« 小田急の4000形 | トップページ | 日本善哉公社 »

文章に対する品質(2)

まだ風邪が治っていないのです。やれやれ。
---------------
>舞台芸術関係の専門家の様で、なんと、私のBLOG内容を文献として、このような安易な設計はうんのかんのとみんなでまじめに議論しているらしい。曰く、他の文献ではどうもめぼしいのが無かったらしい。
>私は、ある意味安堵したが、それだけの結果が合ってこそ、信頼されるWEBLOGになるわけだということもわかる。
>ただ、それでも、不注意な表現、不穏当な発言、そして誠意の無い文面・取り繕う文面になると「炎上」というのもあるようだ。

---------------
ということを少し前書いたのですが、その続きです。
一例ですが、ある人のBLOG(よく読まれているようです。なるほどと思われる高いレベルです)で、BLOG炎上の話がでていました。たしかに、そういう現象はあるし、スキルの差によってはそういうこともあるでしょう。まあこれだけ公器とまでWEBが言われるようになった以上、多数の意見が集まれば、見解の違いがあって当然ですし、そこを紳士にかつ真摯に討論している事が趣旨のBLOGもあります。本当に参考になるので私も勉強させてもらっております。
ところが、掲示板という形でやはり炎上という場合がいままででもありました。2CHのように初期の趣旨が学術的なものであったのだが、あるときから変性してきた結果、年がら年中あちこちでレベルの高くない炎上というものもあります。それがBLOGにも転移しているわけですね。書いた内容についてのレベルの問題は確かにある場合も少なくない。管理者の事実誤認もあるのですな。したがって湾曲した表現をしている気の利いた方もいらっしゃる。匿名というのも不本意ながらその配慮でしょうね。
各位が「認識の違い」を「認識の違い」として理解ないしは尊重できればいい。信義に基づいた批判は良いだろう。しかし、抹殺するという方向性は、健全とはいえないし、私が非常に憂慮しているのは、そこに徒党を組んで愉快犯のように活動する、挙句の果ては、当人の勤務先にまで影響する場合もあったとかいう実態。愉快犯・徒党、ある意味ではフーリガンと変わらないといえるわけです。直接手を下さないという意味では、もっと姑息なのかもしれない。
-----------------
元々、WEBLOG(とあえて書きます)はアメリカで熟成されたシステムだそうな。で、アメリカで炎上と同じようなことがあるかというと、無いわけではないらしい。ただ、主義主張として匿名BLOGにする事例は、あまり多くないし、語るほうも、コメントするほうも信義を尽くしてるような気がします。一方それに対するプロテクトの姿勢が保てないと考える人は、どうも着手しないみたいですね。元々自己主張してなんぼの国でも有るのですが
-----------------
一寸前に戻ります。「愉快犯・徒党、ある意味ではフーリガンと変わらないといえるわけです。」という表現を、私は今、金曜にきいたある人のセミナー内容とつなげて考えています。
世界遺産といわれるものは結構ありますね。たとえば伊豆沼という白鳥の飛来地(宮城県登米市・栗原市)もそうです。ところが、このなかに世界遺産といえども「負の世界遺産」というものが2つある。それはアウシュビッツといわれるナチスドイツが作った収容所群(正式にはポーランド国立オシフィチム博物館)。及び原爆ドーム(広島県広島市)だということです。この日は、前者についての一連の歴史伝承に関わる状況報告と、これと殺戮した技術に対する技術者倫理のかかわりについて述べたものでした。(注記:オシフィチム(市)というのがポーランド語による現在の地名。アウシュビッツは独によってドイツ語に変えることになった、同一地名だそうです)
今まで知らなかったのですが、この殺戮(参考:こちら)にはチクロンBといわれる、殺虫剤が使われたそうです。(注:チクロンBではないという主張もある。青酸ガス系という記載があるなど定説はまだないようである。)15分掛けて全員を殺戮するという、ある意味「えげつない」方法であったといいます。もっともチクロンBは、「害虫」駆除剤として民間人が発明したものだそうで、人間に使うというのはよもや想像しなかっただろうし、人間を「害虫以下」と定義つける社会が出来上がるとは、予測不能であったでしょう。しかも、直接的には手を下しているとは見えないのに。ちなみに、これによる殺戮を決定した会議が1942年1月20日、ベルリン郊外のバンゼーでもたれ、ユダヤ人問題の最終解決、すなわち、全ヨーロッパのユダヤ人を抹殺する計画が正式にこの日決議された由。そこに集った15人の出席者のうち、11人が博士号をもった人々であったといいます。(注:11人が技術者・科学者・医師の博士号かどうかは、私にはわからなかった)
歴史的な動向を考えると、第一次世界大戦におけるドイツの敗戦以降の世界情勢(寄ってかかって殴ったみたいな)が加担した事実は大いにあるのですが、残念ながらそれは後付けに過ぎないのはないでしょうか。
----------------
段々本題と離れていきますので、元に戻ります。
このアウシュビッツの惨劇の背後にあるものとしては一つには、独国民を「フーリガン」にしてしまった、しかもじわりじわりと真綿で首を絞めるがごとく追い込んでいった考え方もあるのでしょう。どこかでこれがネット炎上の如き行動とつながることもあるのかなあ。と私は考えております。それに対する私のような管理者が貫く姿勢は、
「誠意のある文章を書くこと。可能な限り調査をしておこう。(硬くならない程度に)」
「不注意な表現、不穏当な発言はさけること。但し自己否定にならないようには留意して」
「誠意の無い行動・取り繕う行動はしない。真摯に間違いは訂正する。」

