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ビールを飲んで考えた

寝る前にビールを少し飲んで寝たら、早く目が覚めた。今日も色々忙しい。そして暑い。この体だと(メタボリック云々を意識しなければ)脂肪という衣を着ているだけに更に暑い・・・・
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ビールといえば、高校の恩師を思い出す。社会科(専門は、政治経済・倫理社会)の先生。
彼は、兵庫県の郷里の高校(彼の母校だったかは不明です)という身近なところで人権問題が起こり、(その是非はともかく・・と当人も言っていた)、かなり問題意識を持って大学で教職課程を選択する。(このHPがいい材料といえるか疑問だが、この話。)その後、当方の母校(私立)の定時制部門の教員をしていた。定時制教員を志した理由は、年長の社会人が生徒の中心であった定時制高校だから、教えがいがあると考えたらしい。事実、近くにあった地方自治体の勤務で生活困窮のため高校にいけなかったり、同様の理由で学校に行けなかった僧職の方で、20代後半~30台前半の人が多かった。となると生徒と先生が同じぐらいの年齢と言うことになるのか。
ところが、定時制部門は私が在学中に閉鎖されることになっており、私が入学したときはすでに生徒募集は停止されていた。かれは最後の生徒(4年生)の担任を終えた後、全日制の教員に移籍となって私たちを教えることになる。
彼には「政治経済」を2年間に渡って学んだ。彼は言語明晰で非常に人望も厚く、(以前から全日制の体育系部活動の顧問を委嘱されていたから生徒達はなじみがあった)かつ、部活動指導も熱心だったから、彼の授業を聞いて、共通一次試験(センター試験の前身:当時始まったばかりであった)を彼の授業科目にするという人も結構多かった。(ちなみに、私は日本史と政治経済でした。政治経済と倫理社会は別々に受けられた時代。なぜか社会科は総じて成績はよかったのです。)
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「ビールの時期ですね。キミ達には関係ないでしょうが。(笑)で、私はやっぱりキ○ンのラガーに限りますね。けどね、市場占有率が60%も占めている(当時はそうでした)と、必然的にその味が標準とみなされ、他のビールがうまくならなく感じるという評価もあります。よかれ悪しかれ、ビールと言うのは3社・・4社か(当時サントリーは強くなかったし、オリオンは沖縄以外では手に入らなかった。今は地ビール会社と比較する場合、大手ビール5社というようである。)そのぐらいでは、キ○ンのラガーはいわゆる寡占状態ですよね。寡占ということでは今の政党政治もその傾向が多少ありますよね。だから、ビールも政治もそうなんですが、どっぷりつかるだけでなく、どこかに外野から客観的に見たり、味わったりする視点とか指標が必要なのです。だから、ときには遠くから見て、時には接近してみてという姿勢をも持たなければならないんですよ。ですから、キミ達が社会人になって、外国出張なぞしたときは、是非現地の生ビールを選んで現地のつまみで飲んで(爆笑)、比較・評価してください。」(考えると当時は、キ○ン・サッ○ロ・水・ア○ヒとか言う時代・・・)
「受験指導という視点で、多分キミたちは政治経済を勉強している状態だよね。それはしかたがないし、基礎的な知識は知っておくべきだよね。それは目的意識としては評価していい。しかし学校教育という意味では、本当は事柄を覚えるというより、社会の仕組みをそのときの社会情勢から見て、納得できるのか、納得できないのか、どこを変えたらいいのか、どこを変えたらいけないのか、という目を養うことが本当の目的ですよね。だから、そのことを、上の学校に入ったら目的意識を変えてみてください。」
「なにか言わないと変わらないもの。勿論自由主義といういみでは、言わないという姿勢も否定はしないけど、なにもせずに後から愚痴だけいうのも空しいでしょ。だから、選挙権が手に入ったら、必ず選挙に行ってくださいね。けどね、ここで間違えてはいけないのは、白票というのも立派な主張なのですよ。ですから、白票の数がどれぐらいなのかというのも、本当は選挙管理事務局は、明確に出さなければいけないと思っています。」
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さて母校を出てから30年ぐらいになるか、教師で有る彼もそのまま在職した。55歳になったとき慰留されたらしい(事実専任講師で残ってる恩師も多い)が、子供も成人した彼は早期定年退職という道を選び、しばらくして、住んでいる関西の10万人クラスの市長選に無所属で(政党の推薦も断ったらしい)立候補した。接戦だったが、僅差で負けたそうな。その後市議会選挙で当選していると聞く。彼が若いときに語った言葉を、今体を張ってしていることに驚きと共に、上記の言葉がよみがえるのだ。
自民党比例区で当選した義家弘介氏は(あら、この人も社会科の先生ですね)教育の面から問題意識をもっているのだろう。個人的にはまだ早いと思ってはいるが、青春期に経験したことを自分が反芻すると、ふつふつと課題意識がでてくるのは分かる気がする。行動が徒に「若いなあ」と思うところもないわけないが。問題意識を熟成・醗酵した場所たる、義家氏の母校(大学:法学部は1・2年だそうな)は事務所の至近にあるし、私は変に親近感がある。
私が、日本酒をのんでも、せいぜい「酒はうまいのう」「肴がいいのう」「このにごり酒は飲んでいくと気泡が出て行って味が変わってくるね。面白い!」とか薀蓄を語るのがせいぜいだし、今はビールはあまり飲めない。そのあたりが恩師との大きな差かなあ

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コメント

我が家ではビールでなく発泡酒ですが,それは稼ぎが云々でなしに政治のせいにして僕はふんぞり返ります。

投稿: niwatadumi | 2007年8月 3日 (金曜日) 23時31分

我が家では最近、家では飲みませんね。発泡酒は銘柄で合うのと合わないのが激しくて・・・(そもそもビールも好き嫌いが激しいのです。)
じつは、かなり前「ビール、ビール」と家で騒いだら、発泡酒を買って来ました。2人で飲んだらそろって「まずっ」。以降2人ともビールに戻らず禁酒生活を・・・

投稿: デハボ1000 | 2007年8月 4日 (土曜日) 02時32分

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