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幾何学と黄金率と私

仕事始めはあしたから(土・日・月は出)です。
休みは本当に何にもしませんでした。調子があんまりよくないので酒・砂糖を思いっきり制限されてしまい、ふて寝を決め込んでいました。
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正月のTV番組の中にまた「黄金率の不思議」というのが出てまして、美的感覚と8:5の関係を、スタイリストさんとか対数螺旋とかでいろいろ示していますが、なんだろなあという気持ちを禁じ得ません。「こんなの、こじつけでなんでもなりそうじゃないか」とかいうのも結構ありそうな気がしました。
高校のころ、気化・・じゃなくて幾何はすきでしたな。教師に恵まれたからかもしれません。(その代わり試験はきつかった・・・・)ユークリッド幾何学には5つの公準
・任意の一点から他の一点に対して直線を引くこと
・有限の直線を連続的にまっすぐ延長すること
・任意の中心と半径で円を描くこと
・すべての直角は互いに等しいこと
・直線が 2 直線と交わるとき、同じ側の内角の和が 180 度未満である場合、その 2 直線が限りなく延長されたとき、内角の和が 180 度より小さい側で交わる。
があるが、そのうち1~4項は定義から導かれる。しかーし、最後の1項目は、一番(邦訳でも)文章が長い上に、定義ができない。これをはずすと、非ユークリッド幾何学といって、ほかの平面に展開した(例:球面・楕円形)幾何学が構成される。今考えれば、教科書から外れたことをよく教える時間があったなあと思います。それと、意外なのですが、ユークリッド幾何学はある意味古代ギリシャでは、「宗教的」意味合いがあったということ。そこから、黄金率の話などはとーくの遠くで「宗教」とか「哲学」、「美術的感覚」で結びつくのかもしれません。今はユークリッド幾何の邦訳が出てるそうなので、よんでみるのも一興かも。
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で、初夢は、以前いたいろんな職場の人と、実験やら会議やら、図面書き(ドラフター・CAD)に追いまくられるという代物で、しかも、なぜかユークリッド幾何の試験問題をドラフターで作っている(苦笑)。今年も忙しそうですな。
3日は人前で1時間話をしてきました。6日もします(こっちが本番)。こうやってコンサルタントの頭には幾何の計算が抜けないまま、正月が過ぎていこうのです。そのうち、演算の首席の一つである税金の「申告」ですな。あーあ。

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コメント

謹賀新年

 昨年は、いろいろと、お世話になりました。
本当に、ありがとうございます。
本年も良い年でありますよう、心から、お祈り申し上げます。
どうぞ、よろしく、お願い致します。

  平成十九年一月五日 のぞみ36号 ☆彡

※ 挨拶が遅くなって、すみません。

投稿: のぞみ36号 | 2007年1月 5日 (金曜日) 12時12分

あけましておめでとうございます。

早速講義をひらかれたようで。
今年もデハボ1000さんの活躍を期待しています。

今年もよろしくお願い致します。

投稿: みどりかわ@ミナロ | 2007年1月 5日 (金曜日) 19時27分

おはようございます。
ご紹介のテレビ番組わたしは見ていませんが、黄金率、黄金比についてはトンデモがとても多いです。外中比が黄金比と呼ばれ始めたのが19世紀半ば以降、パルテノン神殿は黄金比に基づいて建設されてはいない、オウムガイには黄金比はない・・・・等々の事実を知っているとバラエティー番組にはなりえないネタです。
ただ問題は、高名な大学教授とか小説家とかデザイナーとかに「黄金比の神秘」などを語る人がいて、それを鵜呑みにした教師が小・中・高校で授業でやっていることです。
次のURLをごらんください。
http://subal.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_7336.html
http://subal.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_a8b9.html

投稿: SUBAL | 2007年1月 6日 (土曜日) 09時17分

私がこよなく愛する鉄道車輌を例にとって検証してみましょう。
多くの人が美しいと感じる名車である京浜急行230形電車の車体高(台枠下面から天井上面まで)は2,550mm、車体長は15,440mmですので縦横の比は約6となり、一方あまり美しくない国鉄103系電車は車体高2,600mm、車体長19,500mmですので約7.5となります。
従ってこの比率の差の中にこそ美しさの秘密が隠されており、人は縦横比6のものを最も美しいと感じるということができます。

…ははは。黄金比の話なんて多分この程度のものなんでしょう。車体高2,600mm、車体長4,160mmの黄金比にしてしまったら、バスにしてもかなり寸詰まりで見るに堪えないと思います。
別の例をあげると、写真の縦横比は35mmフィルムのフルサイズ(いわゆるライカ判)では24mm×36mmで1.5ですがこれは多くのフォーマットの中では横に長い部類に入り、むしろハーフサイズや6×4.5判の1.33程度が美しいと言う向きも多く、近年のデジカメもこの辺が標準になっています。
それぞれのモノにそれぞれのあるべき形や見慣れた形がある。少なくともモノの形を扱う設計者やデザイナーなら誰でも知っていることですよね。

もうじき松も明けてしまいますが、今年もどうぞよろしくお願い致します。

投稿: TX650 | 2007年1月 6日 (土曜日) 11時02分

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