« 日本語の文章講座 | トップページ | 言葉は文化です。大いに弄びましょう。(1) »

KKK・・・・・?

KKKというと一般的には:
(1)クー・クラックス・クラン (Ku Klux Klan) - アメリカの白人至上主義団体。この意味で用いられる場合が多い。
(2)国際興業株式会社の略称。路線バス事業(東京・埼玉)観光バス事業(東京・埼玉・大阪・神戸地区)、タクシー(大阪・神戸地区)、ハイヤー(東京地区)、不動産開発販売、観光事業、ゴルフ用品販売、輸入自動車販売(札幌地区でBMW、ポルシェ、フェラーリ)などを手がける総合商社。「Ku Klux Klan」を連想させるためか、バスからこの略称が抹消されるなど現在はほとんど用いない。
(3)ターボチャージャーなどの製造で有名な独KKK(Kühnle Kopp und Kausch)社。 (もともと航空機関連の会社で、プロペラ機の技術として発展したターボを量産自動車用として初めて実用化した歴史を持つ(1973年BMW2002ターボ)。現在こそIHIにお株を奪われた感はあるが、以前はポルシェ、フェラーリ、BMWといったヨーロッパのほとんどのメーカーが純正採用しており、F1用のタービンも手掛けた。その評価は、高価だが高効率で非常に高い信頼性をもつというものであった。・・・これは知りませんでしたね。メモメモ)
(4)黒石観光協会・・青森県黒石市は温泉や十和田湖の観光拠点なんですが、そこの公益的団体(おい)
---------------
なんだそうである。
確かに、高校の時、政治経済の授業で「クー・クラックス・クラン」のことは知っていた。おりしも当時南アフリカの国交が云々といわれていた時期でもあるから、人種至上主義の話は、南アフリカに仕事で行った人などから実感と経験に基いた話を聞いていたし、非常に面白くない話だという観念はあったから、あまり使わないし、時に揶揄するときに使う(これも今になっては倫理的には非常に問題ですね)ようにはしていた。
でやっぱり、こういうのは世界に絡むと色々問題があるようで、国際興業株式会社創業者小佐野賢治氏の生存中は、同社は「KKK」と略されていたが、現在では年配の人以外ほとんど使わない由。(それでは私は年寄りと言うことか・・・)「KKK」とは「Kokusai Kogyo Kabushikigaisya」の略であり、関係の深かった東京急行電鉄の「TKK」に倣った物で、採用した昭和20年代当時は、このローマ字三文字の略称が流行していた。で、以前はバス車体にローマ字略称が記されていたが、2002年に行われた日韓ワールドカップの際の観客輸送にあたり、「Ku Klux Klan」の略称と同一であることを配慮し、全車両の略称標記を消し、(これはそうでしょうね)以後ローマ字の略称は用いられていない。(たしかにそうだな。HPにも見当たらない)もっとも刎頚の友で特に有名になった小佐野賢治氏というのは非常に豪傑と言う側面はあったみたいで、(まあ一代でなりあがった人だからそれだけ人望もあった反面、いろいろな側面もあったのでしょうが)国際自動車(Km観光バスやタクシーで有名)の戦時合併の手助けをした経緯から、自分の会社に響きがいいというわけで「国際」という名前を持ってきてつけたのだ由。安易といえば安易かもしれないが、海外に目を向けてその後業績を上げていったという意味ではどこかに志向があったのかもしれぬ。その程度だから、多分にKu Klux Klanのことは知らなかったのだろう。(そういえば戦時中東急系になった私鉄は、英3文字で社名を示すことが多いですね。)
-------------------
で、一般には国際興業というと「さいたま市や東京都の池袋や赤羽で活躍しているバス会社」というイメージがあるのが普通の人の普通の見かたで、飯能の駅前で待ってるバスの会社というイメージが強いのはあんまりノーマルではなかろう。(登山がお好きな人にはまあわかるのですが私の場合(以下自粛)。飯能地区は埼玉県の国際興業バスの営業エリアとしては、飛び地です。)実は商社なんですよね。古(いにしえ)の時代は自動車の補修部品、その後観光事業でホテル(帝国ホテルも傘下にあった・花巻温泉という有数の観光温泉も彼らの腕になるもの)観光業に力があった訳ですし、というと分からなくもない。だからトライスターを買う時も彼が絡むこと自体は全くおかしなことではない。(ただその手法が大いに問題だったということ
確かに、幼い時「東京土産」と称してアメリカ製のディズニーのキャラクターの入った下敷きを貰ったことがある。で、これの輸入元が「国際興業」なんですな。私はふーんこんな会社があるんだというだけでしたが、父親が「???」という顔をしていたので理由を聞いたら、「いや、この会社、こんなことしているんだあ」といってたから、なぜか記憶に残っているんで。
-------------------
長じて、私は流体機械の研究開発などをすることになりましたが、トーマスレジスターを繰って(当時は冊子)フィルターの有力商社ということで、電話をしたこともある。又、油圧ポンプの商社としてお付き合いすることになる。そういう場面でhttp://www.kokusaikogyo.co.jp/sanki/index.htmlとなるとははあ・・・ということになるんですな。確かこの時赤羽にある営業本部の人を会社に呼んだ記憶があります。どうやら父親は、この業態のことを知っていたみたい。
で確かに油圧関係のフィルタ・ポンプなどの取り扱い範囲での業務知識は確かなのですね。(大手商社でもひどいのはいるんですよ)ただ問題なのは、鼻が高いというのかなあ・・・という印象が私はありました。そこを付加価値にしてるのはまあ一つの見識でしょうが。
-------------------
も一つやっぱりと言う話をすると、この会社、最近はバスグッズの販売も力を入れているが、そのほかに中古バス売買に積極的なのだとか。参考
中古バスというのは、それなりに大きな市場があって、会社の方針で税務上の償却期限が来たバスは、維持費用などが掛かるから売りに出したりすることをする場合もあるし、逆に地方のバス会社で新車を買うよりもこのようなバスを買ったほうが経費節減になるという考え方もする会社もある。特に近年関東・中部・関西でディーゼルエンジンのいろんな法的制限が掛かることで、比較的早く新車に代替する会社がいま多い事もあり、状態がいい車が出てきている。他方「20年も使ってる」車を維持して、新車も買う資力もなく・・という地方交通事業者が多い現在、すこしでも旧年式の車をかえていくことは、本当はトータルでは地球環境の改善になるんですが、どうも「悪い車を地方に押しやってしまう」という視点も殊更に喧伝する政治家もいらっしゃるんで・・・。閑話休題、そういう中古バスの市場は日本以外にもあるんです。外国に行って(大概こういう中古バスは塗装しなおすことをあえてしなかったり、方向幕までそのままだったりするらしくて)「おや横浜市営バスが」とか「こっちは神奈中、こっちは京都市営、そしてこれは・・・・鶴見臨港バス」という話(おい、大沢あかねのギャグ・・持ちネタじゃあるまいし)って実は多い。
東京方面から新幹線「こだま」に乗ってると、新富士駅の直前に、いろんなバスが並んでいる車庫があるのに気がついた人がいませんか。ここなんです(HPのには出所が分かるバスが一杯ありますね)が、他にもここ・・おやどこかでみたよな市営バスとか、ここ(自家用がメインですね)とか、大手の会社の新規参入となるとこんな会社もあるんですね。
で、ここの強みはやはりこれでしょう。
『国際興業中古バスドットコムの取扱品には弊社在庫品、お客様からの委託品、同業者様扱品などがございます。』そーそー。自社の中古を、系列の子会社に流してるという実績があるんですな。
たとえば、上に揚げた花巻温泉は花巻市の郊外にあり、ここにいくには、花巻駅から割とバスがある。かつて労災でわずらった私は、痛みに耐えかねて・・良く頑張った・・ではなくてえ、痛みに耐えかねて散々這いずり回った挙句、血行回復のため夏休みに10日ほど当地で遊んだことがあるが、岩手県交通の来るバス来るバス、あまりにも出自が分かるし、冷房改造車という稀有な「痛みに耐えかねて良く頑張った」のが来るわけで。(他にも山梨交通Grもそうです)まあ、ある意味素性が知れた会社で、バスに関しては目利きがおり、転用実績があるというのを売りにしてるわけ。
---------------------
ところで以前商事部門は以前赤羽にあった記憶があったのだが、HPを見ると本社(東京駅の近く。八重洲)のほうに動いているようである。で、思い出すと、ある人が赤羽で「チェーン店の居酒屋に入ったら、そこが国際興業のビルだった」と教えてくれたことがあったが、多分会社経営にかなり難渋しているという話もあるから、不動産部門でなんらか活用してるのかもしれない。不動産管理はお手の物でしょうからね。
---------------------
思い返すに確かに、小佐野賢治氏は逝去して久しい。トライスター自体も大きな自責事故がなかったとはいえ、DC-10にくらべて早く淘汰されてると言う話。(これは飛行機の完成度が低いという意図ではなくて、改造を余り想定していない機材だという話を聞いた)けども、この言葉は見事に残りましたね。とくに政治家・官僚・(元官僚含む)の答弁に。
「記憶にございません」
ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 日本語の文章講座 | トップページ | 言葉は文化です。大いに弄びましょう。(1) »

