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多面的な頭を作りたい

技術の進歩は時として、驚きの話を生む
京急新1000形6次車の車体が、ステンレスに変更になるそうなのだが、どうやらある新技術を使うらしいことがわかってきた。業界のいろんなところから同時に入ってきた話なので、いささか驚いている。正式リリースがこれ。これだけでは、またぞろという感じですね。しかしその裏にはもしかして・・・・・・・
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と考えると、技術はいつまでも変化しないものもあるし、しかし変化するものは、あるときに思いっきり変化を重ねる、まあ不易流行というのはこれなのかな。
「不易」というと学校でおなじみの、「不易糊工業」(工作用のり、接着剤、墨汁の製造)ということを思い出すのだが、これは「腐らない工作用のり」を作ったことから、きているんだとか。辞書にはこうある。
【不易流行】 大辞林 第二版より
蕉風俳諧の理念の一。俳諧の特質は新しみにあり、その新しみを求めて変化を重ねていく「流行」性こそ「不易」の本質であるということ。

このまえ、化学系の技術開発をしている人と仕事の話をしていて、こんな話になったのである。
化「デハボさん、結構ネジとか興味あるんですね。」
デ「まあ、機械要素屋ですからそういうところも知識にしないとねえ。結構奥が深いんですわ。」
化「私の考えですけど、ネジ締結と一緒にやっぱり接着とかも視野にいれないといかんと思うんですよ」
デ「なるほど。そっちの方向性ももちろんありますね。」
化「たとえばデブコン(エポキシ系の金属並みの接合力を持つ接着剤。使用方法にやや難易度があるが、自動車のマフラー補修など普通は考えないようなところにも使うことが出来る。)であるとかをさらに展開してみるとか。」
デ「ほう」
化「まあ他にも、形状記憶合金を使ったファスナーなどでもこういうものができますかもねえ」

この人の場合、接着剤の開発に長年関係した方なので、当然この是非を知って話をしているわけ。今のネジでもロックタイトというネジ結合効果を強くする化学材料を使うことが多くなってますし、そこは大丈夫なのだが、ただ、人間ってのは各々が持っている固有技術を抱え込んでしまうと、意図せずして他が見えなくなるってこともあるんですよね。
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物騒な話だが、時限爆弾を作るとなると、わたしなら爆薬はともかく、プラグ・電源のほかにタイマー・コンデンサーとかリレーとか、接点シーケンスを使うイメージで事が進んでしまう。そしてラダー図などを書いたりする(実験装置などを作る関係上、覚える羽目になった。)腕時計を組込む人がいてもいいだろう。
ところが、これが化学系の研究者の中には違う見方をした人がいて当然。化学反応の律速段階での時間制御を使って、時限爆弾も作れるわけである。もちろん温度・湿度などの要因があることから、かなり不安定なタイマーではあるけれども。
事実、オウム真理教事件の中に、薬剤の反応速度を利用して時限発煙装置を作って新宿の地下街の便所に置いた事件があったなあ。これの是非は議論するに及ばない。しかし、その辺りの見方さえも出来る「視野の広さ」をもう少しマージンとして取っておかないといけないなあ。そうでなくても加齢のために硬くなってくる頭、柔らか頭の維持が必要だなといささか、相変わらずの反省であった。
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MIXIにアーレフの上裕氏・・・じゃなくて、上祐氏が入ってきて布教するのではないかとか話題になっている。そのことが、誘引ではないけれども、一寸彼の姿をTVで見て、こんなことを思い出してしまったのだ。

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コメント

「上裕」ではなく「上祐」ですな。(管理者注:改訂しました)

投稿: TX650 | 2007年3月14日 (水曜日) 23時37分

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いくら仕事が忙しくても、この記事は書かずにいられません(爆)。関東の大手私鉄では [続きを読む]

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