら、橋を渡ってバス(現在の京阪バス・・下記)にのって京阪線の駅に出られるというメリットがあるのでした。(但し小学校区の境界に入っていたこの橋は子供には危ないということは言われていました。)
いまは車では渡れません。洪水のときは流れてしまうことでリスク回避する木製の橋です。よく時代劇のロケに使われていまして、私も一度目撃したことがあります。(仮面の忍者赤影の4部の撮影を見たこともあります)欄干がなく、自動車は通行できません。これだけの長さの木製の橋はめずらしいのだそうです。
(なお、最寄の駅は近鉄京都線久津川駅(徒歩2.2km)となっていますが、実際は京阪本線駅-近鉄京都線大久保駅-JR奈良線新田駅-JR奈良線宇治駅-京阪宇治線宇治駅というバス路線([21][21A][15])が20分毎に走っており(京阪シティバス・京阪宇治バス共同運行)ここで途中下車したほうがはるかに早いようです。(京阪本線八幡市-近鉄京都線新田辺([73A][73C][75C][76][76B]という路線のほうがもっと近いですが、こちらは往時より本数が減ってしまいました)(注1)

第1部 金目教編 (第1 - 13話)
「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に「金目教」という怪しい宗教が流行っていた。それを信じない者は、恐ろしい祟りに見舞われるという。その正体は何か?藤吉郎は金目教の秘密を探るため飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…赤影参上!!」(注2)(注4)
こちらのタイトルバックもこちらにあるんですがこの最後の場面の峡谷は実は、宇治市の山の上に有る砂防用地でした。ここは、元々住宅地としようとしたが、建設中に土砂流出が指摘され、下流に砂防ダム、上の土地は砂地にしたものの、雨水で渓谷の出来方がわかるような面白い土地で、岩盤のロ質から渓谷美がありました。この当時はこの団地用地の中にお菓子やさんが一軒有るだけです。なぜお菓子屋さんがというのは・・・どうも撮影部隊が頻繁に使っていたようです
で30年以上もたってこの土地はどうなったのかというと、地図と川の配置から追っかけてみたら・・・

山城総合運動公園(やましろそうごううんどうこうえん)は、京都府宇治市の運動公園。公園の愛称は「太陽が丘」と言い、府南部の府民からも「太陽が丘」として親しまれている。公園の総面積は108ヘクタール。年間100万人の利用者が訪れ、様々な大会などが行われている。陸上競技場兼球技場。サッカー・JFLの公式戦も開催される。(京阪・JR宇治方面から[6][41][43][44][45] [180][180B][280A] [184] )
ええっ!
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赤影(あかかげ):坂口祐三郎氏は九州に戻って活躍したが、60歳台でなくなった。白影(しろかげ):牧冬吉氏はその後も同じコンセプトを持つ実写ドラマで活躍した(京都から離れなかった)が亡くなった(この時KBS京都は追悼番組を放送した。)青影(あおかげ):金子吉延氏 は子役だったが早く引退し、空調工事業を営んでいるが、それでも少し芸能活動もしているとか。牧冬吉氏の奥様(歌手でした)が存命で親交があるそうです。(注3)
「太陽が丘」という場所は、むかし、(1960年代)飛騨の忍者が戦っていた場所(?)が40年を経てJFLサッカー選手らの闘魂の場所となっている。そして荒れ土地であったそのま裏(城陽市になる)は京都パープルサンガの練習場[525]。嗚呼、時代のながれである。

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(注1:[**]はバスの系統番号・京阪バス・京阪シティバス・京阪宇治バス)
(注2:いまならカルトの話になるからひと悶着おこしそうですな。脱線しますが1995年2月から放送された戦隊もの「重甲ビーファイター」の悪の統領はジャマールというあらゆる次元を侵略し続ける異次元の戦闘集団なんですが。首領オーム以下、合成獣軍団、戦闘ロボット軍団、傭兵軍団の三軍で構成されるのでして、この年におきた某重大事件こちらではない)を考えると(以下自粛)
この年は理工学の出版では有名かつ実力の有るオーム社も、かなり風評被害があったようで、出版社からダイレクトメールが勤務先にきました。これは電気抵抗値のΩを由来とするんですからね。)
(注3)エンドクレジット込みだとこちら里見浩太朗 (竹中半兵衛重治役)とともに大辻司郎(木下藤吉郎役)が出演していたようである。
(注4)パチモンです。花弁の忍者桃影(2002年)もありました。あぶないのう。笑ってやってください。(著作権上は逃げてるようですね)特に字幕と歌の違い(歌はカマトンカチを皮肉っている)に気がつくと。著作権上の訴求が無いようなので、写して見ますね。
赤い国旗は謎の国 どんな国家か~知らないが
キラリと光る鎚と鎌 共産主義者だ 赤旗だ
粛清シュッシュ シュッシュシュ 赤旗は行く~♪

・・・・(PS)Vシネマで、いまでも有償ダウンロードできるそうですが、映画自体は成人指定!ですが、このリンクは青少年には問題ないです。

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コメント

TB有難うございます。
笑っちゃいけないけど、笑えちゃいますよね。

投稿: mac | 2007年10月10日 (水曜日) 22時03分

「がってんがってん」承知ってね。
うちはカラーテレビで見た記憶があります。ウルトラQは白黒だったな。
赤影ってイケ面でしたね。
白影がなぜ敬語を使うのか子供心に疑問でしたが,今では僕も仕事上は年長年下区別なく敬語を使います。
年齢を重ねて白黒つけることのわずらわしさを敬遠するようにもなりました。
あ,他愛のないコメントで失礼しました。

投稿: niwatadumi | 2007年10月10日 (水曜日) 23時11分

>笑っちゃいけないけど、笑えちゃいますよね。
けど卍一つでも結構トリビアあるんですね。キリスト教に影響を及ぼしていたとは・・・
>カラーテレビで見た記憶があります
これ、カラー製作としては初期のものです。そのため、三洋電機がカラーTVのCMをしていた記憶があったのですが、果たしてそうでした。(この番組は東映京都撮影所製作です。従って映画村のなかで作っていたのでしょう。ましてスポンサーが三洋電機。だから京都近郊でロケをしていたわけですな。なお関西テレビ放送はこれ以外に一切戦闘時代劇ものを作っていないそうです)

投稿: デハボ1000 | 2007年10月10日 (水曜日) 23時58分

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