コメント

> そしてこれは・・鶴見臨港
「鶴見臨港]では現・鶴見線になってしまいますね。川崎鶴見臨港バスは一般には「臨港バス」と略称します。(車体にもそう書いてありますね)

投稿: TX650 | 2007年10月25日 (木曜日) 00時09分

>「鶴見臨港]では現・鶴見線になってしまいますね
ごろを考えるとこの方がいいかと思ったのですが、現実はご指摘の通りですよね。

投稿: デハボ1000 | 2007年10月25日 (木曜日) 14時49分

「神奈中」と同レベルなら「臨港」だけで十分かもしれませんね。

投稿: TX650 | 2007年10月26日 (金曜日) 07時22分

>「臨港」だけで十分かもしれませんね。
川崎鶴見臨港バスという正式名称も普通はしないですし。
これは引用の大沢あかね嬢のギャグに引っ掛けたので「ごろ」を少し考慮したんですが、もう一寸工夫するべきかも。(ここで、次のエントリーを考える契機になったのです)
『参考:持ちギャグもいくつかあり、「(右肘をさすり)こっちは***、(左肘をさすり)こっちは****(2回繰り返す)、(股間を指差しながら)じゃあこっちは?・・・(一呼吸置いて股間付近をさする手つきで)*******♪」に合わせたのですよ。まあここは冗談なんですが。』
それにしても、またぞろ「記憶にございません」という答弁がでてるようで。(これについては言及しませんが)

投稿: デハボ1000 | 2007年10月26日 (金曜日) 08時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/16855560

この記事へのトラックバック一覧です: KKK・・・・・?:

« 日本語の文章講座 | トップページ | 言葉は文化です。大いに弄びましょう。(1) »