ということなのかなあと思います。昨日の記事も間違いと思われる指摘を受けましたが、その通りだなと調べてみて思いましたので、早速修正する行動をしました。そこを引き続き留意したいと思います。OPENな「PATIO(ひろば)」であるということを前提にして。
----------------
また、先の世界遺産に戻りますが、もう一つの原爆ドームに付きましても、当方の周囲にはその関係者が幾人もおります。詳細は書きませんが、これもやはり技術の集積が悪く回った事例ですね。技術者の倫理観ということを私は今、学習しているわけですが、そこを考えると、(使命感のようなものもあり、)これも何かの縁かも知れません。
いずれにせよブログ炎上と、読み手のフーリガン化(しかも直接手を下さない)というのは、完全になくすことは出来ないのかもしれないのだけども、それに皆さんが気を付けられるような姿勢も、全ての書き手には求められるのではないか。そう考えます。
自戒は常に必要です。

ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« 小田急の4000形 | トップページ | 日本善哉公社 »

コメント

ブログの紹介ありがとうございました。
身近で「ブログ炎上」が起きたので、私も対岸の火事とは言っていられないと思いました。
横恋慕をしたら、よってたかって絞首刑にしてしまうような感じでした。残念なのは、「横恋慕が悪いのだから当然なのだ」とい類の論調があることです。ほとんど「リンチ(私刑)」であるのにそれには目を瞑って・・・。
そこには「叩ける、弱い」とわかればよってたかって叩く、怖い心理状態があります。
対立を解決する仕方の品位保持を、少なくともこちらは保っておきたいと思うこのごろです。

投稿: SUBAL | 2007年2月12日 (月曜日) 15時32分

 コメントありがとうございました。

 まだ、僕のブログには炎上という事はないのですが、ある人のコメントに、
「あの時は炎上するかと思った」
というコメントを貰った事がありました。たまに、辛辣(しんらつ)な批評を書くので、それに対してのことだと思います。

 苛めがなくならないのと同じで、炎上もなくなりませんが、回避する事は出来ると思っています。

 上村愛子さんのブログは、亀田興毅選手の八百長的試合を、「素晴らしい」と綴ったが故に、炎上したそうです。相当な炎上だったようですが、なんと、見事鎮火させたようですよ。賢い鎮火をする柔軟さも、必要ですね。

投稿: ゆげやかん | 2007年2月12日 (月曜日) 19時21分

記事と違うコメントです・・・

想いを伝えに来ました。
・・・・・・・・・((* ・・*)だいちゅき
ε=ε=ε=ε=ε" "(/*'-'*)/テレテレ
いつもありがとうございます。

では、またお邪魔しますm(。_。;))m ペコペコ…

投稿: 女豹 | 2007年2月14日 (水曜日) 17時55分

えー、医者からSTOP掛けられましたが来週からむすこと一緒に事務所にこもりそうになりそうです。違う病名が出てきまして頭痛いです。みなさんも気をつけてくださいね。

投稿: 1000 | 2007年2月18日 (日曜日) 05時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100146/13867720

この記事へのトラックバック一覧です: 文章に対する品質(2):

« 小田急の4000形 | トップページ | 日本善哉公社 »