« ウィキペディアにようこそ! | トップページ | ストレスは地球を駄目にしないかも »

うちの会社にゃ社歌がある

自分のやりたいこと、やったほうがいいことが明確になる(既に論じた)と、聊かでも気が晴れるものである。丁度今日は晴天。受注仕事「依頼研究」に一応けりが付いた。しかも体調がよくなってきたことから、布団とお友達というのからすこしはずれて、部屋の空気入れ替えと「自発研究」をしようとおもう。

4月の始めに花見に知人達と出かけた席、某人に「これ面白いですよ」といって見せてもらったのがこの本である。たしかに企業に勤めているときに感じたことにこんなことがある。
企業人の場合は些かなりとも企業理念というものに縛られる。
会社は企業理念を社員の自主性を尊重する範囲で決める
この考慮なくしてこれからの会社のIR CSRを普及する方法はない。
と思っている。

従って企業理念などは、私なりにすでにデータベースに作って、それを「自発研究」としている
ただ企業理念を普及させるツールとして、補完する(誤解を恐れずに言えば職員全体に膾炙・浸透させる)ものに、「社歌」があるということ・・・・この見方は、私の胸を刺激した。いま、この本が机上に鎮座しています。よんでみるかね。
----------------------------
社歌」文藝春秋社 ISBN4-16-368440-9 弓狩 匡純著(フリーランス・ジャーナリスト)

http://www.amazon.co.jp/%E7%A4%BE%E6%AD%8C-%E5%BC%93%E7%8B%A9-%E5%8C%A1%E7%B4%94/dp/4163684409/ref=sr_1_1/250-1070974-2278641?ie=UTF8&s=books&qid=1176180898&sr=1-1
内容概要
あなたは社歌を歌ったことがありますか? 社歌には日本企業の哲学がある! 著名な会社の社歌をとりあげ「こころ」に残る名フレーズの数々を紹介したもの。

アマゾンのレビューが読者から寄せられているがざっくりまとめる。
------------------------------要約
タイトルがインパクト。
大企業も始まりは、元気な若者達の小さな集まりだった。ようやく行く手が見え世間に乗り出そうという時、さらにメンバーがひとつになろうと、「社歌」を作った。日本を支える企業の特質を、社歌をとおして感じることができ、日本そのものの気質や想い、日本「らしさ」を省みることができる。成立過程、企業史などをまとめたテキストは非常に面白く味わい深い。ビジネスマンの人には他社の実情を知る手がかりになる。
----------------------------------終了
社歌といっても、
従業員の意思を感情的に高揚させることにより、一体観を得るというものと、
社外に対し分かりやすく会社の意志を伝える企業イメージのCMソングというの

があると思う。実は実業団なんぞでプレーしている団体を持つ会社の場合CMコンセプトのほうが有名ではある。
かくいう私の昔の勤務先は実業団の選手を多く抱えており、それなりの成績を残していた時代があったのだそうで。「社歌」は有ってもほとんど歌わず、実業団活動をおわって40年たってもその「応援歌」が社歌代わりになっていた。宴会の締めはどの部署でもこれ。しかもその社歌のイメージで会社の登記名前までCIで変えた(そろえたと見られているらしい)。(・・・いまはもうない・・・orz

さて読後感であるが、
(1)会社の意志、社会的責任をそれなりの投資(作曲家・作詞家への費用・版権保有費用)を行って貫いている。これは、感覚的な社員教育と協調性を育むという意図であることの投資が人的技術・人的技能への依存度の高い職種であるこそ必要であることを示す。
(2)ただ、それを諳んじているというレベルまでしか行かない人材もあろう。そういった考慮からあんまり突飛な表現方向は行かないようである。
(3)会社に対する時代的要求は、その時代背景によって変わる。手の込んだところで投資効率があると見た会社は、何回もこれを書き換えている。即ち会社理念に対し近づけるという作業を怠らない。(松下電器産業は4回書き換えているそうだ)
(4)社歌を作ろうと考える会社は、よくも悪くも遠望を秘めている気がする
----------------------
社歌は、必ずしもその会社の人が創るとは限らないし(勿論念入りに査読はするけれど)真実より更に一歩進んだところを書くのが当然であろう。その意味では「今ないもの」をあげているのもあるみたい。しかしその傾向は社訓行動理念のほうがより切実なのだからそれとあわせてもし読んでみるとするならば、一つの示唆にはなる
社歌ではないが、30年ぐらいずーとCMで流される「会社のイメージコマーシャルソング」も同じ考え方と目されるし、この中にはその意図をかなり含んだものもある。会社のイメージを弘くしってもらうことも、まあ、一つの要素ではあるのだろう。

たかが示唆とはいえ、されど示唆ほど奥深いものもなかなかない。

ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« ウィキペディアにようこそ! | トップページ | ストレスは地球を駄目にしないかも »

コメント

当社では、君が代でしょうか。
会社の学校に入りましたが、毎朝”君が代”でした。
君が代が嫌なら”辞めろ”の世界でしたが、違和感無く入れましたね。

投稿: 職業訓練指導員 | 2007年4月11日 (水曜日) 21時23分

「国歌」の議論について「斜に構えて」申し上げますが、ある意味「立憲君主制」を否定しない限りは、今の国歌はまことにもって「太平楽/のーてんき」な歌詞・楽曲だとおもいます。それはそれでいいではないかと。ただ背負うものが歴史の上からあまりにも重い(みたい)。

投稿: デハボ1000 | 2007年4月15日 (日曜日) 10時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/14631737

この記事へのトラックバック一覧です: うちの会社にゃ社歌がある:

« ウィキペディアにようこそ! | トップページ | ストレスは地球を駄目にしないかも »