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いやあ食った食った

といっても、バカ食いしたわけではありません。けど昼飯は「10割そば」「讃岐うどん」「饅頭2個」「どら焼き2種類」「ケーキ」です。おいおい。FOOMA JAPAN 2007(国際食品工業展)http://www.foomajapan.jp/index.htmlに行って来たのです。
5年ほど行ってなかったのですが、かなり展示内容が様変わりしていました。
確かに以前はレオン自動機さんのところでたらふくパンをいただいた気がしたのですが。(苦笑)
今回は、こちらの内容も非常に気になっていたのですが、それ以外に色々と調べ物をする必要が出てました。
(1)空圧機器のアクチュエータとしての、食品機械への適用事例
(2)食の本質安全を図った、空気圧縮機の適応事例(たとえば油混入対策とか)
(3)廃液(米のとぎ汁なども一応産業廃棄物なんですよ)処理の現状
(4)使用する水に対しての衛生管理手法の推進

まあ、これを考えるということは、今後の環境対策にも関係しますし、いま、その関係を調査することを同業者から求められていることもあるので(さる人から依頼があった)これ幸いと対応したのです。

以前、よく使われた空気圧アクチュエータによるミキシングなどはかなり減っていました。これはどういうことかというと、全閉外扇仕様のサーボモータなどを使うことにより、空気を使う必要性が少なくなってきた(但し、水が掛かるところはやっぱり空気を使っている)ということである。食品工場のなかで粉モノは爆発(粉塵爆発といいます)の要因になるので、モーターを避ける傾向にあったのだが、電気モーターを使うことでも達成できるということである。
ある食品プラント会社の人に聞いたところ、計装用としての空気(即ち制御信号としてバルブをあけたり閉めたり)という用途は拡大している。しかしそれは大型の工場であり、また省エネを図った考えをしている。むしろ省エネを求められているのはポンプである。(性能劣化の可能性があるため、どうしてもオーバースペックのものを選ぶ傾向がある。)むしろ嗜好の多様化により、小型のプラントを作る場合が増え、自動化する場合でも汎用性のある機材を選ぶことになるという話。
確かに食品会社の設備でも大型化しているのは、梱包、出荷関係であって、量産を意図したマシンはある程度人間が関わるようになっている。製品の種類が多様化したこともあって、人的資源の活用のほうが時代の潮流なのであろう。つまり計装空気となると小型の容量しかいらないということになる。当然既製品対応でOKということになるのね。
一方、廃液処理や殺菌については、意外なことなのだが、少量の薬液を投入する方向になっているようだ。以前のように大量の薄い殺菌剤を使用する方法は最近は、処理する廃液を少なくする(装置も大きくなる)ために帰って減少しているようだ。また薬剤自体も実績があるもの(次亜塩素酸)に回帰しているように見える。
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というわけで、圧力をかける用途に使う事例は、「10割そば」の作成(これは普通のそばと違って熱湯でこね(グルテンが結合しないから。従って手では本当に名人でなければできない)ぐらい。しかもエアシリンダから連幹を通じてかかるから衛生的な問題や爆発防止的な問題は少ないということらしい。(この形式は「ヌードルマシン」という商標のようだ。詳しくはこちら)。
ちなみに、この作り方は同じそば粉を使う韓国冷麺と同じ作り方である。けど形はちゃんと四画になってるのは、単に押し出し口がきっちり四角になっているのである。しかも展示していたこの製麺機のメーカーは盛岡の会社らしい。(どうも、盛岡名物の、韓国冷麺の製麺機の会社でもあるらしい)まぎわらしいのう。なお、他にも、この会社とか、この会社とか、この会社とかが同じシステムである。PATが制約にならないだろうしなあ。
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あと讃岐うどんの製麺機械は、さぬき麺機の従来形であった。(ちかいところには、相鉄横浜駅の中のうどん屋でこれを使ってます。)これもモーターを使っており昔からの形である。特にモデルチェンジをしてはいないようだ。但しフランチャイズ方式の販路開拓を行っているようであり、ホッパーに粉を入れるためのフタ以外は空気圧をつかわないそうである。それにしても、うちたて、ゆでたてのうどんはうまいのう(苦笑)
私が、香川県のうどんの名店「山越」でみたのは、汎用3.7KWオイルフリー空気圧縮機からの空気でシリンダーを用いて、寝かしたタネを圧下する構造であった。そのあと足で踏んでいたから、地元にこういうのをカスタマイズする会社があるんだろうね。たとえば、この会社とか、この会社とか。坂出機工㈱という大型工場向けの会社もある(ここは空気圧機械の製造もしているから「山越」のはそれかもしれない)

なんかうどんの話になっていったが、手ごろな食品用自動機を作るのにはやはり空気は便利だろうが、カスタマイズという意味での構造になっていきそうである。
かつて「UDON」という映画で、主人公の姉の夫が足ふみ方式の製麺方式をやってるという話があったが、考えるとメカニズムが難しいなあ。だれか考えてみませんか

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初日、トップでのプレゼン発表が無事終わりました。観衆は約20人。厳しい質問もなくてよかったです。一応、完成はしたのですが、今後は確実性をより高める改良をしていきます。他の発表は、農学系や食品系など、日頃なじみのない研究でしたが、いろいろと勉強になりました。....... [続きを読む]

受信: 2007年6月 6日 (水曜日) 07時12分

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