« ウォーキング | トップページ | そこ構内ではないの? »

いざ勝負?

機械技術コンサルタントとしての私は、私は、声がやたらでかいのと、関西弁で「ぶっちゃけ、技術のなやみってどーなのよ」と言う形で、相手の緊張を解きほぐすということが、意外と必要ではないかと考えています。問題点がずらっと整理されて並んでいる状態で、私のところにご相談される方は少ないですから、心の声を聞くのも仕事だと考え、そこは機械技術のコンサルタントの職人的話芸と考えております。その意味で聞くだけが趣味の落語とか、(過日聞いたばかりですが)講談なんかは、役に立ってます。ホール落語は好きな人だけがくるというショーですから又違うのです。演者入れ替わり・・・という町場の寄席は、演者がそのとき興味ない人は大概ねてるんですから、そこをどうやって起きてもらうかという、勝負どころなので勉強になるんですよ。
では具体的にどうしてるのかですよね。まだ確立されてませんが、いろんな人の教授法や、過去の経験、また心理的なカウンセラーさんの行動を観察していくとデハボ1000流のやりかたってできるものなのです。今日は一寸そんなことを話してみて、その問題点を考えていただきたく、文章を書いて見ました。まあこれも工学教育法の一つのパターンを考えてるんだなと笑いながら、あざけりながら、反面教師ともしながらお付き合いください。
------------------------
● いくらかの人の前でパワーポイントとかOHPを使って発表。

パワーポイントで作った資料を見せたとしましょう。題目(演題)氏名と場所日時をかいておいて専用に作ったという印象を強くする。(半分ぐらい流用する場合もあっても、ここは、「コイツ気合入ってるな」という意思表示にとってくれます。
次のページに内容の章分けをしめします。3・4ぐらいの項目数にしたほうがいいです。ないしは口頭で「今日の主要な話は3つの内容でまとめてます。難しければこれだけをおぼえて、おもどりになったら自分の工場をぐるっと見てください・・・」とか。

で演題です。導入部は非常に身近な話を入れましょう。相手に近い話題を取り込むとよりいいです。
(例)メールでお客さんと意見を交わしていたら、こんなことに意外と技術者が気にしていることがわかりました。
(例)この前読んだ雑誌に・・・が書いてあったのですが、なんか執筆者が思い違いをしている気がしてきました。
(例)わたしこのように声がでかいので、この場ではいいのです。後ろの皆さん、きこえますかー(笑)。で、医者からは高い音が聞きにくいということがいわれてます
(注:これ事実)ので産業の騒音の考え方というのは、迂闊にきまった特性評価だけで評価しても、周辺の皆様に納得できない感性の相違というものがあるのを自分の耳で経験してます。」
最後のなんかは関西芸人にある「身い削ってナンボ」の発想。つかみともいえます。

でここからは徐々に各論に入っていくのですが、途中に必ずインターミッションをいれます。これは20分ぐらいたった時ごとがいいでしょう。(教育現場での研究結果としてあるそうです。根拠としては、民放のトレンディードラマは始まってから20分ぐらいでCMをいれる。つまりTVの普及した現在では一番まともだという理屈。寄席などの漫才持ち時間(トリ以外は15分・・・ということから15分が目がだれてくるリミットという説もあります)

さあて、どんなのをやったか具体例を示しますか。
(例)ここまでの結論として、まあ最低こんなのを覚えて帰ってください「圧縮機もいろいろ、仕事率もいろいろ」(爆笑) (管理者注:横須賀市で。当時の小泉総理のインタビュー発言「人生色々、仕事も色々」をパクリました。小泉氏は横須賀市の選挙区から出ていますだいたいこれからして、島倉千代子女史のうたをパクってます・・・
(例)CAD CAE CAMは型加工業の3種の神器になりつつあります。けどかざるだけ、ご利益を求めて買い込むだけではだめですね。しかもTVがあるから冷蔵庫の安売りを知るのと同じで、相互に結節してるんです、どっかで。「学んで活かす。学んで活かす。」(苦笑)どっかの医療通信講座のCMとおんなじですわ。(管理者注:ご年配の町工場の大将の団体の前でした。ニチイ学館のCM(鈴木京香さんの委員会答弁を模したCM)から)
(例)音の人間による評価基準を補正する根拠は、アメリカ人の標準をつかうしかいまのところ、共通の議論が出来ない。でこれをA特性ということはお話ししましたね。またA特性がことアメリカ人以外の人種に対して意味があるという根拠は薄くさえなり始めているのですわ。(参考文献:これ)(そこで画面を動かして大きな文字で一言だけかいてあるのをみせて読みます)日本人にとって「A特性」が「えーとくせい」とはだれも言ってないんです。(唖然)(管理者注:演芸用語の地口オチの「典型例」ですね。)
(例)技術がいいからだけでもだめ、綺麗だからというだけでもだめ、本当はこれをどこに使うかを発注先に一声声掛けするだけで作業する職人さんの頭脳がフル回転するのです。出来ないよ・・・と、首をふるというんじゃないです。(失笑)えー、これはフル回転と首を振るを単にかけただけのくだらなーいおはなしです。失礼しましたー。(微笑)。場がしらけましたか、じゃつぎいってみましょう!。(これは見事にこけた事例ですが、ネタの意図を説明するというやり方は、故人の3代目林家三平師匠が編み出した『そして、「・・・このネタのどこが面白いかと言いますと・・・」と現在の「スベリ芸」を先駆けるネタ』)手なんです。

