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ロハスの概念はなんだろう

スローライフという言葉が膾炙してかなり立ちますが、本当に理解して使っている方ばかりではないでしょうね。
過日ある人の役員退任のご挨拶が来ました。葉書では「これからはスローライフを実践し・・・云々」といっていました。多分郷里で晴耕雨読の生活をされる・・(けどそんな生活できるのかな)・・と思っていたところが、(機械学会の役員をやっていた人なので他の人がほっとかなかったのかと思いますけど)本人はそのうち某地場産業に対して業務指導をし、工業会の顧問にもなりがんばっている由。スローライフという発言はどこに行ったのか、東京と地元を行ったりきたりしています。
題目から見ると私は「ファーストフーズに対する逆(インバース)」だと解釈し、以前は単なる自然食品や、そのような風潮への回帰と考えていました。最近よく読んでみると、解釈する人によって多少違いがあるようで、ある年代を経てから「やっとゆったりと、豊かに暮らすこと。それが私の考えるスローライフです。」という表現もあり、人的依存の多い、考え方に依存するところが多い事柄と知りました。そうなるとスローライフは、田舎に行かないと決して実践できないわけではありません。心の問題です・・といえばそうなります。無理せず、今の暮らしの中で、ほんの少し工夫すれば、心に余裕を持って過ごすことができるはずです。心の中では。
但し、プラットホームが色々ある世界でのスローライフの定義が異なってくるということは注意しなければなりませんね。たとえば、停電・・・・
[だいたひかるの情緒不安定BLOG  http://blog.so-net.ne.jp/daita-hikaru/2006-08-16#favorite]--------  
停電があった時、停電だと思わず電気とめられたと思って、郵便受けに行って、電気代の請求書を見つけて、コンビニで支払いしようと思ってエレベーターに乗ろうとしたら、エレベーターもとまってて、やっと停電かな?と疑った。
そう言えば昔もっと頻繁に停電ってあったよななんて思い出しつつ・・・生活に電気がどれだけ必要不可欠か思い知った。
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高圧送電線の破損(けれども過失にしては船会社は重過失ですね)1つでこうなるわけです。意識下でシンプルな生活への振り替えは最初の一歩たる勇気がいるのでしょうね。

さて、こんどはロハスという言葉が出てきました。やっぱりこれも癒し系統のことばでしょうか。(間違ってもスロハと間違えないように。)
これからのシンプルライフのキーワード 「ロハス」って何?
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「シンプルライフ」
聞いたことありますか?「ロハス」という言葉最近、「ロハス」っていう言葉、よく耳にしませんか? なんだかスペイン語のような、東南アジアのどこかの言葉のような響き‥。実はこの言葉、これからのシンプルライフを語る重要なキーワードなんです。声高に叫ぶ「運動」ではなくても、一人ひとりの日々の静かな暮らしから、世界を変えられるのではないでしょうか
アメリカ生まれの造語「ロハス」とは、Lifestyle of health and sustainabilityという英語の略。「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」といったところで、1998年のアメリカでの研究から導き出されたライフスタイルのモデルが元になっています。日本には2002年に紹介され、使われ始めたようです。

