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昔は、特許の検索には特許庁ほか国内3つの施設で「手めくり」検索をしなければ、昔の特許は探せなかった。そのため関東だと霞ヶ関の特許庁に日参し、手めくりで台帳を探したという人海戦術であった。なぜこういうことをするのかというと
「他社の特許を研究し、自社の特許が引っかからないようにする」
「他社の特許を研究し、期限のきれている特許で使えそうなものを探す」
「他社の特許を研究し、他社の特許がひっかかるような特許を作る」
ETC.ETC
とはいえ、これは遠隔地ではめんどうである。そこで民間の調査機関に頼ることになる。@NIFTY会員なら、こちらを有償でつかうという方法がある。
http://www.nifty.com/WATM/
昔は他にも政府系の有料調査機関があった。当方はあるとき自分の苗字だけで出願特許の検索を掛けたことがある。(余りない苗字だからこれで済む)と、私と同じ苗字の、建設会社の技術者の特許には驚かなかったが、父親の特許公報が出てきて驚いてしまった。たしかこの報酬で小学校入学当時、私の勉強机を買ってもらった記憶がある。そしてその机は今も実家で父がPCを打つときに使っている。
で、いまは、平成2年以降の特許の出願・公開などの検索は特許庁のHPで出来るのだが、なにしろ重い。最近こそ日中でできるようになったが、一寸前までは、夜間か、休日にしないとまともに出来なかった。今でも9時ごろはすごく時間がかかる。といってもこれで残業するのは、あんまり好ましくないということで、「自主的に」残業・出社するはめになる。
http://www.ipdl.ncipi.go.jp/homepg.ipdl

とはいえタダですし、情報の反映も確実であるから、試みられたらどうでしょうか。これだと私の出願特許は44件(平成2年からだから少し漏れあり)内、権利化(会社が所有権を持つ)8件ということになる。(審査待ちがある
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さて製品輸出を計画に織り込んだ場合、アメリカの特許をしらべることもあろうが、これも今までは、冊子状態のものを読み出すしか手がなかった。(これは調査会社が、冊子やCD-ROMを契約した会社に売ってくれる)
アメリカは、日本とかなりシステムが異なり、
「会社名は出てこない。個人の発明になる(3人まで)・・但し日本の出願者は○○会社△△工場内という住所の書き方をする(ヘッドハンティング防止)ため、一発でわかってしまう。特許はあくまで個人帰属である」
「出願の時の内容調査は出ない。公告されて始めて、特許になっていることがわかる」

そこで、調査会社経由で資料を集めるのですが、@NIFTY会員でできるのはこちら。(有償)
http://www.nifty.com/uspfull/

しかし、そこは自由の国アメリカ。GOOGLEさんやってくれました。かなり前のものまで入っている検索サイトをつくってしまいました。しかも無料公開。(英文ですけど)
http://www.google.com/patents

早速、会社名(○○会社内となっているので検索できる。)で自分のを探すが、ない。で国内で6人連名で発明したものがすでに出ているが、米国での発明者枠は3人のため、私の名前が抜けているのに権利化されているのが1件あり・・・・ううむ。
だけど、これはいいものができました

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コメント

デハボ1000 さん
こんばんは いつも面白い話題をありがとうございます。
NIFTYで特許検索ができるのですね。私もNIFTY会員ココログです。今度やってみようかな。
会社勤めをしていたころ、特許係争を担当したことがあります。何も知らなかったので大変でした。大きな会社を相手にした「特許つぶし」でした。「公知の事実」を証明する・・・。ガキの時代の喧嘩の経験が役立つことを知りました。相手がのめりこんで来たところにカウンターを食らわせる等々。実際には、いったん倒したと思ったのにゾンビのごとく生き返ってくるといったことがあり、やっとのおもいで勝ちました。
今の女房殿と知り合ったのが副産物というか収穫でした。

投稿: SUBAL | 2006年12月30日 (土曜日) 22時54分

>「他社の特許を研究し、自社の特許が引っかからないようにする」
>「他社の特許を研究し、期限のきれている特許で使えそうなものを探す」
>「他社の特許を研究し、他社の特許がひっかかるような特許を作る」
私も、法務部に一時所属した事があり、知識が無く大変苦労しましたが、会社のつながりにより、色々な系列店の担当者に助けもらいました。
現在は、総務部ですが、そのときの方には感謝しています。

最後になりましたが、皆様、良いお年をお迎えください。

投稿: 職業訓練指導員 | 2006年12月31日 (日曜日) 15時34分

はじめまして。先日自分は自己反省のブログを始めたばかりなのですが、もしよかったら私のブログに遊びに来て下さい。よろしくお願いします。

投稿: tabahiko | 2006年12月31日 (日曜日) 16時56分

各位

特許のつぶし方、本当に苦労しますね。クロスライセンス契約もやりましたがこれも喧嘩のひとつですね。

こうやってまた自分の特許がその材料に使われていくのは、うれしくもあり、かなしくともあり。
なお、特許管理は、研究部隊が持っている会社と、法務部門が持っている会社と2種類あります。私は前者でしたね。
(もっとも、知人は、自分の過去の特許を理由として、その後に出した特許を拒否査定されたそうです。まああることなんですが。)

投稿: デハボ1000 | 2007年1月 1日 (月曜日) 01時19分

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