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リカバリーシステム

かなり前、ガソリンスタンドのセルフシステム立ち上げのとき「STAGE2 ベーパーリカバリーシステム」というものを、開発したことがある。これはガソリン給油時に外気に捨ててしまうガソリン蒸気を、どう回収するかというものである。他国のシステムが適用できない状況の下、基本的にシステムの構築と、法定基準の準拠と認証、そして一部の開発業務を実施したのであるが、なかなか新しいシステムの骨子が決まらず、設計は複数のシステムの並行推進となった。あげく、工場のライン指導まで。
これは短期決戦の開発推進方法を会得することになった反面、ころころ変わる基準と、UL・IECの整合をどうするのか、苦労した。また日程遅延が生じるのが、開発人員不足から決定的であり、その復帰と人員獲得をおこない、日程をどうリカバーするかにも腐心した。
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リカバリーという話とリカバーという話になるのだが、放送などでも不測の事態が起こったときにどうリカバーするかがその放送の生死を分けるといっても過言でないそうで。MCが誰かによって、トラブルが起きたときの任せ方がちがうそうな。
というのは、ある、新進漫才師さんのお話であるが、外からの中継を任されるとき、生放送だと時々放送してはならないものがあってこまるそうな。そういったときだったり、時間不足になったりしたときは放送局側のメンバーによって「では、現場からマイクをスタジオにお返しします」となる直前のフォローの仕方がちがうそうな。その漫才師曰く、
(1)とにかくはちゃめちゃでも何とかしてくれるのが、「小池栄子 MEGUMI 若槻千夏」クラス
(2)現場の状況を簡単に説明して戻すと、ちゃんと仕切るのが「松浦亜也 矢口真里 優香」クラス
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でもちろん、お笑い関係者(例:青木さやか 泉ピン子)では当然の技量なのだそうである。アナウンサーはそれまでの経験と担当によってかなり異なるらしい。
と考えると、この面子は、全部即興コントなどの場慣れがあることが見える。なるほど、そう言う経験なのね。当意即妙と言う面と、情報把握のすばやさが商売になるわけだが、この様に仕切がうまいことを注目して考えると意外なスポーツが見えてくる。
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企業経営者が好んでするゴルフ。打ちっぱなしでストレス発散もいいが、本当の意味での経営者のゴルフは、コースに出たときに真骨頂があるのだそうな。要するにあれは、リカバーの技術、つまりずれた球をどうやって修正して、ターゲットに到着させるかという経営技術が下手ならへたなりに見えるものらしい。但しこの話には落ちがあって「だといっても、シングルの経営者は要注意。それは仕事をしないでゴルフにはまっている証拠」なんだそうな(苦笑)。
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もちろん、研究開発には日程管理が重要である。製造工程にも日程管理は重要であることは論を待たない。そのためには、あえて「CASE1」「CASE2」・・・とプランを作っておき、さっとすりかえられるように線・伏線や技術の溜め込み(PATも含む)をしておかないといけないのだが、とはいえ、いつどこで計画が狂うかは、はじめから読めたら大した物である。大概読めないところに「地雷」が転がっているんだそうで、そこをどうするかを仕切るのは、設計計画(機械でも、土木でも・・・・おおむね全部のカテゴリーで)現場判断の的確さと当為即妙なレスポンスである。早くても遅くてもいけない・・・ううん。少しは経験のある当方でも、反省の山である。
また、先行研究段階では、PATとか、論文なんかがそこにあたる。要するに時間軸の戦いは職務に切っても切れない腐れ縁・・というわけである。となるとだ、電子ツールに頼る手法もありですね。けどそれを語り出すと、
当方みたいに正月から「また」体調が悪いのはどこでリカバリーしたらいいのかなあ。となってしまうのです。ありゃ、自分で自分の首を真綿で締めてしまった。

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コメント

 何やら凄い物を開発なさったそうで…(敬礼)。

 しかしまあ、何にせよリカバリーはついて回りますよね。何かミスった時に、リカバーできる人材こそ本物ですよね。

 そんな私は、偽物です…(爆)。

投稿: ゆげやかん | 2007年1月 6日 (土曜日) 16時20分

>何やら凄い物を開発なさったそうで…(敬礼)。

日本国内では、余り売れませんでした。当時コーヒーショップ兼営のGSが出だしでして、コーヒーの味が落ちるといってそういうGSに集中投入したのですが・・・・

とりあえず、カスタム高級仕様としてカタログにのっております。どうも付随部品を見ると改善は行われていないようで、開発者としては複雑な感じです。

投稿: デハボ1000 | 2007年1月 8日 (月曜日) 18時06分

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