ロハスなライフスタイルとは、
(1)「安ければいい」「効率がよければいい」
という従来型の選択基準とは異なり、
(2)「それは自分や他人のカラダに悪い影響を与えないものか?」「それは地球環境にとってマイナスにならないものか?」
をまず考え、それによって消費や行動を選択していくものです。
そもそも、「健康」と「地球環境」は切り離せないもの。地球がボロボロで自分だけ健康なんて、あり得ないですもんね。(注:健康という定義によって異なると考えるから、そこは見方によって異なってくると思う)
ロハスなモノ・コト
「ロハス」という概念でくくられるものとは、具体的には、「オーガニック・フェアトレード・地産地消・グリーンコンシューマ・環境保護運動・エコツーリズム・リメイクやリフォーム・代替/省エネルギー・コジェネレーション・環境や社会への貢献の高い企業への投資・ホリスティック・東洋医学・リユース・リサイクル‥‥」
といったモノ・コト。ヨガや禅、瞑想といったセルフ・デベロップメントも含まれるようです。でもこれって、皆さんには、身近だったり、関心が高かったりするテーマばかりですよね?
シンプルライフとロハス
そう! ロハスは、シンプルライフの延長上にあるのです。でも、いくら自分の家をキレイにしたって、水や空気を汚すような暮らし方では意味がない。自分ちさえ片づいていれば、あとはドーでもいい! という閉じた思考はロハスではありません。
日々をほんとうに心地よいシンプルなものにするためには、安全なものを食べ、環境に配慮した商品、公正な貿易によって輸入された商品を使いたい。そのためには、目先の値段ではなく、将来自分と自分の子孫に跳ね返ってくるコストを考え、自分の住む地域の環境ばかりでなく、遠い国に暮らす人々の暮らしのことも考えなければならなくなってくるはず。そんな、シンプルな暮らしを敷衍したところに、ロハスはあります。
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あれー、なんかISO14000の環境基準ぽくなってしまいましたが、元の考え方はかなり近いところにあるのでしょう。
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ライフスタイルの世界基準に
世界最大の資源消費国であるアメリカで、ロハスの概念は生まれました。使い捨て文化を謳歌してきたアメリカですが、今やそのロハスコンシューマは成人人口の3割、市場規模は30兆円とも言われます。(本当かな??)目先の利益よりも、10年後、100年後の地球を見据えた暮らし方。それは決して難しいことではなく、むしろ、わたしたちが過去100年間に失ってきた数々のものをもう一度この手に取り戻すことでもあります。それは「便利で効率がいい、だけどなぜか虚しい」という、現代人の心のスキマを満たしてくれるものでもあるのではないでしょうか。
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これの提唱には同意できる面が沢山あります。ただ、それを実施することによる利得が100年後にじわりじわり・・・・という三世代後の利得のための長期的な視点を人間の寿命から見て、私たちは期待できるでしょうか。そこまで、私たちが忘れずにいられるかが一番の課題だと思います。また、今まで大量消費の見本だったアメリカから出た視点。漏れ落ちやプラットホームのずれなど、他国人による補正・調整が必須だと考えます。

ここまで、書いてみましたが、自分でもこのところの知恵が充分だとは思っていません。けれども環境という言葉は廃れない。もっと明確な定義があるかたは教示願いたく思います。

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コメント

えー、「ロハス」っていうのは、要は広告代理店が仕掛けた流行キーワードのひとつに過ぎない、そう言い切って語弊があるなら流行キーワードに堕してしまった、そういう幾多の言葉のひとつに過ぎないと思っています。
最近のレベルでは「自然食で血液サラサラ」とか「エコライフでお肌スベスベ」とか、そんなところと同義まで落ちてしまった言葉だと認識していますが、間違ってますでしょうか??

投稿: TX650 | 2006年8月17日 (木曜日) 01時06分

浅い言葉ならそれでもいいですが、もしかしたら今までとは違うメッセージ性があるかもしれません。もう一寸皆さんのご意見を伺いたいです。

投稿: デハボ1000 | 2006年8月17日 (木曜日) 04時58分

ちょっと前に越渓さんのブログでも議論しましたね↓。
http://chuten.blog17.fc2.com/blog-entry-355.html#more
ちなみに、つい先日ロハスの「サスティナブル」を、「あくせく頑張るのではなくゆっくり、のんびり生活すること」なんて感じで説明しているエッセイを見かけました。ここまで変質してしまったかと、ある意味カンドーしましたね。

投稿: TX650 | 2006年8月17日 (木曜日) 11時50分

そうでしたね。おもいだしました。

あまり、出所が穏やかでない(とあえていう)文言は使わないほうがいいかもしれません。
>ロハスの「サスティナブル」を、「あくせく頑張るのではなくゆっくり、のんびり生活すること」
そこまでいくと、詭弁とは言わなくても、そんな方便もあるのかということになるんでは。

投稿: デハボ1000 | 2006年8月17日 (木曜日) 13時21分

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