でおしまいは、おおむね決まってまして、
(例)ということで45分お話してまいりましたが、お手元のレジュメはまあ、おりをもて見てもらうか、防備録としておくとしていいです。で以下の3点を覚えてくださいね。ひとーつ・・(ここで、女流コントの「まちゃまちゃ」の毒舌漫談型芸に近いものがある、逆にだいたひかるのトーンでは湿っぽくなってしまいます。)・・・で、わからないところはここでご質問をお受けします。・・・まあもっとご興味がわいたり、おれこんなのもあったよという話も有るんでしたら、主催者にお伝えいただくかメールで私までお伝えください。本日はご静聴ありがとうございました。
---------------
相手にもよりますが、このように話を振って行く。この姿はPC使用スタイルまで込みにすると、かの陣内智則氏(というか藤原紀香女史の夫)の舞台での芸風が自分に見えてしかたがないのです。ちなみにかれのプレゼン画像はクリエイターの原田専門家(彼も陣内氏も、吉本総合芸能学院11期生)氏が作成。あ、妻どうしは決して比較しないでください。(アセアセ)

● 会社担当者との相談
面談コンサルの場合もかなりはおなじです。ただ書籍(文献)とそのコピーをつかうこと、そこで質問があったらすぐPCから情報をアドレスコミで提示し、お渡しして親身の対応をすること50分に一回インターミッションを取ること(これはテレビドラマの構成から、ひとくくりの資料を50分討議し、のこり10分をこれに使える特許事務所のつかいかたたとか、似ているけど本質が違う技術の話など、「技術者のさけのつまみになる」技術的話を提示する。)これを最大5時間(5サイクル)連続し最後にまとめの議事録を交換する、そして庶務的事項を相談するというアレンジメントはします。そうです。これがデハボ1000クオリティー
-----------------------
これは、寄席芸大好きの私がやることで、学会発表の場合は他の人にあわせます。分かりやすいように笑えるような比ゆを使うことはあります。(昔は不真面目だという古参の人に気兼ねしてまったくしませんでしたが、最近はすかしてさらっと流します。
(例)労災を避けることは必要ですが、想定外事項がおこるから労災だという側面は逃れられません。例示しますと旅行会社でハワイのパック旅行を選ぶときに「日立の木」のとこに行きたいというなら、そういう工程が入るか、窓口のかわいいアドバイザーに相談しますね。ですから働いてる人にも管理監督者は、かわいいアドバイザーになるようにする。報告・連絡・相談(ほうれんそう)が定着するように社内システムを改革してください。ただ男子管理職にファンデーションは不要です。むしろ「」です。(さらっと)このように生産性向上の・・・・・
-----------------------
こうやってかくと、なんだ「ルーチンを作ってる」と解釈されますが、これは逆で場所に来て描くのが半分なんです。従って熟練した噺家が行う、噺の枕の観客の反響をみて演題を変えるという細工が、コンサルにも要求されると考えます。そこは観客や顧客との勝負です。この意味では「みのもんた氏」はコンサルには胡散臭い匂いをかがせる面では劣ってますが、そのフイードバックの速さは職人の中の職人です。(ただし、正確さとフイードバックの特性などを特に求める、計量装置製造認可事業者の社長としての彼とは、違う評価・・・・・・orz
-----------------------
しかも、一時こんな話もあったのです。
会社員(研究所勤務)のころ、工場の設計者を集めて社内プレゼンをすることはよーくありました。2~3題目を1回にするのですが、プログラムを決めている担当課長があるときこんなことをいいました。
長「デハボ1000君の発表は3つの発表のうち2つめにしたほうがいい」
担「なぜですか、流れからみると最後のほうがいいと思いますが」
長「いや、寝てた聴衆が、あいつの発表になるとみな目を覚ます」(苦笑)

-----------------------
非常に卑近なのかお下劣なのか分からないのですが、ANBのある番組で本人自らあっけらかんと笑いながら話されていたことなので、まあ最後にこんなバレ噺でで締めたいと思います。
国生さゆり さんは、離婚後、男性と一夜を共にすることになりました。さて、彼女は上着を脱ぎ、男性の前に下着で立ちました。ところが勝負下着であっても上と下が全く別でコーディネートされてない組み合わせになってたのに、彼女も、そして男もそこではっと気がつきました。いまさら着替えられず、その場はもうもどらない。・・・・・その夜だけは、2人にはなにもなかったそうです。(それ以降の話はなかったですよ)---失礼しました。

ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« ウォーキング | トップページ | そこ構内ではないの? »

コメント

>「人生色々、仕事も色々」
小泉首相の発言は「人生色々、会社も色々、社員も色々だ」でしたね。

> またA特性がことアメリカ人以外の人種
「まあホントはアメリカ人っていう人種はないんですが、アメリカの人種構成から平均的にサンプルを取ったものだと…」とか付け加えておけば科学的厚みが増しますね。

あと最後のオチがちょっとわからなかったです(笑)。

投稿: TX650 | 2007年4月30日 (月曜日) 11時09分

上2つはその通り。但し「人生色々、仕事も色々」も単独ででることがあります。ごろがいいからかも。
なお2つ目は「なんかエイヤーのデータ収集がいつのまにか・・・」という感じです。(参考資料をリンクかけました。複雑なので割愛しましたのですが、この記載でフォローを。)

>最後のオチ
人生にはいたるところに谷あり山あり浩子あり(苦笑)そして勝負があるのです。

投稿: デハボ1000 | 2007年4月30日 (月曜日) 13時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/14872837

この記事へのトラックバック一覧です: いざ勝負?:

« ウォーキング | トップページ | そこ構内ではないの? »