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現物主義でいこう

このところ、経営者・技術者の持つべき倫理という話がどこでもでているのだが、いちいち枚挙するのも疲れるということになり掛かっている。じつはSエレベータ社の件も資料集めを行っているが、一時の簡単な議論で話するのは、これは危険だと思って私はあえて一切語ることしなかった。メンテナンス側にどれだけ問題があるのか、またその後の港区の政治的対応にも少し問題ありと考えたからである(全面的に問題とは思わない。即座にエレベータの管理に踏み切ったところなど、できるところをやっていくという姿勢は時間的に考えて可及的に速やかに行ったと思っている
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現物を確認せず、議論をすることは怖いことである。ジェットコースターの件にしても、現物に対するデータの開示が一向にすすまなかったのは、責任所在がはっきり出来ないとか言う理由が有るのだろうが、事故後1月も写真さえ開示できなかったのはなぜなのだろうか。
(1)内部ないしは目の届く機関で解析させていたのか・・・どうもそれにしてはあまりにもお粗末かつ遅過ぎる話である。
(2)風評被害を恐れた・・・それについては暫定的で不満足であるにせよ、一応やっている(その内容については問題は山ほど有るけれども)問題は、謳うべき技術水準に現実の技術が付いてきていないところである。
(3)責任分担が見えなかった。(役所内でも、また製造物責任か保守責任かでも)・・・押し付け合いをしている結果うやむやになる可能性もある怖さも有るのに。

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このさい一寸考えなければならないのは、最終製品の責任で有る場合と中間保守に関する責任であるところが判断できないで、話が進んでいることである。(それはどちらかが10割というわけでなく、7割+3割とかいう分担を含む)また、本当に「プログラム」構成を含む保守技術は中間保守会社に対しても、著作権(プログラムは著作権で保護されるため、直接技術保持契約をしないと開示できないが、独立系の会社に開示すると他社に技術が流れ出すわけで独自開発といういみがなくなるため、寡占化される。)開示してはならない場合もあり大局的な視点が必要。
もう一つは、感情論と責任を混合して議論をすることがあまりにも多すぎるのである。それがみんなを萎縮させてないかとも追う。また「当座の自分の生活が成り立たなくなる」からが「引いている」ように見える(あくまで逃げなのだが)。
法律的には「真実」は複眼的に見えるもの。けど科学的には「真実」は漸近線を描くものの一つに徐々に収斂するはず。問題はかなりの人が「現物を真摯に見ていない。又は見る技量を持っていない」ことなのである。後者のほうは、資質に対しては一朝一夕に育てられないようだ。となると少なくとも分からなくてもみんなが「現物主義」に徹することからまずはじめるしかないでしょうな。
現場・現物・現実。技術者は当然のこと、管理者の文官さんにもその姿勢があるのか、胸に手を当てて考えて欲しい。「オレの職分ではない」などといわずに。
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しかし今度の食肉加工の問題も、厄介になりそうだ。・・・・・・
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(PS)一寸疲れが見えているので、少し更新のSPANが開くかも知れません。今日は余り筆がうまく動かなかったです。

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コメント

おだいじに。

投稿: とまと | 2007年6月27日 (水曜日) 19時50分

まあ、体調をみながらやっていきます。

投稿: デハボ1000 | 2007年6月28日 (木曜日) 19時47分

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