« To Me CARD | トップページ | 女性専用車両 »

地球は青「かった」

地球は青かった」と言う言葉もあるし、「瑠璃色の地球」という歌もある。しかし、このところそんな悠長な状態でなくなっているのは、この気候から推察されるのではないだろうか。(あくまで推察ですけど、それを示す公的・民間シンクタンクもおりますので、悪い意味での寄与率が高いと仮定しましょうか)

まあ、世間的には京都議定書で宣言されたエネルギーの減少目標が、結構的を得ているターゲットなのだが、そこに書いた当時の目標と現在を比較してみたものの公的文書があります。
--------------------------------
現状把握事例
●エネルギ-消費に関係する二酸化炭素排出量の削減   目標0.0%・・・±0%どころか +11%(2002年)と激増、目標達成が絶望視。産業界の排出量は斬減傾向、運輸、業務、民生部門の増加が目立つ
●メタン・亜酸化窒素の排出抑制 目標-0.5%・・・技術的対策中、難易度からこの値
●ライフスタイルの変更、革新的技術開発 目標-2.0%・・・効力を示すことが困難。革新的技術開発による削減は、不確実要素。 ライフスタイル変更:敢えて表記を避ける資料が多い。 革新的技術開発は、明らかにすると頼りすぎるきらいがある
●代替フロンの排出抑制 目標+2.0%・・・フロンと同じ要因として、ガソリンの自然揮発分が相当
●森林による吸収源の確保 目標-3.9% ・・・日本では土地活用上期待薄。
●排出量取引、技術供与による削減 目標-1.6% ・・・副次的目的。
---------------------------------
産業界の排出量は斬減傾向、運輸、業務、民生部門の増加が目立つ。という書き方になっていますが、民生部門は一旦外しても、運輸・業務というところで増加していて+11%・・・ううむ産業界の責任は免れないぞというわけです。実は国内の産業が第1次産業主体ならあんまり考えなくていいのですが、日本ではこれが2次・3次に偏在している。そして国際的貿易で利潤を上げることを生活の糧にする社会構成をとった。そこまで考えるとことは複雑ですよね。
勿論、このような環境負荷削減は一定規模のところならどこの工場でも責任者を置いて、対策案を考えます。エネルギー管理士という公的にも高い資格を持った資格者がいないと工場は暫定的な場合をのぞき運転できない法体系になっているからです。
--------------------------------
勿論、中小の会社でもこれを意識しているスキルの高い会社はあります。たとえば・・・
<事例>
当社では地球温暖化の防止活動に取り組むことにしました。
1、昨年に引き続き、夏場のエアコンは極力付けない。扇風機で耐えられるなら扇風機で。(でも、昨年はめっちゃ辛かったね…)
2、通勤は徒歩&自転車。健康のためにも。(相方は遠いので僕だけです)
3、主電源は切る。モニターの主電源は忘れがち。
4、昼休み時の照明は切る。

「チーム・マイナス6%」に参加申請をしました。地球温暖化は本当に深刻な問題です。先進国が責任だとか言ってる場合ではありません。一人一人がすぐにでも行動を起こさなければなりません。
ものづくりも出来なくなっちゃうよ。><
-----------------------------------
私も、産業装置の設計配置の「専門家(苦笑)」という面で、こういう団体にグループオブザーバーとしてはいることにしました。本格的な運動は(体調の回復を待つ必要もあるのですが)、この分野は環境領域とのコラボなので、バランスをとる環境対策の専門家に対し、「示唆を与える」というスタンスから考えるほうが、今の私にはとっつきやすくてよかろうということなのです。逃げてるわけではないのですぜ。まあジョギングからスタート・・・ということですよ。
----------------------------------
ところで過日、上場会社の「社長」と面談する機会を得ました。といってもたいした時間ではないのですが、その会社は自動車の車体の金属加工部品及び金型を各国に工場を作ってまで展開している会社で、株価も高い。大体この社長さん自身が元々自動車本体の研究をされていたという方で、なみなみならない関心を持っている方。
で以前に比べて、一つの面白い変化が出てきていることに気が付きました。(文責当方)
要約すると「自動車部品を世界で作って社会貢献する。このことを会社の業務の根幹にすることは変わりない。しかし、会社を取り巻く環境は変化しているのは明白である。そこで端的に言えば「緑の環境を社の責任感を集めて、増殖させて本体の生産を維持していく」ための研究開発を、自動車産業にこれからも関わる人間は、どこかで持っていかなければいけない時代にはいった。いままで研究開発というと、新製品・新工法・不良撲滅という意味合いを強く持っていたが、今後は真の環境の創出という社会的責務を取り込むのも、開発事業の一つとして考えるべきだろう。工程管理による製造タクトの平準化などもまあある意味それに関わるわけで、いままででもやっていなかったわけではない。しかしこれからは直接的な環境への対策技術や対策方針をうちたてていくべきではないか。」
----------------------
自動車会社の中には商業放送でそのポリシーを公言されてるところもある。自動車部品の長距離国内デリバリーを鉄道による集中配送に取り込む取り組みでスタートさせた会社もあり、今後拡張する兆しもあると聞く。ある自動車会社は工場が街中にあることもあって、改築時期の工場計画をにらみながら、グリーンベルトを工場の周囲に作り、その代わり遊休工場に一部の設備を分散しようと考えたとも聞く。
----------------------
こういう話を聞くと、私は具体的にはこの会社の取り組みが意外と一つの見本になっているのかなあと思う。
http://www.sandenforest.org/
ここは、冷凍ショーケースなどの冷凍機器を利用した装置(自販機など)を多く作っている大きな会社。もともとフロンとかを使うことから環境意識は高い会社である。しかもその技術を利用した自動車の空調装置に関しては世界の嚆矢で、独立系ではトップクラスにあるという会社。
さてこの「森の」工場にいった人に聞くと かのC.W.ニコル氏などの指導を受けたりしてるそうで、製造現場として、さもなくば投資というより一つの社会実験場であるという話である
自動車メーカーの善良なる設計開発者のなかにさえ、自動車の存在は本当にいまのままでいいのかという自問自答があるそうだ。会社の中を知っている、かつ自動車の明日を創ることを真剣に考える人がそれを思いあぐねるのは良心の発露であるが、なかなか勤務先で公言できる話ではないし、(いやそれを本当に考えて討議しているGrもあるとおもいますよ)苦しいことだろう。
日本人もアル・ゴアさんの考えてるあの書籍をよんでいる。内容に恣意・誤謬が入っていないか確証する(一部にはたしかに技術に過大な評価をしてしまってる場合もあるらしい)ことをわすれなければ「自分の力で思慮をあぐねる」本当の「技術と生活環境を俯瞰する人物」はいるんだということは、各人のポリシーとしていいだろうね。
かつこの環境技術の横展開傾向に光明を感じる一人が、またここにいることを付記しておきたいものだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ

(演習)
自分達の考えている装置・技術が、どういうところで世間の役に立ち、どういうところで世間の役に立てない可能性があるか考えてみよう。(定量的には無理である可能性が大きいので定性比較でいい)
対比できる図表を何かの表で創ってみると、分かりやすく意見の集約も容易だが、それを探してみることもひとつの課題とする。

|

« To Me CARD | トップページ | 女性専用車両 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/14683935

この記事へのトラックバック一覧です: 地球は青「かった」:

« To Me CARD | トップページ | 女性専用車両 »